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血液型によって食べ物の相性が違う?4つの血液型別の特徴と考え方とは?

 


◇血液型と食べ物の相性の考え方



血液型と食べ物の相性については元々、食事療法の1つとして1996年にアメリカの自然療法医師であるピーター・J・ダダモさんが提唱したことが始まりと言われています。
 
ダダモさんによると、かかりやすい病気や、食べた方がいい食材、果ては効果の出やすい運動などが血液型によって変わるとされています。
まず、それぞれの血液型の考え方として、
 
・狩猟採取して生活していた狩猟民族→O型
・食物を安定して得るため農耕を始めた農耕民族→A型
・集団が大きくなり、新天地を求めて遊牧した遊牧民族→B型
・文明が進み、分散した人同士が混合した現在に近い民族→AB型

 
という形で特徴が考えられています。
 
また、食べ物を摂取したときに体内では、血液と食べ物のあいだで化学反応が起こります。
特にレクチンというタンパク質が血液に大きく作用します。

レクチンは、血液型によって危険なレクチンを含む物質が違うので、特定の食べ物に反応するレクチンを避けることが健康や美容につながる、というのが血液型と食材の相性の考え方です。
 

◇それぞれの血液型の特徴とダイエット法


【A型】


もともと農耕生活をしていたA型は、肉類を消化するのが得意でないため、穀物と野菜中心の食生活が合っていると言われています。つまり和食ですね。
タンパク質は、魚類や大豆類から摂取するのが○。
鳥肉以外の肉は、避けたほうがいいとされています。
また、乳製品も相性が良くないので、避けたほうがいいでしょう。
 
~ダイエット法~
A型は炭水化物を消化しやすいとされているので、炭水化物を摂取し、脂質を減らす低脂質ダイエットが合いやすいと考えられます。
また、真面目なA型の人は激しい運動よりもストレッチやウォーキングなど日常でストレスなく取り入れられるものが向いていると考えられます。
 

【B型】


遊牧民族であったB型は、消化器系と免疫系ともに強く、魚類や肉類、野菜、穀物、乳製品と食生活も色々なものが楽しめます。
但し、アジア人(特に日本人)は牛乳の乳糖を分解する酵素を持っていない人が8割以上と多いので、乳製品は避けた方がいいでしょう。
 
~ダイエット法~
B型は同じことを続けるよりもある程度変化や楽しみがあると続けやすいため、誰かと一緒に行うスポーツやパーソナル指導等が合いやすいでしょう。
メニューも都度変えたり柔軟な対応ができるよう知識や経験のある人からアドバイスをもらうといいでしょう。
 

【O型】


狩猟で肉を多く食していたO型は、胃酸の量が多く、肉類を消化する酵素が多いのが特徴です。肉類や魚類など動物性タンパク質をたっぷりととり、野菜や果物をバランスよく摂取しましょう。

小麦や乳製品はうまく消化できないので、避けるようにしましょう。
 
~ダイエット法~
肉類などを分解しやすいことから、油をエネルギーにダイエットをする糖質制限ダイエットが向いている可能性が考えられます。

また、O型は狩猟民族の性質を持っているので、比較的運動強度の高いスポーツや筋トレなどが向いているでしょう。

汗をかくようなスポーツや、ある程度強度のあるウエイトトレーニングなどもいいでしょう。
 

【AB型】


A型とB型がミックスしたAB型は、両方の良いところと悪いところを併せ持っているため、A型に適しない肉類も、AB型はOKですが、B型で適さない鳥肉は、やはり避けたほうが良い食品です。

タンパク質は、魚類、豆類などから摂取しましょう。
 
~ダイエット法~
AB型はA型とB型の特徴を持っているので、コツコツと習慣にしやすいスケジュールを組んで、運動方法やメニューは都度気分で変えられるようにするといいでしょう。

人と一緒に行う運動や自分に合わせてカスタマイズできるパーソナル指導やヨガ教室などが合っていると考えられます。
 

◇ダイエットの原則と血液型ダイエットの取り入れ方


血液型によって食べ物との相性や性格によるダイエット法をご紹介しましたが、
ダイエットの大原則は「消費カロリー>摂取カロリー」です。

最近ではカロリー神話を否定する論文や著書も出ていますが、基本的に多く食べれば太るし、運動しなければ消費カロリーは増えません。

その中で、脂質を制限する脂質制限ダイエットか糖質を制限する糖質制限ダイエットのどちらかを行うことで体重が減少していきます。

血液型ダイエットの考え方を踏まえて、自分はA型だから脂質制限ダイエットから試す。

O型だから糖質制限ダイエットから試すというような考え方がいいでしょう。

さらにその中で、自分の血液型に合った食材を試して、体重の落ち具合や体調を見て判断するのが適切だと考えられます。
 

【まとめ】


血液型による食べ物の相性については、現段階では研究や論文で根拠が示されているわけではないので、否定的な意見も多い状況です。

理由としては遺伝子の塩基配列から「ABO型の原型はA型である」ということもあります。

また、腸内細菌に関しても、炭水化物中心の食事にすれば炭水化物を分解する腸内細菌が中心の状態に変わり、脂質中心の食事にすれば脂質を分解する腸内細菌が中心の状態に変化することも報告されています。

しかも3日から長くても2週間程度で変わると言われています。
 
とはいえ、まだ研究が進んでいないだけで将来的にはやはり正しかったとわかることも多いので、個人的には全くのデタラメと考えるのも早計な気がします。

そもそも血液型自体、医学的に人体に影響を与える要素の一つであることは間違いありませんし、それぞれの特徴や相性がある可能性も十分に考えられますからね。

今の段階では、自分の経験や感覚と照らし合わせて、参考にする一つの見方として捉えるのが適切だと考えています。


私の記事ではこういった化粧品・スキンケアなどの美容に関すること。ダイエット・ボディメイクについて書いていますので、良かったら見ていただけると嬉しいです。

スキンケアやアパレル製品の開発をしたいと思っています。