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わくわくのかみさま


鳥山明先生が旅立たれたということで。
神様のような存在であったので
悲しいというより
神の世界に戻られたというような心持ちで
わたくしは捉えました。

ドラゴンボールといえば
子供の頃には漫画やアニメで「わくわくする」という感情を教えてもらったし
大人になってからも漫画を読む機会やアニメ再放送を見かける度にやっぱり夢中になってしまうという
大変魅力的な作品でした。

漫画家になりたい!なんて思っていた時期もありまして
ちまちま絵の練習をしていたことがある身としては
あの画力やデザインセンスがとんでもないものだというこも、それが誰が見てもわかるキャッチーさであることも
恐れながら感服するばかりです。

影響はたくさんのひとが受けていて
そこからの流れで創作者から生み出されていったものが
あまりにもたくさんあって
それはもう、言葉の意味をかなり砕けて表現するなら
宗教のようなものとも言えるのではないだろうか。
あまりにも衝撃的な芸術と言った方がいいか。

以前やっていた深夜アニメでレクリエイターズというのがあって、それは漫画やアニメやゲームのキャラクターが現実世界に出てきてどうこうって話だったのですが(申し訳ないことにうろ覚え、凄く面白かったんだけれど)
そこでは作者のことは「創造主」「創造神」といった呼ばれ方をしていたかな。

そう、創り出すことができる者は
創り出された者にとっての「神」となるのデス。

そういった流れで、冒頭の言葉に繋がります。

大なり小なり
作品を生み出す人は
間違いなくその作品にとっての「神」であって
その影響力が大きいほどに
偉大なる神であるという表現が相応しいのではと。

わくわくのかみさま🐉

なんでもかんでも神神というスラング
神いわゆるゴッドみたいな発言もうまれたそれは
いまや意味合いとしてどうかしら?
稚拙な表現に成り下がっちまっていますが
敢えて言おう、神であると。

ちまちまな創作をしている個人としては
そのちまちまとした世界の神として
それでもせめて超越したなにかを与えて表現と命を
吹き込んでいければと魂を消費して
投げ捨てたい意志を辛うじて掴み続けていたい。


鳥山先生の作品を享受できる時代に生まれて
幸せでした。
それは確実に血肉となっていて
受け継がれていくものだと思います。
どんな形であれ。



💐


今日もお酒が美味しい🐰

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