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パラダイム

香る夜が解く嘘の鎖
囚われていたカトレアの華

瞼の奥から鳴り響く唄
光に目を背けて踊る

ゆれるゆれる躯に
濡れていく息とパラダイム

飢えて渇く心、
せめてイマで満たして

欲と愛の狭間で
重なる影は蜃気楼

胸を縛る思考、
熱と夜で殺して

透かし絵に似た世界は
わたしの火で浮かび出す

朝になれば消えていく
無意味な唄を歌って

ここにしか咲かない夢と
ここでしか聴けない現実

ゆれるゆれる心に
乱れる髪とパラダイム

飢えて渇く躯、
せめてイマで満たして

欲と愛の狭間で
重なる影は蜃気楼

胸を縛る思考、
熱と夜で殺して

ゆれるゆれる影...

イマと過去のわたしを
躯と心に刻んで

明日に映るゆれた影は
思考の芥

欲と愛の狭間に
消えていく嘘とパラダイム

胸を縛る思考、
熱と夜で殺して

透かし絵に似た世界は
わたしの火で浮かび出す

朝になれば消えていく
無意味な唄を歌わせて...

/作詞曲 みみみ
※みみみの前ユニット『メロディ・クロック』の楽曲です。

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