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ドイツ語ゲーテ検定B2に独学1年半でコスパよく合格する方法

ドイツ美大留学を目指しているかしいです!
この度ドイツ語の中級2番目のレベルである「ゲーテ検定B2(GOETHE-ZERTIFIKAT B2)」に合格しました!
独学で「効率よく」合格するために、私がやった学習方法をこの記事に記します。

A1、A2、B1レベルのときにやった学習法はこちら。


文法学習

YouTubeの「Learn German」チャンネルのB2コースを1周しました。
ただ、どうもB2の途中で更新が止まってしまったらしく、このチャンネルを見るだけでは残念ながらB2の範囲を網羅できません。

特に、Konjunktiv I(間接話法)は説明がなかったので注意が必要です。

足りない部分はゲーテ検定試験対策の教本をやる中で個別に調べて学びました。

ゲーテ検定試験対策

試験対策はこの問題集3冊をまるまるやりました。

B2は2019年に試験方式がかなり変わっているので、最新版の教本を買うように注意してください。
Fit für〜は練習問題が豊富で、Mit ErfolgとPrüfungstrainingの2冊は模試が4種載っています。
まずは上の2冊を買ってみるのがおすすめです。

復習も含めると2〜3ヶ月程度、試験前に準備期間を取るとよいです。

ゲーテ検定の公式ホームページにある練習問題も解きました。

「読む」(Lesen)、語彙対策

Euronewsのドイツ語版をよく読んでいました。

重要な国際ニュースは日本のニュースでもやるので、大体の内容を把握した上で読むことができます。
事前知識がある状態で読むことで、知らない単語を学ぶのに役立ちました。

「聞く」(Hören)対策

YouTubeのZDFチャンネルでドキュメンタリーをよく見ていました。

ディベート番組なので、Sprechen対策にも役立ちます

Ardmediatekのドキュメンタリーも面白いですが、パソコン版じゃないと字幕が出せないのがやや不便です。

「書く」(Schreiben)対策

ゲーテ検定対策本の練習問題の回答を言語学習アプリの「HelloTalk」に載せて、ネイティブの人に毎日添削してもらいました。

また、ゲーテ・インスティチュートの書くトレーニング・オンラインも受講しました。
毎週250ワード程度の作文を提出して添削してもらうコースで、8週間(課題8つ)で32000円でした。

システムがかなり使いづらくて、正直満足度はあまり高くなかったです。
添削してもらえるだけでなくオンライントレーニングもできるのが魅力だと思ったのですが、あまり体系だっておらず残念でした。
ただ、ゲーテ・インスティチュートのコースを受けるとゲーテ検定試験の受講料が割引になるのはメリットでした。

「話す」(Sprechen)対策

独学で不足しがちなSprechenの対策では、Tandemのアプリを使って一緒に話してくれるパートナーを探しました。

Tandemでのランゲージエクスチェンジパートナー探しのコツはこちらの記事に書きました。

また、定期的に話す機会を設けるためにVollmondのグループクラス「中級スピーチクラス」(オンラインコース、週1回)も受講しました。
講師1人:生徒4人で、ひとりづつ2種類のプレゼンテーションを披露します。
Sprechenの1部はプレゼンなので、その対策に役立ちました。

欠席時に振替できないのがやや残念ですが、4回で11000円は良心的な価格設定だと思います。
火曜夜20時〜21時の都合が合う方にはおすすめのコースです。

まとめ

B2レベルになってくるとかなり難易度が上がり、2022年3月に1回目を受けたときはSprechenSchreibenのモジュールを落としてしまいました。
ドイツへの留学も迫っていたため、B1までは独学オンリーでやってきましたがB2ではオンラインコースも試すことにしました。

2022年8月に2回目の試験を受けたところ、無事全モジュールを合格することができました!

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