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2024年4月30日 淡路島に着いてからの振り返り

先日(2024年4月25日)、故郷を出て淡路島に参りました。


こちらとの縁を繋ぐのに使わせていただいたのは、
株式会社ヒューマニックが運営されている「リゾバ」です。

以前、熊野におてつたびに伺った際
時期を同じくした「おてつびと」さん達の話題にあがっていたことで
存在を知りました。

おてつたびをする中で、
2件の旅館業と1件の接客業を経験し、
「周りの足を引っ張っているに違いない」
という(10年以上前から繰り返している)思考回路から
「自分の領分の外に出ることの害悪」に思い当たったため
周りに迷惑をかけない為にも、
自分の素質を活かす生業に就く他ないと考え、
明徳発輝めいとくはっき」を心願に据えて
半年ほど彷徨っていたんですが、

つくづく感じたのは、
得意なこと、できることだけやろうとしたら停滞する…
ということです。

3年前から以前にとっていた
「できるできないじゃなくて、やるかやらないかだ」
というスタンスの時の方が、
可動域が広かったし自己肯定感も高かったんだよなあ…、と
半年ほど前に一旦至った結論に、不自由さを感じていました。
(「自己肯定」より「自己受容」というのは
 ここ2年で学んだ処世法ですが、
 それにしたって「今の自分に居着く」ような思考は窮屈です。)

ここしばらく私が自分自身に課している、
「故郷以外の世界を観る」という目標を達成するのにも、

自分にとっての安全圏だけで動こうとすると
どうしてもこちらからお金を出すことの方が多く
切り崩し続けて来た貯金も底が見えてきた為、

再び、繁忙期の旅館業に挑戦することにしました。


結論はともかく、すでに二度は経験しているので
ほかの全く未経験の職種よりは即戦力になり得ると判断したんです。
一旦やった以上は「できる」と思えるようになりたい、
という気持ちもあります。

これでも昨年、
数週間は針のむしろの上で揉まれて来ていますから、
ゴールデンウィークという繁忙期に間に合う人材であれるように
気力と体力でどうにか乗り越えたいと思っています。

淡路島に来たのは、
「今の自分にとって望ましそうな職場」で、
かつ、「国生み神話」の土地だから…

です。

リゾバで滞在先を検討し始めた当初は、
当時成仏の伴走を承っていた辻政信さんのゆかりの地で
働き先を探していたのですが、どうもご縁がなく、
これはもう「自分のやりたいようにやれ」ということかな
と、感覚だけで選んだ結果、今ここにいます。


面白いことに、
現在、寮と職場との行き来に使っている道中には
(おそらく)お不動さまの像が祀られています。
船着場の向かいに居て、
鷺森神社と同様、私が挨拶をするご近所さんになっています。

とりあえず4日、
朝は客室のベットメイクと水回りの清掃、
夕方は洗い場でのお手伝いをやりましたが、

朝の客室清掃が遅れをとっているような状態で、
皆さん一部屋10分で終わらせてらっしゃるところ、
私は倍以上の30分かかっているような始末…。
(昨日、25分で終わったと妙な達成感を得ました。)

「まだ日も浅いし、慣れればできるから」と
おおめに見ていただいてはいるものの、
繁忙期に「必要な人材」としてきているので
この体たらくは早々に脱却したいところです。


この休日中に体力を回復し、
半年前の経験を思い出し、
手早く、綺麗な仕事ができるよう明日に備えようと思います。

ひとまず、休日の一息つけた段階での振り返りをしてみました。
また次の休日にでも、
学んだことなどを振り返っていこうと思います。

2024年4月30日 拝

知る・学ぶ・会いにいく・対話する・実際を観る・体感する すべての経験を買うためのお金がほしい。 私のフィルターを通した世界を表現することで還元します。