【旧姓使用】vs.銀行編

あけましておめでとうございます。
新年です。
個人事業主にとっては、確定申告の時期です。

私は去年開業し、今年が初めての確定申告です。
やっちまいました、個人事業主1年生、めんどくさがりで口座をわけていませんでした。
…余計にめんどくさいことになってます。

言い訳ですが、口座をわけなかったのには理由があります。
私は既婚者です。
仕事では旧姓(ここでは分かりやすく仮名:山田とします)を使ってます。
新姓(仮名:乍とします)を使わない理由は、なかなか読めない苗字だから(乍はナガラと読むらしい)です。

さて、私の仕事はBtoCの接客業(その他サービス業)です(一部BtoBな側面もある)。
お客さんには、私の名前を覚えてもらう必要があります。
大したもんじゃないけど、今まで積み上げてきた信用や業績だってある。
結婚するときに「選択的夫婦別姓制度」が少し盛り上がってて、待とうかとも思った。待ってもダメだった。

なので、普通に結婚して今は夫の姓を名乗ってます。
が、読めないし知られてない苗字の扱いに困りました。
だって客からしたら、誰こいつ&読めないじゃん。
山田さん、久しぶりだね!またよろしく!
山田さんネットで探してきました!
これ嬉しいやつです。

一方、乍さん?さく、、?
変わった苗字ですね、なんて読むかわからなくて名前探せなかったわ〜
これ、悲しいやつです。

元山田は考えました。
仕事は山田のままでやろう、と。

山田は取引用の銀行口座を作ろうと考えました。
そのために個人事業の屋号は山田にしました。

そこで驚愕の事実
個人事業主、屋号での口座は実質作れない。

個人事業主で口座を作る場合の選択肢は原則
・屋号つき口座(屋号+戸籍名併記)
・戸籍名(戸籍名のみ)
だったのです。

つまり、山田が屋号つき講座を作ろうとすると
◯◯銀行 ××支店 名義:山田花子 乍花子
という、花子がしつこい上に、知らん漢字が間に挟まる口座の完成。

山田は悲しく(めんどくさく)なり、一旦保留にしました。
そのまま時は流れ、今(新年)に至ります。

同じような経験をされている方が、山田みたいにならないために、山田の経験を誰かに役立ててほしい。そんな思いから旧姓と銀行口座についてのnoteを書きます(前振り長くてすみません)。

屋号つきの口座vs.旧姓の口座

山田は個人事業主なので法人のことはわからないです。
あくまでも個人事業のこととしてお楽しみください。

個人事業主の屋号つきの口座は、ネットで調べると以下の銀行で作れます。
・三菱UFJ銀行
・三井住友銀行
・みずほ銀行
・楽天銀行
・GMOあおぞらネット銀行
・住信SBIネット銀行

誰もが聞いたことがあるメガバンクさんでも作れるのです。

山田は赤い銀行さんにプライベート用口座があるので(手数料節約のためにも)赤い銀行で作ろうとしました。
結果は前述の通り、
名義:山田花子 乍花子
という変な口座でした。悪いがこれならいらないのよ…。

2024年の山田はへこたれません。去年の失敗は繰り返すまいと。

旧姓の口座をつくればいいじゃん
山田の成長の瞬間です。

ネットで調べると、旧姓使用を可能とする銀行さんは意外と多数派?

いざ!念願の旧姓口座へ!

山田は再度、赤い銀行さんに電話します。
…ダメでした。他の銀行でも多分難しいとの回答。

金融庁さん、アンケートの結果おかしくない??
そんな思いを抱えつつ調べると、旧姓口座を作れるネット銀行や地方銀行の一覧を見つけました。

東京在住なので近いとこを探します。
候補は下記の銀行さんたち(結果も併記します)
・三井住友銀行:条件付き?
・みずほ銀行:不可
・きらぼし銀行:可(制限あり)
・楽天銀行:可(制限あり)

自宅から近い支店があったきらぼし銀行さんで口座を作ってみようと思います。
気になるのは、
「利用できるサービスには制限があります。詳細はお問い合わせください。」という決まり文句。
取引に使うので、振り込み上限額がべらぼうに低いと使えません。
融資は受けられないとのことで、これは人によってはかなり困るかも。
いろんな疑問点は直接窓口で聞こうと思います。

山田の経験が誰かの糧になれば幸いです。

おまけ(屋号の口座)

個人事業主は屋号のみの口座は作れない、と書きましたが一部嘘です。

ゆうちょ銀行さんでは当座預金で屋号のみの口座が作れます。
当座なので、普通と違ってATMが使えません。
基本は取引店の窓口のみです。
インターネットバンキングは使えるみたいなので、場合によっては検討してもいいかも?

上記の2銀行が微妙だったら山田も検討してます。

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