映画『セッション』

映画『セッション』
原題『Whiplash』
(2014年、アメリカ)
監督・脚本:デイミアン・チャゼル
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ
出演者 :マイルズ・テラー / J・K・シモンズ

『ラ・ラ・ランド』のチャゼル監督が『ラ・ラ・ランド』の前に製作したJazz映画がこの『セッション』。前からその存在は知っていて、観たいなと思っていたところリバイバル上映が立川であったので観に行きました。

ジャズドラマーを目指して名門音楽学校に入学したニーマンは、伝説の教師と言われるフレッチャーの指導を受けることに。しかし、常に完璧を求めるフレッチャーは容赦ない罵声を浴びせ、レッスンは次第に狂気に満ちていく… 、といった作品です。

同じJazz映画でも『BLUE GAINT』は音楽の肯定的な面を表現しているのに対し、『セッション』では音楽が持つ麻薬性、狂気性を表現しています。
はっきり言えばスパルタ映画あり、パワハラ映画です。パワハラにトラウマを持っている人がこの映画を観れば嫌な気持ちになると思います。私もあまり好きな世界ではありません。
それでも最後の演奏シーンは圧巻であり、圧倒されます。それだけでも観にいった価値はありました。


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