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(私見)帝京大学(R) 対 天理大学(B) 大学選手権準決勝レフリングレヴュー

大学選手権 準決勝

帝京大学 (R) 対 天理大学 (B)

レフリー;大内、AR;水谷、加古


0218 R Knock on no ADV back to scrum
/ 反則が起きているように見えないのでプレーを続けさせても良いのでは

0537 B #11 ADV High tackle PK

0725 Ball out

0742 B Not roll away
/ 正しくジャカルしていたとしても、クイックボールがロールアウェーによってできないなら、声をかけてジャッカラーにボールから手を放させるのでなく、アドバンテージを挙げるべき。

0852 LO maul unplayable, R ball
/ どちらが持ち込んだかわからないモールのアンプレアブル→モールが前に進んでいた、攻撃側。なので正しい再開。

1035 B FK
/ 相手フリーキック時にチャージに行くべき

1114 B #12 PK Not roll away

1305 B ADV Not roll away Over

1329 R TRY ( 7 - 0 )

1615 R TRY ( 14 - 0 )

1844 R ADV Not roll away first PK
/ レフリーがジャッカルしているプレーヤーに「No, no」と掛けているのにやり続けたのでロールアウェーを先にしないといけない反則。0742とのバランスが悪い。

2016 B TRY ( 14 - 5 )

2208 R PK Not roll away
/ 相手に捕まえられていたとしてもタックラーのリアクションが必要。

2310 R ADV Not roll away over
/ オーバーにすべきではない。 (ER)

2528 B Knock on (ND)

2539 B Maul unplayable

2726 B #8 Off side in LO (ND,AR2)

2833 R Neck roll (ND)

3455 B TRY ( 14 - 12 )

3641 B Obstruction from kick off (ND)
/ ビッグゲインはオブストラクションでタックルにいけなかったから。

3837 B High tackle head contact??

3917 R PK Not release the ball. PG Unsuccess


2nd half

4106 B PK Not release the ball

4214 R TRY ( 19 - 12 )

4402 touch by B, R ball LO
/ Bがボール触れた時にはタッチに触れていたし、ボールも立平面を越えていたようにも見える。その場合はB ballのLO

4500 B #6 ADV Not roll away PK

PG success ( 22 - 12 )

4702 R ADV Off feet PK

4835 B PK Sealing off

5359 B #4 PK IFOK(Infront of kicker), Kick in 10m

5503 Referee poor agility at LO peal play

5633 B High tackle (ND)

5807 B ADV High tackle PK

5820 TRY cancel before in touch (HID, ER by AR1)

5944 B ADV LO Maul forming collapsing PK

5957 B Not roll away (ND)

6101 B #6 LO maul collapsing (ND)

6108 B #5 ADV High tackle PK

6852 R #7 PK Off feet


Scrum

B 0300 Bind reset

   0330 BO

R 0430 B 0441 FK Early engage

R 0510 B #1 ADV Head up

R 0635 Bind reset

   0700 BO
   / BOしているけれど、B LH の姿勢が内に向きすぎています

R 0930 R Set reset
   / B LH のヘッドダウンの反則のように見えます

   1004 R TH FK Lean in
   / B LH がバインドで体重をかけすぎていたため、R THが姿勢をとりに行って組み合うことになったように見えます。

R 2625 B PK Early engage
/ スクラムでのFKの反則が2回目なのでPKになります。

B 3430 BO

2nd half

B 5220 R LH PK Early engage (ER)
/ 肩と肩の接触がないのにアーリーエンゲージの笛は必要でないと思われます。スクラムでの2回目のFKなのでPKです。

B 5720 BO

R 6445 B LH PK Collapsing

R 6320 B PK Early engage
/ 3回目なので、何らかの注意が必要です。

R 6355 B LH PK Angle

R 6435 PI reset head up / B Head up (ND)

   6525 Bind reset

   6550 Set reset
   / AR2からのレポートがないなのなら、レフリー自らそちら側に立ってマネジメントするべきです。

6645 R TH PK Head up
/ ボールを投入する前に押し込まれて頭が上がったとするならBのアーリープッシュです。

R 7105 PI reset

   7155 Set reset

   7235 B ADV not stay straight BO over get inside 22m
   / 押し込まれて反則ですが、ボールアウトしてアドバンテージを見て、相手22mの向こう側でタッチに出たのでオーバーしました。妥当と言えます。

R 7610 B ADV Collapsing over
/ ハーフウェーで反則、アドバンテージ中にボールがスクラムからでましたが、22mの外側でノックオンなので、オーバーにするべきではない。 (ER)

B 7725 BO

R 7845 Set reset

   7925 BO

 スクラムのリセットが少し多くなりました。大学の試合ではスクラムでのやり合いがあって、インプレーの時間がどうしても少なくなりがちですが、正しく、そして厳しく対処することで、スクラムコンテストを導き出すようなマネジメントが必要です。
 10点リードのチームのトライキャンセルエラーは、致命的です。足はタッチに触れていたが、ボールを触ったタイミングが微妙、などの判定のミスならばまだ理解できますが、タッチと判定されたプレーヤーの足は一度もタッチに触れていないので、HID(High Impact Decision)のエラーになります。
 ハイタックルの基準も一定せず、今シーズン導入の「胸骨より上部へのタックル」は基準が定まりませんでしたね。

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