型にはまらないわたし

月曜日だったので、習慣となっているしいたけ占いを開く。しいたけさんはなんて性格や考え方をここまで見抜いているのだろう、と言うくらいずばりと且つ優しい言葉で伝えてくれる。転職を見据えて退職した週のしいたけさんは、今までお世話になってきた人たちから新しいところに行く時といったことを言っていた。もろ私じゃんとなるわたし。

週1しいたけに加えて、寝る前はその日のゲッターズページを読む。雑誌やテレビの今日や今週今月の運勢に軽く一喜一憂をする。将来が気になって友達と連れ立って3回占ってもらったことがある。

と私は占いを割と信じるタイプだ。そんな私も血液型占いだけはできない。というのも生まれてからこのかた、未だに血液型が分からない。どうやら世の中の人は産まれたての頃に耳をぱちっとされ、血液型を知るらしい。そして私はその耳をぱちっとされる経験をしていないようだ。両親は共に血液型が分かっているし、なぜ私は耳をぱちっとしなかったのかはよく分からない。

なので血液型占いはどれを読むのか分からないし、血液型を書く欄はいつも空白だ。血液型が分からないんだよねと言うと、大抵驚かれる。そしてAっぽいとかBっぽいと言われる。ふむ。献血に行けば分かるらしいけれど、薬を常時飲んでいたりする時もあるのでそれが終わってからと思ううちにずるずると経ってしまっている。

小学生くらいの時に、〇型の説明書という本が流行った。血液型が分からないから全部買おうかなと言っていたこともあるけれど、4つしかない型で貴方はこういう人と言われるのもどうかと思ったりする。A型だから几帳面でしょとか、O型だからおっとりしてるよねとか。几帳面じゃないA型だって、テキパキしているO型だっているだろうに。

正直ここまで生きてきて、そこまで血液型が分からなくて困ったことは無い。Webで血液型を入力する時に、空欄を選べず適当に入力せざるを得なかったことくらい。献血には行きたいので、いつかは何型か判明するだろうし。

そんな私も小さい頃から、母親に”AB型の男だけはやめておきなさい”と言われていた。幼心にふーんとしか思っていなかったけれど、初めての彼氏から4人連続くらいAB型の男だった。AB型の母はAB型の男に何か嫌な思い出があるのか分からないけれど、それは何度も言われた教訓のようなものだったりする。


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