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【流記屋の旅中記】2024.3.16 - 4.16故郷にて

先月の中旬に故郷に戻ってから、
つぶやきが多くなっていました。

最初のつぶやきから
ちょうど1ヶ月経ったようなので、
故郷での日常を学びに変えるためにも、
これまでのつぶやきを
まとめて振り返ってみようと思います。

3月13日、急遽居を借りていた山寺を発つことになり、
帰郷することになりました。

もともと、
山寺に居を移す際、
しばらく故郷を離れるつもりで
借りていたアパートを解約していたのですが、

当時手伝っていた案件の収束がつくのが2ヶ月後
ということもあって、
そこでの手伝いや生活の模索の方に
全意識を持って行っていたため
次の拠点を決めていませんでした。

結果、極力…というか、
最も避けたかった「実家」にお世話になることになりました。
(両親との間に怨恨の類のワダカマリはありません、
自分の安全圏をつくるために違うところに行きたいだけです)

3月中は、まだ
「辻政信氏のこと」をどうにかするのが自分の仕事
のように思っていたので、
「目的のために必要なこと」として受け入れられました。
次の移動先を決めるだけの
時間の余地がなかったというのも理由のひとつですが。

実家では、
自分の断捨離と、地元の図書館に所蔵されていた
辻政信氏の著書の読み解きをメインにやっていました。

あまり長居するわけにはいかないという頭もあったのですが、
幼少期から二十余年、ここで
自己否定と怒りの抑圧と疲弊というサイクルを回していたためか
それまでの「身動きがとれなくなるパターン」が
フラッシュバック(?)する時間も出てきて、
なかなかスムーズに動くことができませんでした。

おそらく、私自身に
このパターンへの執着があったんじゃないかと思います。

とはいえ、社会に出ていろいろ見てきた分、
もう、やけくそ気味に全部自分のせいにしてただ時間が過ぎるのを待つ
ようなことはしなくなっています。

しばらくモヤモヤしていましたが、
4月に入ってからは
「自分の人生に帰ってきた」感覚が出てきました。

これは、
私が繰り返しているパターンなのかも知れませんが、

「自分が接している現実に
 丹精を込められる状態になるために
 安全圏を確保したい」

という思考があるようです。

大学生時代に出会った(時代を異にする)師の教えをもとに
「境」を自分でつくろうと肚を括れば、
自由になれると信じて
行動することを自分に課すようになったものの、

今の私には、
「環境を変える」イコール
「作り変えようと組み付く」よりも、
「場所を移動する」の方がしっくり来ています。

自分の人生からくる教訓の方が強烈なのかも知れません。

今月の25日からは、
兵庫県のほうで4ヶ月ほど寮をお借りして
自分のこれからを模索していくつもりでいます。

2024年4月17日 拝

知る・学ぶ・会いにいく・対話する・実際を観る・体感する すべての経験を買うためのお金がほしい。 私のフィルターを通した世界を表現することで還元します。