本日(2024年3月10日)は、旧暦の如月朔日。
18時に魚座で新月を迎えます。

魚座は十二星座の最後に位置していて
「終わり」を象徴するのだそうです。

魚座は、占星術の物語の最終地点なので
それまでの11星座全てを含んでおり、
大きな包容力を持っているのだとか。

今回の新月では、
この1年の間に起こった全てを心に留めながら、
新たなサイクルを迎える準備をすることになる
とのことです。

過去1年のことを振り返ると、
全体「移動しまくったなあ」と言うのが一番の所感です。

旅の中で、自分のエゴや業が炙り出されている
と感じることも多くありました。

月の影響か知りませんけど
ちょうど前日(2024年3月9日)にも、
身の底に沈殿しているものが
揺さぶりによって水面の方に顔を出したような
感覚になりました。

具体的に言うと己の恥を晒すことになるのですが、
私自身の悪癖として
「苦悩」や「苦労」というものに関して
人と張り合おうとする部分…というのがあるんですよ。
…過去形にしよう。「あった」んですよ。

他者から「苦労してきた」マウントを取られている
と感じる出来事をきっかけに
「私だって」と、
半生で感じてきた「苦悩」を引っ張り出してきて
せっかくこれまで「感謝できるところ」を見続けてきていた自分史を
台無しにしちゃうんです。

そして、自分でやっといてアホみたいなんですけど、
その台無しにしちゃったことに、
また傷つくんですよね。

……なんで「苦労」が自慢になるんですかね？
「苦労」にフォーカスするってことは、
生き方が雑になるのとほぼ同義じゃないですか。
「雑な生き方選んでます」の証左でしかないですよね。

自分でやっといてなんですけど。


この傾向が、周り回って
世にいうところの「受け取り下手」に繋がっていると踏んでいます。

今回の新月でゴッソと抜き取りたい「旧い殻」です。

これからの私は、

「私ってば(苦労を苦労と思わない)苦労知らずだから〜」

と笑い飛ばして顧みないひとです。

私は何を信じるのか