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昔の家計簿を見つけて愕然。懐かしい貧困生活。やりくりした経験は今に活かそう

先日の書類整理で、目に留まったものが何点かありました。その一つに過去の家計簿がありまして、懐かしくページをめくりました。


私は23歳の時に一つ年上の旦那さんと結婚しました。
25歳で一人目の子供を授かったのですが、家計簿はその頃の物です。

そこに書かれていた数字を見て正直驚きました。

「えっ?私これでやりくりしていたの?」
と、自分で自分を褒めてあげたい気分になりました。

当時の状況を暴露しますと、旦那さんのお給料の手取額が13万円と記載されていたのです。

世の中にはもっと頑張っている方がいらっしゃるとは思いますが……。
ごめんなさい。当時の自分を褒めてあげてもいいですか?

よく頑張ったぞ、私。

はい。すみません。あの時の辛かった思い出が蘇ってしまいました。

家賃や水道光熱費などの必要経費。
ガソリン代などの車費。
オムツやミルクなどの子供費。
旦那さんのお小遣い。
などなど……。

それらを引いた残りが、食費や日用品費などの生活費になっていました。
20,000円足らずです。

今も継続しているやりくり術ですが、私は使える生活費を日割り計算して予算立てをしています。

当時の使えるお金は一日500円と書いてありました。
予算オーバーしないようにお財布に三日分の1,500円だけ入れて、お買物に行きます。もちろん食材がメインですが、日用品も無くなりますからね。

そんなかつかつの生活でした。懐かしいです。
上の子が1歳半の時に二人目を授かり、やっと見つけたパートも早々に止めたので、貯蓄に回せる余裕など皆無です。

夫婦二人生活の時にこの状況を見据えられなかった私の落ち度ですね。外食三昧をしていましたから。貯金は大事です。

とは言うものの、お金が無くても先ずは食べなくてはいけません。

週末はどちらかの実家に押しかけては夕飯をご馳走になる日々が何年も続きました。

嫌な顔をせずご飯を食べさせてくれた両実家には感謝です。

帰りには野菜を持たせてくれたり、おかずを持たせてくれたりと飢えをしのがせてくれました。

さて、今はどうかと言うと。
あの当時に比べたら貧困具合は天と地ほどの違いです。
私も働いていますしね。

そう言えば子供が保育園に通っていた時に、ママ仲間と貧困話をしたことがあります。

そのママは「お金が無くて洋服も買えない」と嘆いていました。
それを聞いて「家は食品買えないレベルだよ」と泣きそうでした。

今は洋服買えます(笑)

でも今は、支出の項目が増えました。あの頃なかった携帯代が大幅に家計を圧迫しています。

かと言って格安スマホに乗り換えるのも不安なのです。田舎あるあるです。ちゃんとつながるのかなって。

携帯代に含まれているその他の決済もいけないですね。世の中便利になった事で出費が確実に増えたように思います。
時間をお金で買ったり、便利をお金で買ったりしているのですものね。

あと、ローン返済です。これが苦しい。

家のローン。車のローン。学資のローン。
しかし。借りたものはお礼を付けて返さなければなりません。
貸して下さってありがとうございます。です。

住宅ローンは仕方がないにしても、貯蓄さえあれば借りずに済んだのですが。100万円単位の支出となると過去の私には到底蓄えられるものではありませんでした。

これはもう、銀行様にすがるしか術がなかったのです。

と、いう事で今も家計を守るため、私は日夜家計簿とにらめっこをしております。完全オリジナルの手作り家計簿です。

計算式さえ組んでおけば勝手に計算してくれる素晴らしいアイテム(エクセルのことです)を駆使して、自分好みの家計簿を作っています。

むしろこの作業は楽しくて好きです。こうやるともっと便利!この方が使いやすくて分かりやすい!といった具合に毎月アップデートです。

今度機会があったらご紹介してみたいと思います。

はい。昔の家計簿を見つけて懐かしんだお話でした。

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