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青森へ行きます

鉄道が日本を走ってから150年。
JR東日本では、こんな素敵なフリーパスがあることを(うかつにも)つい最近知りました。

連続した3日間、JR東日本の新幹線も特急も乗れちゃう切符。
新聞を読んでいた家人に教えてもらったのが5日前でしたので、もう連続した3日の休みは取れないし。。

仕方がない。1日は日帰りで、あとの2日は一泊しよう。
というわけで、「休み、仕事、休み」の3日間を使って行くことにしました。

「行くぜ東北!」

【1日目】 東京→秋田→男鹿→秋田→東京  (1400km)
【2日目】 東京→新青森→青森 (泊)(700km)
【3日目】 青森→蟹田→青森→大湊→八戸→久慈→二戸→東京 (1000km)

1400km、700km、1000kmの道のりだけど、新幹線なら実現できちゃう。日本の鉄道すごい!

青森に行くことにしたので、改めて三内丸山遺跡の場所を確認しました。

ああ、ここは本当に素敵な場所。

三内丸山遺跡と青森の位置(国土地理院の地図にプロット)


今回の旅では、青森湾と陸奥湾をぐるりとまわりますので、縄文時代の景色を想像しながら、車窓を見るのがとても楽しみ。

青森と弘前の場所(国土地理院の地図にプロット)


縄文時代はおそらく青色の部分は海だったのでしょう。

津軽半島と下北半島に抱かれるような海に面していて、縄文の頃に賑わっていた青森側(三内丸山遺跡)ですが、その後、弘前のほうが陸奥の中心になりました。

青森が、ふたたび弘前藩の港として開発されたのは、江戸時代になる頃だということも、この旅を計画する中で知りました。

それから、下北半島の北の端にある恐山。
恐山(おそれやま)と一緒にある宇曽利山湖(うそりやま)。


下北半島の恐山と宇曽利山湖(国土地理院の地図にプロット)


この「オソレ」「ウソリ」は、ともにアイヌの言葉の「ウソロ」を語源に持ち、湾とか入江の意。だということも、この旅を計画する中で知りました。

とっさに、「ウツロ」や「ムロ」という言葉を思い出しましたので、日本語のとても大事な古層・基底にはアイヌの言葉(縄文人の言葉)があるのかもしれません。




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