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Instagramの社会貢献が凄い!コロナ対策で導入した新機能一覧

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この情報は「2020年5月12日」執筆時点での情報になります。
新着情報があり次第、追記していきます。

世界中が新型コロナウイルスに見舞われる中、Instagramは正確な情報へのアクセス、ならびに安全の確保、そして大切な人とつながることができるような対策を講じています。それに加え、ビジネス支援の一環として飲食店を中心とした新機能が続々と登場し、Instagramのアップデートとともに私たちの生活環境も知らず知らずのうちにアップデートしている気がします。

Instagramが新型コロナウイルス対策を宣言してから約1ヶ月半もの間に新機能が一気に増えたことはとても評価されるものの、早すぎて着いていけないのではないか?と思ったので新型コロナウイルスを機に導入された新機能を時系列にまとめて紹介します。(全て日本時間になります)

①ビデオチャットの同時接続人数枠増加、画面共有機能(2020.3.25)

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引用元:Instagram

ビデオチャットがリリースされたのは2018年ですが、リリース時点では同時接続人数が4人まででした。
外出自粛で離れていても「大切な人とつながれる」施策として、2020年3月25日に6人まで同時通話が可能になりました。さらに、いいね!や保存をした投稿をビデオチャット内で共有することができます

②「おうち時間」スタンプ(2020.3.27)

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引用元:facebook

「STAY HOME」であらゆる活動に自粛がかけられる中、自宅での過ごし方や楽しみ方を投稿する際によく使われる「おうち時間」スタンプ。
ハッシュタグ「#おうち時間」もInstagramやTwitterでムーブメントになっています。

③「みんなの健康を守ってくれてありがとう」スタンプ(2020.3.27)

「おうち時間」スタンプと同時に導入されたのが医療従事者への感謝の気持ちをシェアするための「みんなの健康を守ってくれてありがとう」スタンプ。

5月12日のアップデートで次の「今日の感謝」スタンプに統一

④「今日の感謝」スタンプ(2020.4.12)

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引用元:facebook

上記の「みんなの健康を守ってくれてありがとう」スタンプのアップデート版。様々な人へ感謝の気持ちをストーリーズでシェアするのに使えるのが「今日の感謝」スタンプです。
このスタンプを使った投稿をまとめた「今日の感謝」ストーリーズが毎日19時からの1時間、期間限定でホーム画面に表示されます。

⑤「CHALLENGE(チャレンジ)」スタンプ(2020.4.24)

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話題のチャレンジに参加して、それをバトンのようにつなげていきます。指名を受けた人はチャレンジに挑戦してまた次の人へ渡すというスタイルです。

現時点では新しいチャレンジを作成することはできず、既存のチャレンジの中から選択して行うようになります。

2020年のGWはチャレンジ投稿を見ない日がないほどブームでした。

⑥「料理を注文」スタンプ(2020.4.27)

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引用元:facebook

4月27日には「料理を注文」スタンプがリリース。ここからInstagramの飲食店支援サービスが本格的になっていきます。
ストーリーズ内の「料理を注文」スタンプを使うことでInstagramから直接料理を注文することが可能になりました。また、プロフィールのアクションボタンに設定することも可能です。

使用するための条件(飲食店側)は、
ビジネスアカウント
Uber Eats加盟店

5月12日にはTableCheck、出前館、Picks、ヒトサラの4サービスにも対応拡大しました。

⑦ライブ募金機能(2020.4.29)

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引用元:Instagram

4月29日にはライブ配信を使って支援を必要とする非営利団体などへの募金ができる新機能をリリース。寄付金は全額は直接、非営利団体に渡されます。手数料を取らない点もInstagramの社会的貢献度の高さが伺えます。

⑧お店を支援(2020.5.12)

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引用元:facebook

5月12日にはユーザーがお気に入りの飲食店などのアカウントをストーリーズで簡単に紹介できる「お店を応援」スタンプが登場。

使い方は簡単で、ストーリーズで「お店を応援」スタンプを押して紹介したいアカウント(ビジネスアカウント)のユーザー名を入力するだけ。
アカウント名を入力すると紹介したいアカウントの投稿が3つ表示されます。(上の画像を参照)
※プロフィール内のどの投稿画像が選ばれるか不明ですが、何度やっても同じ3つの投稿が表示されます。

投稿したストーリーズのスタンプ部分をタップするとプロフィールの詳細が表示され、フォローへの誘導も可能です。このスタンプを使った投稿はホーム画面のストーリーズにまとめて表示され、友だちやフォローしている人がお勧めするお店を見つけることができるので集客につながります

⑨ギフトカード(2020.5.12)

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引用元:facebook

「お店を応援」スタンプと同時に導入されたのが「ギフトカード」スタンプ。使い方は「料理を注文」スタンプと同様。

使用するための条件(飲食店側)は、
・キッチハイク、Square、TableCheckの加盟店
上記の条件を満たしていれば「ギフトカード」スタンプやアクションボタンの設定ができます。

お店が発行するクーポン券や優待券などのギフトカードをストーリーズから購入することでそのお店を支援できるのでテイクアウトやデリバリーで支援できないお店への支援も可能です。食事代を前払いして飲食店を支援するというイメージです。

おわりに

新型コロナを機にInstagramは単なる画像共有SNSを超え、「ソーシャル」としての存在価値が一気に増しました。

今回導入された支援サービスはどれもスモールビジネスでも導入可能な施作で、ユーザーもストーリーズのスタンプといった簡単に使える仕様感となっている点が素晴らしいです。

飲食店は「料理を注文」と「ギフトカード」機能を駆使し、ユーザーは「お店を応援」でシェアすることによってInstagram1つであらゆる支援ができる仕組みになっています。

飲食店にとってInstagramは「もう一つの店舗」という非常に大きな存在になっていて今後の新機能も目が離せません。

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