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11/26 TSS

11/26にTSSの例会に参加してきたのでその記録。

朝から晩までひたすらポエニ戦争をプレイしてきました。写真はない。すまん。

1戦目はナミスさんとプレイ、カルタゴ担当。
双方初プレイでなんだかよく分からないうちにカルタゴが勝利。ローマの攻城兵器の出目があまり良くなくてそのまま押し切りました。

2戦目もナミスさんとプレイ、カルタゴ担当。
第1戦争カルタゴ、第2戦争ローマが勝利。第3戦争でため込んだRPを放出して一気に勝つぞと思っていましたが、累積VPによる講和を忘れていて敗北。

3戦目はいとさんとプレイ、カルタゴ担当。
いとさんは初プレイなのでインストしつつ。第1戦争はローマ。第2戦争では積極的にアフリカに進出してきたローマ軍を、スペインからイタリアを駆け抜けアフリカに上陸したハンニバルがそのまま押し切って勝利。RPの差が大きく、ローマ軍が投了したのでカルタゴ勝利。

4戦目もいとさんとプレイ、ついにローマ担当。
第1戦争でサドンデス勝利狙えないかなーということで、ターラントに8個軍団を動員して海へGo。カルタゴ軍もローマ上陸を狙いますが、ローマ軍は無視してアフリカ上陸。どうもこれではカルタゴ軍が辛そうだということで終わりました。

5戦目はTraJanさんとプレイ、カルタゴ担当。
タレントゥムにでかいタンクを作る作戦への対抗策が何かないかということでカルタゴを。サドンデスだけは回避しようということでカルタゴエリアをひたすら固めて第1戦争はローマが勝利。その後、第2、第3をカルタゴが勝ったので勝利しました。

話題になった局面

こんな感じでどべーんとターラントに8個軍団を置いて独裁官カードで海へ進出、アフリカを席巻してサドンデスを狙うのはどうだという話でした。

問題になるのはカルタゴエリアでの攻城戦ですが、どうもこれが5割強成功する状況もありそうな雰囲気です。細かい計算などは整理してまたnoteにまとめようと思います。
しっかり対応すればもちろん防げるようですが、いきなり負けると辛いので、とりあえず第1戦争のカルタゴは軽々に外に出ないほうがいいかもしれません。

こっちもイタリアを攻めたるぞーと思って上陸してもイタリアが4エリア、カルタゴが3エリアで完全支配にかかる時間が異なるのが辛いところですね。

初プレイで気を付けたほうが良いこと

初見で詰むかもしれないカードをご紹介します。

スキピオ/元老院

スキピオはローマ側のカードです。元老院はカルタゴ側のカードです。
元老院の効果が非常に強力で、これを使用するとローマ軍は一切アフリカにタッチできなくなります。
ただし、スキピオを使用すると元老院の効果は打ち消されます。
そして、スキピオにはローマが戦争に勝利するとゲームから退場する効果があります。
つまり、スキピオをゲームの早い段階(第1戦争とか)で使ってしまうと、ゲームの残りの期間中ずっとアフリカに上陸できなくなってしまうのです。ほぼほぼ勝負にならなくなるので、このことは覚えておくべきでしょう。

シラクサの同盟破棄

カルタゴ側のカードです。問答無用でシラクサをカルタゴの支配下にする効果があります。シラクサは城塞エリアかつ、シチリアとイオニア海の支配に関係する重要都市です。このカードは使用するタイミングによっては勝敗を左右しかねません。
ローマプレイヤーは、シラクサは1度占領しても簡単に取り返されることを戦略に織り込んでおくべきでしょう。
シラクサに駐屯していたローマ軍は退却することになり、消滅するわけではないので再攻略も視野に…。
使用したらゲームから退場するのがせめてもの救い。

ケルト人の蜂起

カルタゴ側のカードです。ガリア・チザルピナにカルタゴ軍団1個を置くか、ローマのRPを1削る効果があります。
RPを削る効果が凶悪です。1RP=約3行動の価値があるので、1行動と3行動のトレードです。逃げ切りを狙うならシンプルに強いです。
逆にカルタゴが追いかける展開ならあんまり使う意味はないかもしれません。

感想

面白いです、しばらくやりこんでみたいです。
恐らくですが場面場面で取るべき戦略というのがちゃんと用意されているように感じました。そして、戦略が行き詰ったときに野戦や攻城戦に活路を求めることになるのではないでしょうか。

戦闘は3個軍団vs2個軍団で2個軍団が勝つ可能性がそれなりにあるという意味ではやや振れ幅が大きいように感じられるかもしれません。しかし、その分、戦略はまずかったがこの野戦で勝てればなんとかなるぞ、という逆転要素をプレイヤーに常にもたせてくれます。この時代の「会戦」がもつパワーの大きさを考えるとこのバランスは適切なのかなと思います。

たぶん、無暗にイタリアやアフリカに上陸してもマジで意味がないゲームです。ただ、何かしっかりと意図があって上陸したのであれば必ず状況を好転させられます。そんな印象です。

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