大手飲食店のリーダーにスカウトされた理由は　"いずれ卒業していく高校生をリーダーとして育てるより、 ずっといてくれるフリーターを育ててずっと頑張ってほしい”　と言う理由でした。
当時私は38歳。引きこもりで結婚もしていなかったので、うってつけの人材でした。
私はナイト中心の厨房に配属されました。そこは高校生と大学生とギャルの天国。
まるで毎日が部活をやっているみたいな感じで楽しくて、”働くことがこんなに楽しいなら、もっと早く働きに出ていれば良かった“　と思いました。
親や兄弟の「働け！！」の言葉に反抗して働きに出なかった事を後悔しました。
私に仕事を教えてくれた人は18歳の大学生です。引きこもり時代に右ってどっち？左ってどっち？まで脳みそが退化した私をトレーニングするのは大変だったみたいです。しかも母親位の年のオバサン。何回も同じミスはする、何回も同じ事を聞く、言わせる。普通の人なら匙を投げるレベルでしたが、彼女は怒りもせず教えてくれました。今、彼女は現在新たな就職先で店長になっています。
そんなに年下に仕事を教えてもらうなんて恥ずかしくないの？思う人もいると思いますが、私は彼女を尊敬していたからそんな気持ちはありませんでした。引きこもりが長いと、今更年下にへこへこしたくないし、年下より仕事出来ないのは恥ずかしいなどの気持ちがあると思います。わかります。
ですが、こんなオバサンに丁寧に仕事を教えてくれて、ありがとうございます。毎日感謝していましたし、毎日若い子と一緒に仕事ができる事に感謝していましたから考える事はなかったです。それに、るきちゃん！るきちゃん！って遊んでくれたし、友達だったから、恥ずかしいとかは思わないですよ！
引きこもりが長くて自分の中に限界を作ってしまう必要性は無い
自分で思っているより世間は怖くなかった
働く事は悪ではない
働く事は楽しい

無理だ無理だ無理だ　だって、だって、だって、　今更、、、など毎日考えていましたが、毎日
私はやれる！もっと爆進できる！もっと頑張りたい！他のリーダーみたいに凄くなりたい！
思考はこう変わりました。そして思いました。

人間の脳みそは簡単に入れ替えができる！

今、引きこもりで悩んでいる方がいたら、その”引きこもり”は案外すんなりと脱出できるかもしれませんよ！

そして、

二度と引きこもりには戻りたくない！

と思うと思います。
はっきり言って引きこもりより働きに出たほうが楽でしたから

（３）に続きます

コメントや感想お待ちしております！
スキしていただけると幸いです！