7月9日(日)に、『第44回ABCお笑いグランプリ』が開催されます。

デビュー10年以内のプロの芸人さんに参加資格が与えられているこの大会は、若手芸人の登竜門的な存在となっており、これまでも名だたる方々が優勝されてきました。

ABCテレビで放送されるためテレビは関西地域でしか映らないのですが、AbemaTVでライブ配信されるため全員見れます！🙆🏻‍♀️ 私も放送地域外なのでAbemaTVにかじりつきます🙆🏻‍♀️

今回は、そのABCお笑いグランプリの開催に先立ちまして、この大会でファイナリストとなった全12組を紹介したいと思います。

タイトルには調子に乗って”徹底解説”なんて書きましたが、よく知ってる組はめっちゃ解説してるつもりですが、あまり詳しくない組はただの私の感想みたいになってしまっています。ご了承ください🙇🏻‍♀️

以下、出番順に紹介します。

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★7/9追記★

実際の大会の出番順は以下の通りではありませんでした。決勝進出者発表生配信での順番を出番順だと勘違いしていました。すみません🙏🏻

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Aブロック

①こたけ正義感 (ワタナベエンターテインメント)

R-1グランプリ2023のファイナリストがいきなり登場です。最近人気急上昇中の現役弁護士芸人で、その肩書きの珍しさからテレビ露出も増えているこたけさん。
弁護士という持ち味をフルに生かしたフリップ芸はR-1でも爆笑を掻っ攫ってましたし、そして何より昨年のABCではグループステージを突破して準優勝という好成績。ピン芸人でABCの2年連続決勝進出って史上初らしいです。スゴすぎる。トップバッターは出番順の面ではなかなか厳しい部分もあるかとは思いますが、トップからのそのまま勝ち上がりというカッコよすぎる展開にも期待したいです！！
というかこのようなネタ何でもありの大会で、いきなりピン芸人から始まるのもなかなか珍しい気がします🤔

②サスペンダーズ (マセキ芸能社)

2組目は、ストレッ……、ではなくサスペンダーズが登場。
マセキ芸能社所属の実力派コント師で、昨年はマイナビラフターナイトで優勝したり、水曜日のダウンタウン内の賞レース『30-1GP』では毎年必ず爪痕を残しています。
2人ともどこか卑屈さというか人間味というか、そういうものを持っているからこそ気づく独特の切り口がとても魅力的に感じます。オシャレなコントも良いしキャラが強めなパワー系のコントも良いけど、人間味溢れるコントって面白いなって思わせてくれます。
あと、個人的には優勝して一番バラエティで活躍しそうなのはサスペンダーズな気がしてます。AbemaTVの決勝進出者発表でも出てましたが、依藤さんのなんかちょっとイタい？感じとか古川さんのちょっと(だいぶ)変な感じとかすごく面白いなと思います！


# ぼくたちはストレッチーズじゃない！！

川島さんにコンビ名覚えてもらうために優勝あるのみ！

③素敵じゃないか (吉本興業・東京)

神保町よしもと漫才劇場所属の漫才師で、今年がラストイヤーの結成10年目のコンビです。現在は神保町で活躍していますが、元々は大阪のNSC出身(36期)で、同期にはこの後出てくるダブルヒガシや昨年王者のカベポスター、共に神保町で活躍するオダウエダなどがいます。
漫才のスタイルは、いわゆる”正統派”と言われるような感じが多いかなぁと思いますが、ボケ・ツッコミがないようなネタもありますし、どんなパターンもこなせる器用なイメージがあります。ただ、あまりコント漫才をするタイプではない気がするので、あとは柏木さんが会見の時に仰ってたように次の出番の天ピが漫才で来るのかコントで来るのかが大事かも🤔
大会には関係ないですが、素敵じゃないかは元々バニラボックスという名前でしたが、そのポップな名前と2人の無骨な見た目がなんかずっとギャップを感じていたので、素敵じゃないかに改名して個人的にはすごく嬉しかったです。パブサめっちゃしづらいけど！！！

④天才ピアニスト (吉本興業・大阪)

私はABCの最終予選を見に行ったわけではないのでどの組が決勝に行くのか全然予想とかしてなかったんですが、それでも天ピは固いだろうなと思っていました。THE Wで優勝して一気に忙しくなったにも関わらず、毎月欠かさず新ネタの単独ライブをやり続けているなんて化け物すぎます。
伝説の一日でニューヨークとYouTubeでコラボした時、2人のその凄まじい努力量に思わずニューヨークの2人は尊敬超えて爆笑してました。このときは今ほど名前が売れてなかったとは思います(それでもめっちゃ人気)が、今でも当時と変わらない、当時以上の努力量を感じます。

↓コラボしたのはこちらの動画です。

ネタの内容に関しては、私がここで説明するまでもないくらい皆さんもご存知だと思うので書きませんが、とにかく2人のお笑いに懸ける熱量を知れば、今大会優勝候補の一角だと言わざるを得ないと思います！！！💜

Ｂブロック

①ダウ90000 (YOU Go Sign)

今年も来ましたね8人組が！
正直、私はまだ生で彼らを見たことがないですし、全員の顔と名前すら一致しないような人なのでここに書けるような有益な情報は全然ないのですが、とりあえず間違いなく爪痕は残すだろう！！ということですね。(激薄コメント)
昨年の審査員講評で、兵動さんが｢8人ってすごく難しいけど使い方が上手｣的なことを仰ってたのをとても覚えています。たった数分間のネタの中に8人も登場人物を出してなおかつ笑いを取るなんて凄すぎることをやってのけてるだけで｢ひょえ〜〜〜.ᐟ.ᐟ( ºﾛº)｣って感じです。
去年は、これは芝居だなんてことも言われてまして私も実際にTwitterで見たりしたんですけど、お笑いの大会に出てる時点でコントじゃん、と個人的には思っちゃいますけどね。それじゃダメなんですかね。
まぁ、面白いのはもう間違いないので当日めっちゃ楽しみです！！

ただの感想になってしまいすみません！！

②友田オレ (GATE)

名前を呼ばれたとき、ビックリしました。衝撃度で言ったらダントツ1番。
いやその面白くないとかじゃ全くなくむしろネタが面白いのは知っていたんですが、10年目以下の大会で若手お笑い界の猛者達が勢揃いする中、現役大学生が勝ち上がってくるってエグすぎませんか！？！？どういう世界線！？！？
私は推しが大学お笑い出身ということでそこら辺の知識が少しあるのですが、LUDO(早稲田のお笑いサークル)にスゴすぎる人がいるというのは知っていましたしメディアも出ていたのでネタも何度か見たことありますが、ABCの決勝まで来られるとなんかもうスゴいを通り越してヤバい。おかしい。最終予選に名前があるだけですごいすごいと話題になってたのに、決勝まで来ちゃったらそりゃトレンド入るわって話ですよね。本番がめっっちゃ楽しみです！！！
ネタに関しては、YouTubeに上がっているのでそちら見てみてください。これが1番有名なやつじゃないかな？？めっちゃ面白いです。あとめっちゃ歌上手いです、笑笑

③ハイツ友の会 (吉本興業・大阪)

私が今、熱烈に応援している芸人さんのうちの1組がこのハイツ友の会です。決勝進出めっっっっちゃ嬉しい！！！友田オレさんが若すぎて目立ってませんが、ハイツもまだ5年目ですから相当若手です。それで関西の賞レースはほぼほぼファイナリストになってるってとんでもないですよね👏🏻
ご存知の通り、2人とも超大人しくてローテンション。そこがハイツの魅力だと思います。決勝進出者で名前を呼ばれてもガッツポーズも｢やったー！｣もなく、先輩の掛け声を不動で聞き流す。これがハイツだと思っているので、ずっとこのままでいてほしいです。
ただこう見えて(？)、ハイツは賞レースとかにめっちゃ熱いタイプです。雑誌のインタビューなどから、賞レースに懸ける想いの強さが伝わってきます。ストイックなんだな〜と思います。
少し気になってるのは、ハイツがコントをやるのか漫才をやるのかということです。M-1の準決に行って世間的には漫才のイメージが強いかもですが、この前のNHKの賞レースでもコントをやってましたし普段の寄席でもほぼ半分半分くらいな気がします。後ろに令和ロマン(漫才師)が控えてるのでコントにしそうな気もするけど、個人的には漫才が見たいな！！

④令和ロマン (吉本興業・東京)

今大会の優勝候補筆頭はここでしょうかね。
正直、令和ロマンは決勝くるだろうとお笑いファンみんな思ってたと思います。
私は令和ロマンを生で見たのはたぶん3回？4回？とかそれくらいしかないんですが、いつも思うのは、令和ロマンのネタってめっちゃインパクトあるな〜ということです。タイプでいうと結構正統派というか王道というか、変化球ではないと思うんです。ただ、くるまさんの強烈な印象のせいなのか漫才そのもののインパクトがいつも大きくて、ライブ終わったあと、令和ロマンこんなネタしてたな〜って鮮明に思い出せる気がします。
BブロックってA・Cと比べてみんな異端というか、8人組、ピン、超ローテンション女性2人と来ての令和ロマンなので王道のこの2人が結構際立つのかなぁという気がしてます。もちろんどうなるかは分からないですが、最終決戦に行く可能性もかなり有り得るかと！！昨年はABC準優勝、そしてM-1では敗者復活2位という結果を残し今年またABCの決勝の舞台に。これはもう優勝するしかないやん！！という感じですね！！

Cブロック

①オフローズ (吉本興業・東京)

オフローズは、NSC大阪38期を首席で卒業していたのは知っていましたがネタを初めて見たのはだいぶ経ってからでした。卒業してすぐ上京したというのもあってどちらかというとスタイリッシュなコントをするイメージがあります(大阪にもcacaoとかはいますが)。ネタを何個か見たことあるくらいの知識なので全然違ってたら申し訳ないですが、個人的には私はめっちゃ好みです。2022年にAbemaTVの笑ウドネスに出ていた時にもめっちゃ面白かったのを覚えています。ABC決勝に決まった時YouTubeでネタを見たのですが、マジで全部爆笑すぎてちょっとビックリしました。ここまで私の好みだとは思わなかった、ちょっと頑張って追いかけようかなとすら思いました。
この大会でいうと、コント師何組かいる中でCブロックではオフローズが唯一コントなのかな？ヨネダ2000がどっちをやるかによりますが、少なくとも続く2組は漫才なのでそのバランスがどう影響するのか気になります！！！
私はオフローズのABCの結果がどうであれ、神保町にオフローズを見に行くことをもう既に決めました！見ます！！はい！！

色々見たんですが、↓これ死ぬほど笑ってしまいました！！！

②ストレッチーズ (太田プロ)

結成10年目のラストイヤー。同期のさすらいラビーが2021年、青色1号(本当は1年後輩)が昨年ファイナリストになる中、ストレッチーズは過去ABCで決勝に行ったことは一度もありませんでした。同期達に先を越されて2人はめっちゃ悔しかったと思います。実際、青色1号の時は悔しすぎて｢おめでとう｣と言えなかったと言っていました。今年が本当に本当にラストチャンス。
生配信で名前が呼ばれた瞬間、私はちゃんと涙を流しました。本当に良かったです😭😭 決勝進出が決まってから私は何か嫌なことがあっても｢でももうちょっとすればABCの決勝でストレッチーズ見れるからな｣の一言で乗り切ってきました。
記者会見中、特に貫太さんはずっと嬉しそうでその姿を見てこっちまで嬉しくなりました。
Cブロックの2番目、出順も良い！後ろに漫才の強敵も控えてるけど、ストレッチーズならやってくれると思ってます！！ABCで優勝してそのままM-1決勝のルート期待してるよ〜！！👍🏻
あと、まだこれを書いている時点ではキャッチコピー分かっていないんですが、今からそれも楽しみです！！てかそれが大会と並ぶくらい楽しみ！！本人たちも決勝決まる前からキャッチコピー楽しみにしてたのでみんな気になってるんだなそこ😂

(なんか1組だけ文章の熱量が違う)

③ダブルヒガシ (吉本興業・大阪)

3組目の大阪勢、ダブルヒガシです。
マンゲキでは翔メンバー(8月まで)なのでなんかまだすごい若手のような気がしちゃうんですけど、意外ともう10年目で今年がラストイヤーなんですよね。ダブルヒガシはytvでも優勝して、今めっちゃ勢いあるコンビのうちの1組ですよね。さっきの令和ロマンも優勝候補って書いちゃったけどここもかなりの本命かなと思います。
ダブルヒガシはマジでパワーがあるというか、ダブルボケでボケの量も多い上に1発1発の迫力がえぐいなぁといつも思います。なんかもう勢いで全員笑わせられちゃう感じ。場を支配されてる感じ。生で見るといつも圧倒されます。
こういうことを言うとあれですが、ABCは関西の賞レースなのでやっぱり関西勢有利な部分はあると思います。お客さんも普段マンゲキなどに行く方が多いのかなぁと思いますし。そうなると、ダブルヒガシはかなりホーム感がある舞台なのかもしれません。しかもブロックの他3組は全員東京勢。かなり激アツな展開が期待できそうです！！！

④ヨネダ2000 (吉本興業・東京)

なんかもうヨネダに関しては言うこともないです😂 初めてネタを見た時、頭の中がハテナでいっぱいでした。ていうか今もそうです。皆さんそうだと思います。M-1とかの作り上げられたネタだとまだなんかわかるんですが、寄席とかだと本当に途中で｢今これ何してる時間なんだろう？｣と思うことがあります。なのに、めっちゃ面白いんです！なぜか笑っちゃうんです！そこが魅力ですよね。自分でも何が面白くて笑ってるのかよく分かってないのに笑いが止まらない感じ。あのヨネダの世界観に置いてかれないように必死に捕まってるような感じになります。正直私はどちらかというとトリッキーなネタはそこまで好みではないのですが、ヨネダ2000はなぜか大好きです。どういう頭からあのネタが思いつくのか、、、世界の誰にも理解できないと思います……私と年齢ほとんど変わらないのに流石に天才すぎるだろと頭抱えます🤦🏻‍♀️
最後の最後にヨネダが全てをかっさらって優勝まで突っ走るようなストーリーめっちゃ想像できるなぁ〜〜〜🫣💭

12組も紹介して記事がとっても長くなってしまいました💧

細かな情報が書いてあるわけではなくてあれですが、この記事で少しでもABCお笑いグランプリに興味を持ってくださっていたら嬉しいです！！！

普段から賞レースの優勝予想とかは全然しないのですが、やっぱり今大会は1番大好きなコンビが残っているのでストレッチーズに優勝してほしいという気持ちが強いです。

ただ、どの組もここまで勝ち上がってきている時点でもう面白いのは間違いないので、全員ウケて素晴らしい賞レースになればそれが一番かなと思います。

｢ストレッチーズ頑張れ！！でも他のみんなも頑張れ！！！｣

くらいの気持ちになっています。(意味不明)

どんな大会になるのか、あと1週間ほどですが今からワクワクですね！！！

ちなみに、その前の日にはツギクル芸人グランプリ2023もあります！！これも要チェックです！！✔️

ここまで読んでいただきありがとうございます✌🏻

最後に、ABCの運営さんにもはやいじられているのではないかという2組の写真を💁🏻‍♀️