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文章を書く効果

仕事で文章を書くようになり、文章を書くことによってなにか良い効果が得られたら良いなと思い始めました。そこで文章を書くことによる効果について調べてみました。

|心を静める効果

文章を書く行為を日常的に行っていると、気分・幸福度の向上、ストレスレベルの軽減といった効果があるといわれています。

特に将来の目標の達成についての文章を書くと、幸福度・健康度が向上する可能性があることがわかりました。

ただし「トラウマ」になるような体験をした人がそれについて書くと、抑うつ状態が悪化するといわれているので注意が必要です。少なくともその出来事が起きてから半年経過する必要があります。

半年を過ぎると、文章を書くことで感情に良い効果を与えられるようになってくるということです。

|感謝の気持ちを強く持つことができる効果

ある研究論文によると、週に一度、自分の生活の中で起こった「良いこと」を書き留める習慣を身に着けると、高いモチベーションを保つ効果があるとの発表がありました。

ただし、週に一度という頻度がとても重要で、これが毎日書くとなると効果が薄れてしまうということもわかっています。毎日書かなければいけないというプレッシャーが、良い効果を潰してしまうということです。

高いモチベーションを保てるかどうかが大切なので、あまり自分に負荷を与えすぎないよう、頻度には気を付けましょう。

|脳を鍛える効果

文章を書くことによって、脳を鍛える効果があります。文章を書くという行為は、読書よりも大変です。なにを書くか?どんな言葉が適切なのか?と考えることが多くあります。

また書く時には、ペンで書いたり、キーボードを使ったりと手を動かす動作も必要になります。この手先を使う動作でも、脳は働いています。文章を書くという行為は、脳のチカラを総動員させないとできないことなのです。

文章を書くというだけで、脳の大脳皮質・右脳・左脳・前頭葉・運動野・視覚中枢・言語中枢・・・と脳全体が活動しているのです。

文章を書くのが苦手という方もいらっしゃいますが、これだけの能力を使うのですから、脳が疲れてしまって嫌になるのも当然ともいえるでしょう。

文章を書くことが苦手な方は、まず短い日記から始めて、脳に慣れてもらう時間も必要かもしれません。筋トレのように、脳にも脳トレが必要なのです。

|文章を書くことで若々しさを保てる

文章を書くためには、好奇心も必要となってきます。日頃から何かに意識を持てないと、何を書いたら良いのかわからなくなります。

書くというアウトプットをするためには、情報を得るインプットが必要です。情報を何も持っていない人が、何かを書くというのはかなり難しいことでしょう。

子どもというものは好奇心の塊です。大人になっても好奇心を持ち続けていられる人は、若々しいといえるのではないでしょうか。

そう考えると文章を書き続ける効果は大きいと考えられます。

|他者に共感できる効果

文章というものは、読む相手がいてはじめて成り立つといえるのではないでしょうか。自分だけが読む日記を別にしたとしても、ほとんどの文章は誰かに読んでもらうために書いています。

誰かに何かを伝えるには、伝え方も大事になってきます。その懸け橋になるのが「共感」ではないでしょうか。そう考えると、文章を書くことによって、他者に共感する力が育つように思えます。

|まとめ

文章を書くという行為は、さまざまな効果が得られるということがわかりました。心を静める効果・感謝の気持ちを持つ効果・脳を鍛える効果・若々しくいられる効果・他者に共感できるようになる効果など、想像した以上に良い効果があることがわかりました。

自分の成長のためにも、今後も文章を書き続けていきたいと思います。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

以下のところでも記事を書かせていただいております。こちらもよろしくお願いいたします。


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