山本 理沙

作家/コラムニスト/犬と2歳の息子の母。 講談社より『不機嫌な婚活』発売中📖 mi-m…

山本 理沙

作家/コラムニスト/犬と2歳の息子の母。 講談社より『不機嫌な婚活』発売中📖 mi-molletにて書下ろし小説『風の時代の女たち』連載。 過去に東カレWEBにて小説・エッセイを多数執筆。「崖っぷち結婚相談所」「結婚願望のない男」「恋と友情のあいだで〜里奈Ver.〜」など。

最近の記事

私のグランマ

個人的な家族の話です。 もう60年以上ハワイに住んでいた大叔母が、ハワイを去ることになりました。 理由は色々ありますが、90歳を超えた高齢でハワイに一人で住むのが、このご時世難しくなってしまったから。 ちょっと紛らわしいですが、私は大叔母を昔からグランマと呼んでいます。父が外人なので父方のおばあちゃんなのかと思われますがグランマは母方の血筋で、日本生まれ日本育ちの純ジャパニーズ。 新潟の直江津で育ち、「あたし、もう雪だけは二度と見たくないの」が口癖のファンキーなグランマ

    • 大人になって、ようやく『7つの習慣』の深みがわかった

      最近、自己啓発本をよく読んでます。 若い頃は「ふむふむ」と流し読みしてあまり興味がなかったのが、「そうだよね…そういうことか…!」と読み入ってしまうのは、私もそれなりに人生経験を積めたということでしょうか。 読めば読むほど、脳と心が活性化されるのが分かります。 この『7つの習慣』も学生時代にオススメされて一読したのですが、もっとちゃんと読み込めば人生違ったかもしれません。笑 ① 主体的である ② 終わりを思い描くことから始める ③ 最優先事項を優先する ④ Win-W

      • 「エリート」が好きな女の言い分

        突然ですが、日本一と言っても過言ではない女優さんが結婚しましたね。 しかもそのお相手は一般人、そして某外資系証券会社の社員だと言うから、 「ていうか、だれ?」 と、昨日からLINEが飛び交いまくってたのは言うまでもありません。 俳優よりハイスペ?

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        • 山田詠美の「つみびと」を読んで思ったこと

          「そうだ、ママならさ、山田詠美の“つみびと”読んだ?」 読書家の知人にたまたまそんなことを聞かれ、私はその場でスマホを手に取りAmazonでこの本をポチった。 数年前、世間を騒がせた「大阪二児置き去り事件」。 若いシングルマザーが夏の灼熱のマンションの一室に我が子を閉じ込め餓死させたという、聞くだけで身が切られそうな痛ましい事件を題材に、あの山田詠美さんがフィクション小説を書いたというのだ。 あのニュースが日本中のワイドショーをハックしていた頃、私はDINKSを謳歌し

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