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山梨県の地価、過去5/10/20年(~2022年)くらいの傾向

前回の茨城県に引き続き、山梨県です。

山梨県は前年比 -0.58%で全都道府県中 36位で地価が低めです。

山梨県については、20年のデータでは地価があがっている土地がないという結果でしたので、10, 5年のデータを記載します。

過去10年の傾向/トレンド

 {'a': 'sakaori', 'c': 'kofu', 'p': 'yamanashi', 'roc': 1.013},
 {'a': 'joei', 'c': 'chuo', 'p': 'yamanashi', 'roc': 1.036}]

2件のみになります。
中央市の常永、甲府市の酒折。
甲府市は県庁所在地ですが、中央市も人口密度でいえば同等の市のようです。

常永は身延線で甲府まで20分ほどの場所で、付近に山梨大学があるようです。
酒折も近い場所にあり甲府に更に近いですが、中央本線に接続しており高尾まで一本でいけるようです。酒折付近にはワイナリーがあるようです。

過去5年の傾向/トレンド

 {'a': 'kofu-marunouchi', 'c': 'kofu', 'p': 'yamanashi', 'roc': 1.002},
 {'a': 'funatsu', 'c': 'fujikawaguchiko', 'p': 'yamanashi', 'roc': 1.005},
 {'a': 'tsuru-akasaka', 'c': 'tsuru', 'p': 'yamanashi', 'roc': 1.009},
 {'a': 'otsuki', 'c': 'otsuki', 'p': 'yamanashi', 'roc': 1.042},
 {'a': 'joei', 'c': 'chuo', 'p': 'yamanashi', 'roc': 1.093}]

酒折が消え、常永が伸びています。
また、他 東京に近い大月、都留が入っているのと、富士河口湖が入っています。
船津は河口湖駅があり、富士急ハイランドが付近にあります。

まとめ、その他考察

東京の西側は奥多摩など自然が豊富ですが、そこにつながる山梨の東側も山々がつらなり、地図を見れば明らかですが山梨県というのは8割くらいは山林となっています。
その中で新幹線も止まる甲府が県中心地となっていますが、地価としては下落傾向です。

5,10年トレンドで一貫していえるのは常永という土地が堅いということです。駅北側に県内最大とされる大型商業施設としてイオンモール甲府昭和、南の山梨大学付近にはイオンタウン山梨中央があり、大学もあるため県内では活気のある場所ではないかと思いました。

他地域を見た場合、中央本線に接続している地域が強くなる可能性を感じました。
甲府ではなく常永が伸びているのは他県で見たような密から疎へというトレンドが一定関係しているかもしれません。
イオンの都市開発はさまざまなところで行われており、幕張や越谷レイクタウンなど有名ですが、ここ山梨でも着実に行われ、影響を及ぼしていると感じました。


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