見出し画像

家でのIngress、いったい何をしているのか:RuinDigの場合

外出しにくい世界

新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、去年に比べて外出しにくくなった。外出できないわけではないが、やたらめったら外出できなくなったと言えば良いか。

外出しにくい影響で、最近はポータルを巡る事すらほんの少ししかできていない。出社がなくなり在宅勤務になってポータルを訪れる機会は更に減った。

列車を使って県境を越えた移動もしたいが、まだそれもままならない。

Ingressを始めてから5年が経ったが、未だに海外でIngressする機会が、海外のポータルを訪れる機会がない。"Adventures on foot"の存在が揺らぐ世の中になっている。

じゃあこれまで何をしていたのかというと―

テッセレーション

去年の10月から始まったボードゲーム。テッセラと呼ばれる六角形のメディアを収集し、テッセレーションボード上のどこに配置するのか予測する形式のゲームになっている。

画像1

テッセレーションボードに配置されたテッセラの数々:https://www.januslaboratorium.com/tessellation

画像2

メディアとして入手するテッセラの例

元はというと、ナイアンティック計画研究員がネメシスに次々に襲撃され、アノマラスバブルという施設に隔絶された事に端を発する。

ルールは以下の通り。

元々は提示された手がかり(=ヒント)からテッセラが出現するポータルを特定して、そのポータルを訪れてテッセラを手に入れてIngressフォーラムの指定されたページに所属陣営を添えてテッセラのスクリーンショットを投稿するというのが基本だった。しかし、直近の世界情勢を鑑みて、暗号解読(デコード)形式でパスコードを取得してテッセラを入手できるように変更された。ポータルを訪れる事なくテッセラを入手できるようになったのだ。

しばらくして、実績メダルが出るようになった。

これまでのテッセレーションの様子を解説しているものは数少ないが、以下のようなブログ記事やnoteがある。

試験問題とする手がかりをエージェントに解かせておきながら、いざ解説してみると公式な資料が全く存在しないのに正答を選ばせる悪問が出された事があれば、

日本のポータルが鍵となっていながら、日本のエージェントが混乱するような時もあった。

これまで登場したテッセラの情報は以下のファンサイト「Ingress Tessellation Summary」にまとめられてきた。

こうして長く繰り広げられてきたテッセレーションは7月になって終わりを迎えようとしている。

"長い道のりだったね。あともう1ラウンド残されているだろうし、そこで歓迎を告げるときとなるか、別れを告げるときとなるだろう。あともう少しだ。"
"It's been a long trek. I think we have one Round left, and it'll be time to either say welcome or bid farewell. Almost there."
出典:PROJECT LYCAEUM(2020年6月25日)「残りは1ラウンド」https://ingress.lycaeum.net/2020/06/20200625-1434.html, 2020年6月29日参照。
"ライトナー:私の見立てでは、7月末までには全てを終えることになるだろうね。"
"ライトナー:テッセレーションに限っては、だよ。"
"Stuart Lightner
My understanding is all will be complete by the end of July."
"Stuart Lightner
as far as the tessellation goes"
出典:PROJECT LYCAEUM(2020年6月27日)「テッセレーションについて(4)」https://ingress.lycaeum.net/2020/06/20200627-084549.html, 2020年6月29日参照。

元々テッセレーションは2020年4月に終わる予定で、2020年5月のレクイエム・ミュンヘン(ドイツ)でネメシス・シーケンス終幕すると見込まれていた。

しかし、既報の通り、2020年に予定していたライブイベント(リアルイベント)は延期され、アノマリーイベントは開催しない事が正式に発表された。

『イングレス ザ・ナイアンティック・プロジェクト』

2015年10月に発売されたIngress公式小説の日本語版『イングレス ザ・ナイアンティック・プロジェクト』を購入から5年が経ってやっと読み終わった。

実は2015年の発売当日あたりに買って、冒頭の数ページだけ読んでいたが、英語がややできるとはいえ、当時はIngressのストーリーラインをほとんど理解しておらず、内容があまり飲み込めなかった。しかし、ストーリーラインについてある程度解説や考察ができる程に理解ができてきた今となっては滞ることなく読み進められた。

Virtual First Saturday バーチャル・ファーストサタデー

毎月第1土曜日に行われる公認イベントであるファーストサタデーは、各開催地域にエージェントが足を運んで集まる形式から、ビデオ会議システム(Zoom)とTelegramを用いた形式に変わった。

【Niantic社の山崎富美さんによるブログ】

PROJECT LYCAEUM プロジェクト・リュケイオン

ファンサイトのプロジェクト・リュケイオンでは書き起こしの修正と少々の記事公開を主にしている。最近は手が止まっているが、過去記事の補完も進めていくつもりだ。

ドローンネット

家にいながらポータルをハックする事を可能にしたのが、この「ドローンネット」の機能だ。

画像3

メインメニューから「ドローンネット」を選び、「ドローンの映像」の画面内で捉えられるポータルを1か所選び、ドローンを移動させ、ポータルをハックするという仕組みだ。

Ingress Prime ver.2.50.1から、ドローンネットの姿がスキャナー上(=アプリ内)で確認できるようになった。

東京を遊覧したり、峠を越えたりと、様々な楽しみ方が生み出されている。

まだ俺は操作感覚に慣れる目的で近所のポータルへ飛ばしただけに終わっているので、10km越えを目指してドローンネットをそろそろ飛ばそうかと考えている。

その他

ここ最近は手が止まっているが、PROJECT LYCAEUMなどの情報を基に年表を書いていたりする。

また、所有する36枚のIngress公式・公認カードの裏面に記載された情報の日本語訳を書いたりしている。

5月にはウェイスポット*1の審査システムであるNiantic Wayfarer(ナイアンティック・ウェイフェアラー)がレベル11のIngressエージェントに開放されたが、後回しにしてばかりでまだアクセスすらしていない。

画像4

レベル11

【Niantic社によるウェイフェアラーの公式紹介動画(日本語字幕付き)】

*1 ウェイスポット:Ingressにおける「ポータル」やポケモンGOにおける「ポケストップ」と「ジム」、ハリー・ポッター:魔法同盟における「宿屋」と「砦」を総じてウェイフェアラーではウェイスポットと呼ぶ。

世界中が平穏を取り戻して外で思う存分Ingressができるようになった暁には、海外のポータルを訪れたいという希望を抱きながら家でIngressをしている。

-end-


この記事が参加している募集

スキしてみて

読んだ後は投げ銭のほどよろしくお願いします。日々の活力になります。Amazon欲しい物リストもよろしく:https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/9FWMM626RKNI