見出し画像

ちょっと1回死んでくる

なかなか物騒なタイトルを付けてしまいましたが(笑)

実は店主るーこ、もうすぐ誕生日です。

不思議なことにここ数年、
誕生日が近づくと立ち直るのに時間がかかるような心折れる出来事があり
ゴールデンウィーク明けからようやく本調子になってくるという謎のサイクルが発動し始めました。

というわけで最近絶不調でして
「また今年もか……」という暗い気持ちで過ごしていたのですが
ついうっかり弱音を吐いたところ、大尊敬する方から喝をいただきました。

もう恥ずかしいったらありゃしない。
考えれば考えるほど、出るわ出るわ自分の悪い癖。

気づけばわざわざずーっと絶不調の種まきをしていました。

もう一度ゼロから出直すために
忙しさにかまけて積読になってしまっていた本の中からこの3冊を取り出して読んでいたら、情けなくて涙が止まらなくなってしまいました。

でも、本を読んでいたらあったんですよ!
この謎の負のループから抜け出すためのヒントが。

仏教では輪廻転生の考えがあり、
輪廻転生は苦であり、そこから抜けるために今生で智恵を得て実践していかなければなりません。(ざっくりと)

かなり壮大な話だなと思って「知って」はいたのですが、
1日、1週間、1年、10年……という短い期間で見た時にもこの智恵が活かせるではないか! とピンときたのです。

逆のものさし講の皆さんは「え?! 今ごろ?!」
と思われているかもしれませんが(笑)
やっとこのタイミングで気づいたんです。

それから今まで読んだいろんな本を引っ張り出して読み直したら
全く違う世界が広がっていて、もはやパラレルワールドです……

今思い出したこれも、それも、ちゃんと読んでたやん……
分かったつもりでぜんぜん肚に落ちていなかった_(┐「﹃゚。)__
こうやって使っていけばいいのか!

夢中で禅問答を繰り返していたら、上手くいっていなかったことが少しずつ望む方向に動き始めました。

今回のことで肚に落ちた智恵をもって1回死んできます。
生きながらにして生まれ変わるとき、智恵を備えてまたゼロからスタートすることができる。

それはいつ、どこからでもできるけれど
数日後に誕生日を迎えるというこのタイミングでいろんな出来事が起こったということがなんだか嬉しく思います。

私の名前は「香」といいます。

初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す

当時の姓に「園」という文字が入っていたことと、この句から
「花園の香りが香るように」という想いを込めておととし亡くなった実の父がつけてくれたそうです。
(4月生まれなので句の時期とはズレてしまいますが)

美しい花の種を撒いて、咲かせて、良い香りで周りを幸せな気分にしなければいけませんね!

今年は人生で最高に誕生日が楽しみです♪

あなたのサポートが、次のステキな1冊に……♡ ぜひぜひサポートよろしくお願いいたします!