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アマル・デ・エルスと彼の唄

雨の香り夜の香りいつもの迷い道
何処にいるの?何処にいるの?冷たい息を吐く
雨の心夜の心独りで抱きしめる
暗い道を照らす音を探す錆びた器

いつかは消えるこの身体この心
それなら何のため生きていく?
意味のないこの世界意味のない毎日に
虚しく踊って砂まみれ

心の景色と見えてる景色が
重なり合わない霧の中
紅いお目々の着飾る雛人形
飛び回れ

そうだこんな日々、どうせ何もない
砂に汚されて踊りましょう

自分の想いと音符の刻みと
視線を重ねて渦の中
蒼いお目々でこっちを見る仔猫
…さあ、おいで

偽りの愛で抱き寄せて
少しだけ安らいで
輝いた空を仰ぎ見る
背中に張りつく白い影

いつの日も冷たい神の雨
独り集める声の雫
壊したい、呼吸を止めたくなるから
この世界にこんなに意味がないから

雨の香り夜の香りいつもの迷い道
俺はここだ、俺はここだ、とにかく叫びたい
雨の心夜の心独りで抱きしめる
暗い道を照らす音を探す錆びた器

いつか消えるこの身体この心
それなら何のため生きていく?
意味のないこの世界意味のない毎日に
光を灯した雛人形

偽らぬ愛で微笑んで
少しだけ夢を見る
輝いた空に届く気がして
覚めるとそこには白い影

いつの日も冷たい神の雨
独り集める声の雫
奏でたい、呼吸を止めたくないから
この世界にどんなに意味が無くても

いつまでも
音の雨
いつまでも
音の雨
奏でたい、呼吸を止めたくないから
この命はなんとなく、続いてく

/作詞曲 みみみ
※みみみの前ユニット『メロディ・クロック』の楽曲です。



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