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仕事と病気になった家族、どちらも大事なのに。

今日は本来なら出勤する日だったのですが、急遽お休みをしました。

理由は、家族の体調不良です。

今週の月曜日に同居している母親が発熱し、苦しいとの連絡が勤務中に入った為、一時間ほど残業をした後に上司に事情を伝えて退社しました。
現在、様々な事情が重なって業務量が大幅に増えていて、残業続きの日々。他の社員はまだ仕事をしており、
申し訳ない気持ちはありつつも、持病を抱えている母親の体調不良で、看護できるのがわたししかいない為、やむを得ず帰宅したのです。

病院を受診して処方された薬を服用したところ少し症状が和らいだ為、ひとりで家で過ごせるだろうと判断して翌日から出勤したのですが、木曜日に発熱がぶりかえしてしまいました。その日は特に業務過多で、5時15分に始業して、終業したのが19時45分。
帰宅した時点でわたし自身も疲れきっており、すでに就寝していた母親がお手洗いに行く為に起き出した際に「また熱が出てしんどい…」と告げられたのですが、
何も対処できないまま、金曜日も出勤してしまいました。

そして金曜日の午後、「熱が上がって苦しい。何もできない」との連絡があり、やはり少し残業をしてから仕事を残した状態で退社。帰宅してから症状を確認して、翌日の出勤は難しいと判断し、欠勤する旨を上司に連絡しました。

人員がタイトな職場で働いており、わたし一人が突然休むと他の社員に負担がかかるので、迷惑をかけてしまったという罪悪感でとても苦しい気持ちです。
一方で、体調を崩してケアを必要としている母親を一人で家に残して出勤するのもとても不安で、悪い想像をしてしまいがちなので、帰宅する道すがら、「帰ったらお母さんが倒れていたらどうしよう」と考えて、血の気がひくような思いがします。

突然欠勤するのは責任感に欠けるし、同僚や上司の迷惑になる行動だとは思うのですが、病気で苦しんでいる家族より仕事を優先するのも人としてどうなんだろうと、とても悩ましいです。

介護保険制度が利用できる条件にはあてはまらず、でも、持病で体調を崩すと付ききりで看護が必要な家族と生活をともにしていると、今回のように急遽仕事を休まざるを得なくて、その度に仕事と家族の間で板挟みになってしまうのです。

「皆の迷惑になってしまうし、仕事は休めない。違う、
休めないわけじゃない、自分で休まないことを選択しているんだ。突然休んで迷惑な人だと批判されるのが嫌で、母親を犠牲にして自己保身をしているだけだよ」
…こういう風なことばが、頭の中で響いてしまいます。

この状況を相談できる人もおらず、自分の中だけで考えいるのも苦しくて、noteに書き出してみました。

今日は一日看病することができ、そのおかげもあってか熱も下がってきて、落ち着いて母親も床につきました。
わたしも少し疲れたので、そろそろ休もうと思います。

重い内容になってしまいましたが、ここまで読んで下さり、ありがとうございました。




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