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社会人フィルターがかかると、いつもの景色がちょっと愛らしくなった

朝8:04分。最寄駅を発車する特急に乗車する。
30分程度揺られて、駆け足で地下鉄に乗り換える。
外国人観光客とサラリーマンが入り乱れる朝の大阪駅を小走りで進む。
駅に着いたらマクドナルドのモバイルオーダーで130円のホットコーヒーを。

「さあ、今日もちょっとでも日本をいい国にできたらいいなーーー!!!」と思いながらオフィスビルの25階に向かう。

これが私の最近のライフスタイル。









メール、残業務の有無、今日の予定の確認。
チームで前日の振り返り朝会。
商談。
お客様対応。
明日の準備夕会。




これが私の毎日のお仕事。
至って普通のサラリーマン。人材会社の営業マンとしてのお仕事。









最近思うことを率直にいうと
一定、勘違いでいいんだと思う。

自分の仕事が、世界を、日本を、社会を、
良くしてるって思っちゃって、信じちゃって
いいんじゃないかと思う。


数千目の従業員がいる会社の新卒1年目としての私のお仕事は、
決して私じゃなきゃできない仕事ではないし、実際私が明日インフルエンザになったとて、
隣に座っている先輩がすんなりこなしてしまう内容かもしれないけれども。


それでも毎日、私がやってることが少し日本をよくしてると、
少し浮かれながら、仕事をしている。






人材の会社で勤めていて、1番おもろいことは
毎日「こんな会社が世の中にあるんか」ってつっこみたくなるほど
多種多様な企業に出会うことができること、だと思ってる。



まだ半年しか働き始めて経ってないけど、
最近は家の照明を見ただけで、めっちゃ感動するようになった。


家庭用の照明で利用するLEDをメーカーに売る営業マン

そのLEDを使った照明器具のデザインや設計をする作業着をきた技術者

その照明を取り付ける上での設備を整えてくれる私の家の電気工事員



この半年で、全てのポジションの採用に携わった。

23年間素通りしていたものたちの裏側をのぞいた気持ちになった。
社会人になった私の目は、ものの裏側を想像して「いろんな人の顔」が見えるようになっていた。


だから私は自分の部屋の照明を見ると、少し嬉しくなる。

もしからたら、自分の家の照明だけではなくて、
世界の注目が集まる大阪万博で
どこかの国の超偉い人を照らすライトにも、
もしかしたら私が関わってるなんてこともあるかもしれないな、と
ふと想像してしまう。


そんな想像もほどほどに、改めて自分の部屋の照明を見ると
自分の仕事が誰かに届いてると、自信を持って、
その自信を胸に、今日もまたちょっと頑張ってみよかなーって思う。



「世界は誰がの仕事でできている」
それな、すぎるよ。ジョージア。
これだから仕事中にジョージアが飲みたくなる。コピーライターすげえよ。



大企業のいっちゃん先端にいる私の仕事が
生活の、社会の、日本の、世界の一部になってる。

そんな気がしてしまう。





海外の友達がよく言ってる。
「日本まじすげえよ」
『なんでこんなサービスすげえのに、こんな安いんだよ」
「街並みバチクソかっけえじゃんかよ、写真いっぱい撮りてえよ」

「こんなすげえのに、なんで日本人こんなに日本のこと卑下するんだよ」

こんな海外の友達を見てると、自国の肯定感が低い日本において、
私みたいな浮かれハッピー新卒会社員が増えることは、
すっごく良いことなんじゃないかなと思う。

自分の仕事が、自分の企業が、世の中をよくしてるって
ちょっとでも信じれる若者が増えることは、
結構大事なことなんじゃないかな、と思う。




起業することも、個人としてやりたい活動に全力を注ぐのも
めっっっっっちゃかっこいい。

でも、大半の学生が選ぶ会社員という選択肢も、
「若者が世界や日本や社会に対して、責任や意義を感じて働くきっかけになる」という点で、こちらもこちらでやっぱり超絶かっこいい。


そんなことを考えた会社員1年目。





同世代の新卒社員たちーーーーーーーーー!!
ちょっとでもいい世界できたらいいなあなんて思いながら、
明日からもお仕事頑張ってこーなーーーーーーー!!!!1




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