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『太平洋の地獄:ペリリュー』苦闘記①

上陸1日目シナリオを4回プレイしていまだにクリアできていません。このゲーム難しい!今回の記事ではこのゲームの難しいポイントと、現在感じている戦術・戦略のコツについて書いておこうと思います。

難しいポイント

少ないアクション数

アメリカ軍は日本軍よりずっと強いです。もしすべてのユニットを毎回動かせるのであれば勝利はかなり簡単だと思います。ですが、アメリカ軍には動かせるユニットにかなり厳しい条件がかかっています。

2つのスタック+大隊司令部とスタックしているユニット+連隊司令部とスタックor隣接しているユニットを動かすのが基本です。ただし、司令部ユニットが上陸してくるのは数ターン経ってからなので、それまでは海岸で釘付けにされがちです。

また損害による強制敗北条件があるので、ステップの少なくなったユニットはうしろに下げたいのですが、このアクション数制限のせいでうまくいかなかったり。

ブラッディな近接戦闘

強制敗北条件と最高に相性が悪いのが近接戦闘という要素です。通常の日本軍の射撃ももちろん痛いのですが、近接戦闘に比べたらずっとましです。

デッキのなかには対応する陣地色のカードが各色27枚ずつ入っているので、ヒットを受ける与える確率は50%です。例えば日本軍のデッキが4枚なら2ヒット食らう可能性が高いわけです。2ステップロスすると確実に代替ユニットを使うことになるので、強制敗北に1歩近づいてしまうのです。

しかも、日本軍ユニットと強化マーカーのなかにはこの近接戦闘を要求してくるものがあり、避けては通れない試練になっています。このようなユニットはユニット全体の30%、強化マーカーも強化マーカー全体の30%あります。これがほんとに辛いのよー。

一番ムカつくのは戦力1で近接戦闘を要求してくるユニットです。

日本軍の反撃

なんとか陣地を攻略し、損害も抑制していたアメリカ軍をゲーム終了間際に襲うのが日本軍の反撃です。これは戦術・作戦的には勝ちイベントです。わざわざ日本軍が陣地から出てくれるので、勝利条件を満たしやすくなります。

ただし戦略的には負けイベントです。なぜなら日本軍の攻撃方法が近接戦闘だからです。日本軍を撃退したぞ!でもこっちも損害でた。あ!強制敗北条件を満たしてしまった!!ということが頻発します。現時点では4回のゲームは全部これで負けました。

守備がめちゃうまいプレイヤーがやってくる反撃と一緒です。一番嫌なタイミングで一番嫌なところを突いてきます。ランダムなはずなのに…。めっちゃ手強い。

戦術・戦略のコツ

①包囲して攻撃しろ

ですが、私も何度も撃退されながら学んでいきます。まず陣地攻略において最も大事なことは目標を包囲してそれから攻撃することです。

浸透移動はダメージ受ける可能性があるため忌避されるかもしれませんが、実はその確率は17%しかないのであまりビビらなくてもいいと思います。

包囲すると強化マーカーが追加で配置されることがなくなったり、近接戦闘における最恐イベント「増援」の効果が無くなくなったりするので、攻略の難易度がグッと下がります。

②近接戦闘の前に強化マーカーをはがして混乱させろ

近接戦闘を要求してくるユニットに対しては、相手をなるべく弱体化させてから近接戦闘を仕掛けるべきです。

強化マーカー付きの混乱していないユニットを1度の近接戦闘で倒すには3ヒットが必要になるので、4ステップユニット+火炎放射器+ヒーローでようやく半々です。きっつ。

なので、砲撃したり、普通に攻撃を仕掛けて選択損耗させたりで、強化マーカーを剥がし、混乱させて、それから近接戦闘を仕掛けましょう。

③あんまりスタックさせない

戦闘力が足りなくて困るということはあまりありません。一方でスタックさせていると、集中目標になったり、大隊司令部をスタックできなくなったりとデメリットが多いので、なるべく薄く広げておいたほうが良いような気がします。

③陣地B3、B10の無血占領を狙え

初期配置の時点で空いてるので序盤で取りにいったほうが良いと思います。まあ、そらね。

④B5~B9の陣地は一番取りやすいところから突破

B5~B9の陣地も海岸の安全を確保するために抑えたいところです。

1ヘクスおきの陣地になっているおかげで、どこを取ってもそこからユニットを浸透させることができるので、一番攻撃しやすいところから突破を狙ったほうがよいでしょう。

間違ってもジャングルにいる4戦闘力の近接戦闘要求の陣地から突破を狙ってはいけません。(狙った)

全然本題と関係ないんですけど、この紫、青、赤、緑、黄の並び見てると某ボイロ達が浮かんできます。

今後の課題

序盤、海岸を突破したあと北にいくか南にいくかどちらのほうが良いのかはまだ分かりません。とりあえず今は北に向かっています。

むすび

ルールは40Pありますが、日本語版で追加されたプレイブック冊子がとても便利でプレイにはあまり困っていません。おすすめです。
難易度が高く、かなりやりごたえがあります。


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