ベイサイド春祭りにいってきました~

何の記事や!? と思われた方が殆どかと思います…
演出家の大西一郎さんのホームグラウンド(と言っていいのかな?)で、公演やリーディングを行っている小さな劇場があるのですが、そこで開催された一日だけのお祭り公演を観に行ってきました。

プログラムはこちら!じゃん!(私の記憶なのでところどころ曖昧です)

1 落語(いが栗)
2 うた(勇者ライディーンのOP)
3 おのさんの一人芝居「サンドマンやさしく歌って」
4 うた(忘れました(>_<) 昔のアニメで子門真人さんが歌っていたうた)
5 リーディング(北村想「あまやどり」)
6 うた(上記と同じ)
7 リーディング(新作・第三話)
8 うた(およげ! たいやきくん)
7 ウクレレ演奏(およげ! たいやきくんの店のおじさん)
8 落語(芝浜を15分で)

いかにも面白そうなカードでしょう? 面白かったんですよ~\(^o^)/

なにしろですね、また~りとしていながら思わず笑顔のでる場面があるかと思えば、ちからづくで笑わせにかかってくる大人がいたりという、終わってみると大層盛沢山で滅法面白かった1時間40分(ぐらい)でした。(ちなみにお代は『投げ銭』制 ^^♪)

以下、感想です。
◆おのさんの一人芝居「サンドマンやさしく歌って」:おのさんの一人劇団『おのまさしあたあ』番外編とでもいうような、13分ぐらいのおしゃれでコミカルな、大人のコメディ。いやー楽しかった。もっと長い芝居の一場面と言ってもよさそうな、だけどこの短さが実は面白さのキモのような、不思議な空間でした。もう一回観たい!!

◆落語「いが栗」:この方(女性)の声がとても好きで。可愛いおばあちゃんの声が今回は特に良かったと思いました。私は落語に全然詳しくないので専門的なことは分かりませんが、でもどきどきしながらサゲまで一気に連れていってもらった感じです。

◆うた :勇者ライディーンはそらで歌えるほど大好きなので、気が付いたら一緒に口ずさんでいました。神谷明さんの「フェーッド、インンッ!!(エコー)」っていう超カッコイイ絶叫を思い出しました(間違っても冴羽遼のアレではないのです)たいやきくんでは本物のたいやきを釣り竿につるして登場。歌も上手い!!大満足。

◆北村想「あまやどり」リーディング :演出家・劇作家のおふたりも入ってのリーディング、主役二人の女性の掛け合いが、とても、なんというかローテンションなのにそこはかとなく面白い、いかにも銀行行員の制服姿の疲れたOLっぽくて良いなあと思いました。お話の面白さに唸らされました♪

◆オリジナル新作劇のリーディング(すみません、タイトルを忘れました)
靴屋を営む靴屋さん兼元靴デザイナーの青年と、彼を取り巻く人たちのドラマです。これ、連載(とはいわないですよね、、)三回目でして、今回が最終回。いつもの楽しい掛け合いよりも、回想シーンなど伏線回収の感が強い感じがしましたが(当たり前ですよね、最終回なのだから)このリーディングによって、脚本がさらにブラッシュアップされ、近い将来、舞台作品になることを願ってやみません。テンポの良い掛け合いと独特のまったり空間が私は大好きなのです(*^^*)

◆ウクレレ演奏(およげたいやきくんとのコラボレーション):ウクレレがとても優しく心落ち着けるなかでの、結構ブラックな歌詞とのギャップが面白かったです。また聴きたい(^^♪

◆落語「芝浜」 : 私でも知っている有名落語ですが、いい感じにきゅっとまとまっていて面白かったです。安心して聞いてられる感じの噺で、トリに納得!

てな感じで、
なんだか室内楽的喜劇というか、演者のどなたも無理していない、或いはしていなさそうなお顔をなさっていて、演出家もこれは今日初めて聞くなどと仰る演目のひとつひとつが、実はすごくクオリティが高く、プロのエンタテインメント作品を観てきた満足感で、今もうお腹いっぱいです。

実はワタクシ金曜の夜からいろいろ予定が入っていてちょっとお疲れモードだったのですが、そんなテンションのにもスッと優しく入ってきてくれるあの独特な雰囲気がスキなんだよなぁ~と思いつつ、電車を乗り継いで帰ってまいりました。良い気分転換になりました!

皆様、大変お疲れ様でした。
次回も楽しみにしております♪♪

以上です。

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