見出し画像

苦手意識がなかったから

人事異動の発表があり、さようならする人、はじめましての人、お久しぶりですねの人、出会いと別れの季節本番です。

私の業務範囲も、少しだけ変わりそうです。今の会社に来てから、目の前にある仕事は全て引き受けてきました。どんなにハードでも、一緒に働く営業マンにぶち切れても、私の立場では断ることは出来なかったこともあります。

が、私より何十年も長く働いている方(アラフィフ)に新しく仕事を引き継いだら、苦手だからと一年たたずに別の人に受け渡すことになりました。

一瞬、「ああ、苦手だからって逃げられるんだ、楽でいいな」と思いました。私は貧乏くじ引いたなと思いました。

が、よくよく考えたらそういう仕事が回ってきたチャンスを生かすかどうか、周りはよく見ているんですよね。上司はそれを判断材料にして、新しいチャンスを与えてくれるのですよ。

アシスタントで収まっていた私に、上司から「一人で十分できるから、やってみない?処遇は考えてあげるから」というチャンスがやってきました。

幸せのコツは他人と比べず、目の前にある仕事に全力で取り組む。ただそれだけです。

アラフォー以上のいいオトナが他人と比べると、とたんにつまらない普通の人になります。もちろん無理なことは断ります。

苦手だからって逃げなくてよかった。そんな幸せもあるのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?