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ブラジャーを着こなす

『リュー・ドゥ・リュー』が、親身になってくれる良さの一つに、
ブラジャーの選び方のみではなくお客様自身が装着して
「あー、なるほどー。こういう着け方をすればラクなのね」
と満足感を得るため一緒にフィッティングを練習し、無理なく着けられるように寄り添うことです。

『体得』していくお手伝いとでも申しましょうか。

龍は言います。
「ブラも生活の道具で消耗品。だから、いつだってさっと取り出せて、パット使いこなしてほしい」

ためらいは禁物なのです。
あなたのところにやってきた、ピッタリサイズのブラジャー&ボトム。
「素敵な下着は、いつかハレの日に着けるためにしまっておく」
ありがちな言葉を耳にしますが、
もったいない!かなしい思考ですよ。

クローゼットの引き出しの中で、ジィーッとしているブラジャーさんに失礼であり、あなたの身体に対しても、待ちぼうけをさせているようなもの。


「今日から着けてこそ、なんぼのものよ」龍はニンマリします。
そして、こうも言います。
「ブラジャーってのはね、衣紋を抜くみたいに着けるものなのよ」と…。

もしもし龍さん、
輸入下着からスタートしているあなたから『着物』っていう言葉が飛び出すとは…。ブラジャーなのに、なぜに和装の方程式???

「それはね、長きに渡り日本人として受け継いで来た、生活習慣や身体の使い方を、一番活かせる着付け方なのよ。」

リュー・ドゥ・リューでは、道具(ブラジャー)を使いこなす(フィットさせる)ために、ブラジャーの着け方レッスンをもれなく行っています。

骨格と、筋肉や脂肪のボリュームをまとめている身体は、関節ごとに常に動いていて呼吸もしています。
ブラジャーの着け心地にストレスを感じるようであれば生活の質を落とすばかりです。

①左右の肩紐にそれぞれ腕を通し
②ホックを留めて
③左右のバストの山の底辺にワイヤーをあわせ
④ワイヤーのカーブの外側をつまみ持って、少しカップを浮かせ
⑤反対側の手でボリュームをカップ内に収める
左右おこなったら
⑥肩紐を背面におくりこみ

フィッティングに大事なツボはここあって
⑦背面に収まっているアンダーベルトの位置を両手で下げる

前述の「衣紋を抜く」感覚が解るところです。

着物の着付けに置き換えれば、ワイヤーが支えているところは、帯の上部。
ここに、身体の支点(動かない点)を作ることで、姿勢が起きて胸が自然に開き、一瞬で呼吸がラクになるのが解ります。

ブラジャーが苦しいと思い込んでいた方、
締め付けがつらいと避けてていた方がとても驚くところです。


初めてお店でフィッティングされた方ほぼ全員が
「今までの着け方と違います!まったく苦しくない!!!」


アンダーベルトの位置が下がれば下がるほど、
横隔膜の上がり下がりがスムーズに行えるので、呼吸はラクになるのです。

着物の着付けを意識したブラジャーの着け方は、装着時に苦しくなく、ラクに身体が動けて呼吸もスムーズに。
道具を使いこなせて『素敵』に向かうのが解ります。

お客様の中に「このまま着けて帰ります」とおっしゃる方がたくさんいらっしゃるのは納得です。
そして、洋服を着けてフィッティングルームから出られた時、いちだんと明るく素敵になるので、スタッフも嬉しさ倍増です。


この着け方をご自身の場所(家)で再現できるまで、練習が必要です。
「出来るようになりました」
というお声を聞くまで、何度でもお手伝いをさせていただきますよ。



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