心と身体のかけっこ
桜が咲いたのが嬉しくて。今年もまた薄紅色の花びらを追いかけてはしゃぎ回りすぎてしまったみたいだ。
桜が散ったら急に戻ってきた冷たい空気に身体が悲鳴を上げてしまった。
寒いのが苦手で寒いと言うだけでし心がしょぼんとしてしまうのだけれど、その反動か毎年春が来ると、心が身体を引っ張って駆け出してしまう。
桜が一番好きな花というだけあって、いつも桜が咲くとカメラを持って駆け回りその姿を少しでも残そうと必死になる。
だから、桜が散るといつも引きずり回された身体が悲鳴を上げて座り込んでしまうのだけれど。今年もまたやってしまったみたい。
心と身体、ペースを合わせて走るってとてもむずかしい。
私はいつも、心が身体を引っ張って突っ走ってしまい、途中で身体が悲鳴を上げて座り込んでしまう。
でも、そうやって身体が悲鳴を上げてくれるから心と身体が共倒れにならずに済むのかもしれない。
仲良く手を引っ張り合いながらのんびり駆け回れたらいいのにね。
今回もまた一回負け。一回休み。
のんびり休もう。
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