【声劇台本】当て馬なんて言わせない【不問×2】
本文
A「あ、また小説?」
B「げ。今日も来た。君も変わらないねぇ」
A「今日も一人で教室の隅っこでイジイジ小説なんか読んで。相変わらずもここまでくると大したものだよねぇ。感動を覚えるよ、逆に」
B「こっちも感動を覚えてるよ。このやり取り何回目?毎度毎度懲りないねほんと」
A「せっかくの眩き青い春。二度とは戻らぬ輝かしき時間。教室の隅っこで終えることになってもいいわけ?」
B「別に。これはこれで退屈しないから」
A「小説なんかの何がいいんだか理解できないよ。文字だけでよくわ