見出し画像

Day49 授業に物申してみた【アラサー女子のスパルタcoop留学】


すんません、やや大作になりました。。






Digital Marketingのクラスは先週デザインのクラス(WordPressとPhotoshop)が終わり、今週からは前半SEOのクラス、後半Digital Marketing概論のクラスという形で進行していきます。


授業が期待外れ?


私はこのコース全体がちょっと物足りなく思っているのですが、先週までデザインのクラスを担当していた女性の先生は特に授業のやり方が悪く、明日からまたその先生に教わることになるので、ちょっと嫌だなあと思っていました。


主観も入りますが、何が嫌かというと…

  1. 雑談が多すぎる (4時間の授業中1時間くらい)

  2. 説明があちこちに飛ぶ

  3. みんなの最終プレゼンの日に遅刻する(生徒には「遅刻したら落とすから!」と言っていたくせに。。)

  4. Photoshopの演習が少なすぎる(写真3枚の背景と色を変えたくらい)

  5. ○○人はこう、という決めつけるような話が多い

  6. 見慣れないアドレスの生徒をクラスルームのシステムから消す(タイ人くんが一瞬消されてました)

  7. 言葉が出てこない生徒に対し「Finish the sentence!」などとイライラした様子で急かす


などなど。授業の質も悪いし、よく感情的になる。



ついに物申してみた


今週は前の先生に戻って落ち着いた授業になったので、余計彼女の授業が良くなかったことを実感した私たち。そして今日、休み時間に時間のあった5人(メキシコ人3人、タイ人くん、私)で事務室に突撃🏃



事務室にはちょうど、先生の配置などを担当する人が一人だけで作業していました。私たちがぞろぞろ入って行ったら両手を挙げて「どうした!ごめん!命だけは助けてください!!」とお手上げポーズをしていました。関西人顔負けのボケのスピード。笑



それでみんなで先ほど述べたような先生に対して思っていることを話しました。単なる愚痴にならないように、私たちは専門スキルを学ぶために来ているからもうちょっと頑張りたいんだよね、という方向性にしました。



真剣に話したので、事務局の人も理解してくれた様子で、今日マネージャーに相談してくれることになりました。その問題の先生の新しいクラスは明日からなので、明日すぐに何かすることは難しいかもしれないけど、とりあえずベストは尽くしてくれそう。




でた、同調圧力!他の日本人の反応


私としては、まあクラスが良くなるならよかったな、くらいの軽い気持ちだったのですが、帰ってくると他の日本人たちが「どうだったの!?」と、だいぶ異質なものを見るような感じ。


(後で聞いたら、メキシコ人たちがスペイン語で話し始めたから、日本人たちは日本語で私に聞きたかっただけらしいけど、それにしても変な空気だった。)



「結局演習したの写真3枚だし、遅刻もするし、雑談多いし…みたいなことを話してきたよ」と報告したら、「それをチクったら俺らも遅刻できなくなるじゃん」と言ってきた日本人がいました。(知らんがな)



その他の日本人も「事務局に言うほど大騒ぎすること?」みたいな雰囲気。



日本語で言われているから、その空間でのその議論は私一人vsみんな、みたいになるし、私は英語と日本語を瞬時に切り替えるのが苦手なので、日本語でうまく喋れなくてあわあわしていました。



いつもの救世主タイ人くん



私が困っているところにタイ人くんが帰ってきたので、「みんなはそんなに変だと思わなかったんだって」と言って話に入ってもらうと、「そっか、そう思うならみんなもその意見を言う権利もあると思うよ。」と収めてくれました。



そうだよね、彼らも思ったこと言えばいいよね。私は自分の考えをもとに自分ができるベストな行動をとっただけなので、それをとやかく言う権利はないですよね。私はもう日本語で反論しようとするのをやめました。




授業後タイ人くんに「なんかあの時日本語で文句言われてたんだけど」と愚痴ったところ、「僕らは他のアジア人と違って既に欧米の留学経験があって、この国では黙ってたらだめということを知っているから、ふるまい方が違うのは仕方ないと思う。でも勉強するために学費を払ってここに来てるんだから、授業へのリクエストは間違ってないよ。」と言ってくれました。




そうだよねえええええ~



思ったこと


今回の件で思ったことは三つ。


一つ目は、私は意見を発信することに対してはあまりためらいなくできるようになったけれど、複数人に囲まれるとまだ弱気になるときがあるということ。


今回の私の態度は間違っていないし、日本人の反応は相手にしなくても良かったですが、結局こうやってぷんすかしているのは自分の考えを分かってほしかったんだろうなあ、と。


分かってくれていた子もいたかもしれないけど、やっぱり異質な感じで扱われた印象があって嫌な気分になりました。


もっと強い人だったらそれすらも気にならなかったかも。


二つ目は、他国の生徒たちが当たり前のように積極的でいいなということ。今回一緒に来たメキシコ人の一人は「あーWordPressまじで難しい、無理だー」とよく言っているけれど、事務室ではすごくしっかり主張していて、みんな真摯に授業をちゃんと受けようとしているな、と思いました。とりあえずこうやって同じ思いで来てくれる仲間がいるなら頑張れる気がする。



三つ目は、前にも少し書いたけれど、やはり私はここで他の日本人と同じでありたくないと思ってしまうこと。そしてそのちょっと醜い気持ちからはもう逃れようがないし、もうこうなったら思いっきり自分スタイルでいこうと。



私は今回の彼らの態度を、「意識が高い人を冷ややかな目で見る、主張することを良しとしない態度」というように受け止めました。この態度は日本でも良くないと思うけれど、文化が違うカナダでも同じことをしていることが受け入れられないです。日本で出会っていたら特に違和感はなかったかもしれないけど。




これから少しずつみんなの態度も変わるかもしれないし、仲良くなれそうな日本人の子もいるけれど、ひとまず今は私が異質な感じになっているので、無理やり距離を詰めなくてもいいかなと思います。




まとめ


海外の人との文化の差よりも、ここにいる日本人との価値観の差にフラストレーションを感じた、というエピソードになりました。


これはカナダに来てから私が感じている違和感の一つで、やっと今回一部言葉にできたかなと思います。もう少し時間が経ったらもっとクリアにできる部分があるかもしれない。


夢中で書いていたら2,500文字を超えました。長文読んでくれた人ありがとう。


切り替えて今日はまたピラティスに行ってきます!


では。



























この記事が参加している募集

なりたい自分

with ヒューマンホールディングス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?