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ミニマルになった2020年

お題 #買ってよかったもの

2020年、3月から数ヶ月シンガポールはサーキット・ブレイカーという自宅監禁というか待機になったが、ジョギングとかはOKだった。食料買い出し或いはジョギングかサイクリング以外でマスクなしで外を徘徊していると、ヘタすると何万円とかの罰金チケットを切られる。結構みんな守っていた。それで、僕は仕事の会議はだいたいZoomだったので、毎日、外に出るのは買い物かジョギングだった。

外に出る格好はだいたいジョギングの格好となったので、それまで使っていた財布の中身を濡れてもいいような小さな外がスポンジのようなI-Pod入れみたいなケースに入れ替えて、キーホルダーから鍵もそれに付け替えた。それをポケットにいれれば、すべて必要な所持品が運べた。

だんだん硬貨が邪魔になってきて、コインは持たないことにして、カードと身分証明と鍵だけとなっていく。日々の支払いでも急速に電子化が進んだ。幸い当地ではこのロックダウンは7月にかなり緩和されて市中感染がほぼゼロの現在に至るが、仕事で人と会えるようになってからも昔の財布と革のキーホルダーは復活せず。このジョギング用ケースのようなサイズで、まともな財布を探すことになる。さすがにジョギング用I-Podスポンジケースは、会食しておもむろに取り出すにはビジネスマンとしてはNGかなと。

自分は、あまり持ち物にこだわる方ではないのだが、デザインより機能が気になる。ベルロイというオーストラリアのブランドはどこかの雑誌で昔みて、パスポートケースが最小限の機能で使いやすそうだったので買ったのが5年前くらいか。以来、このパスポートケース↓はとても愛用している。けっこうしっかり造ってあってヘビーデューティ。後ろは搭乗券入れになっていて、ひっぱるつまみみたいなのを引くと、パスポートがすっとでてくる仕掛けになっている。

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収納は、パスポートと、カードを6枚くらい、それで、ちっちゃなボールペンが付いている。このペンが結構活躍してくれている。飛行機が着陸態勢にはいってから、このペンでしゃしゃっと入国カードを書いたり。一度、隣のおばさんがそれをみていてペンを貸してくれというので貸したら、ペンの小ささにウケていた。

あまり調べていないが、たぶんこのベルロイという会社の哲学がミニマリストなんだろう。なるべく小さく、必要最小限のものを機能的に収納して運ぶ。収納先はポケット。Websiteもいたってわかりやすく機能的。これ、おしゃれ無頓着系日本人おやじにウケるのでは?もう売れてるのかな。

それで8月に買ったのがこのカードケース。鍵が外なのが今後の改善課題だが、まあ別にこれまでズボンが破けたこともなく、いざとなればケース内に鍵の部分を押し込んでファスナーを閉じることもできなくはないので、今の所数ヶ月、とても快適。人生の究極の財布キーホルダーを見つけたような。

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唯一問題といえば、ジャパニーズ・ビジネスマンの習癖として、いつでも名刺をと思ってしまうので3枚ほど名刺をこの中にいれているが(いつ何時、顧客になるかもしれない出会いがあるかもしれないと思う妄想)、カードを出し入れしていると名刺がだんだんボロくなること。内ポケットが両サイドにあるのでそこにいれておけばいいんだが、それだといざというときの取り出しがぎごちなくなる。

まあ、名刺入れや名刺のはいったスケジュール帳をもっていない状況で財布から名刺を出さないといけない状況があったのは、3ヶ月でたった1回だけだったので、名刺携帯は単なる杞憂にすぎないことであったが。それに今どき、携帯電話で連絡先交換が増えてきたし。名刺入れ機能が削ぎ落とされてさらにスリム化するのは時間の問題のようである。



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