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保育園に通い始めて2ヶ月

※ 今回も完全にただの日記です ※

4歳児グスタフと1歳児アマデが保育園に通い始めて2ヶ月が過ぎた。

2人が通う園では、新入園児は4/1(木)2(金)はお休みであり、4/3(土)の入園式を経て4/5(月)からの登園であった。そして4/15(木)まではいわゆる慣らし保育で、4/16(金)から通常保育というスケジュールであった。
愛妻は4/16(金)まで育休を取っていたため、慣らし保育の間は夫婦二人で保育園の対応ができる点で、とても心強かった。

前の記事にも書いたが、通うことを決めた保育園は我が家から少し離れており、自転車で15分程度かかる。

登園初日は夫婦で送迎することにしたのであるが、自転車には大人は一人しか乗れない。よって、私が子ども二人を自転車に乗せ、愛妻にはちょっと遠いが保育園まで歩いてもらうことにして、同じ時間くらいに到着するよう、保育園に向かった。
予想通り、グスタフはすんなりと預かってもらうことができ、アマデは預けた途端にギャン泣きであった。まぁこれは仕方のないことだ。

慣らし保育の前半は預かりが11時までであるため、わざわざ家に戻ることはせず、園の近くのコメダ珈琲店で待つことにした。見出し画像の写真はこのときのものだ。
思えば、アマデが生まれて以降、愛妻とこうやってふたりでお茶をしたのは初めてのことだったと思う。本当に子育てにまい進してきたことを実感しつつ、ようやくこういう時間を持てることをありがたく思った次第だ。

お迎えも二人で行った。
園での様子はと言えば、これまた想定通り、グスタフは無問題、アマデは泣き続け。これはまぁ仕方ない。じきに慣れることはわかっているし、焦らないこととした。
ちなみにこの頃は緊急事態宣言下ではなかったため、わたしはこの後、午後から会社に出社した。愛妻には午後からひとりで二人を見てもらって、感謝だ。

2日目は、私がひとりで自転車で送り届け、帰りのお迎えは愛妻にお願いした。電動自転車とはいえ(電動自転車だからこそ?)子ども二人を乗せて運転するのはなかなかハードなのだが、どちらの親もできるようになっておかなければ詰む。この日は通常保育に向けてのよい演習となった。

3日目にして早くも保育園にわがままを言ってしまった。
本来は慣らし保育で子ども二人とも11時に退園しなければならないところ、グスタフだけを夕方まで見ていただけないかお願いしたのだ。グスタフが園に馴染んでおり何も不安はなさそうなことから、快諾していただけた。

朝は私が二人を園に届け、愛妻が11時過ぎにアマデだけを引き取りにいってくれた。そして私は、劇場に向かったのだ。

終演後ダッシュで帰宅し、夕方には保育園にグスタフを迎えに行った。アマデとグスタフ二人を午後早い時間から愛妻に見てもらうことはもちろんできなくはないのだが、ハードワークであることは間違いないため、極力そのようなシチュエーションが発生しないようにしたのだ。
イレギュラーな一日であったが、順調に終えることができた。

この後の慣らし保育期間も、送りはわたし、迎えはふたりで適度に分散しつつ、乗り切った。慣らし保育の後半は昼食後、12時半~13時のお迎えということだったが、これまでも幼稚園に通っていたグスタフは何も問題がなかったため、グスタフは早めに慣らし保育を終了し、夕方まで見てもらうことも多かった。
アマデとグスタフの迎え時間が異なる場合の大半は、アマデを愛妻にお願いし、グスタフを私が迎えに行ったが、たった一度だけ私が13時くらいのアマデと16時くらいのグスタフ両方の迎えに行き、送りと合わせて3往復した日があった。往復30分以上は自転車に乗っていることを考えると、トータルで1時間半以上だ。さすがにその日は疲れてしまった。

上記のように、私が13時や16時にお迎えに行くことができたのは、在宅勤務のためだ。会社に出社しているようならこうはいかない。コロナによる緊急事態宣言が、保育園送迎という点では完全に良い方向に目が出たと云える。

そして、4/16(金)の通常保育初日こそ愛妻の育休最終日であったが、4/19(月)からはいよいよ愛妻が出勤することになった。愛妻の職場は今住んでいる家から遠く、1時間半ほど掛かる。そのため、朝は保育園が開く時間には家を出てしまう。時短のため、帰りは18時くらいに帰宅することはできるので、当初は、送りを私、迎えを愛妻ということで分担の相談をしていた。

しかし慣らしの2週間に送り迎えをしてみて、電動自転車にふたりを乗せて運転することは想像以上にハードであることを実感した。また、緊急事態宣言が継続することで、わたしが大半の日を在宅することから、まずは送りも迎えもわたしがひとりでやってみることにした。
結果的に、4/19(月)から5/31(月)までの間、送りも迎えもすべて私一人でこなし、愛妻の手を煩わせることはなかった。本当によかった。

その間には、4月後半と5月後半にそれぞれ1日ずつ、わたしも出社した日があったのだが、その日も保育園まで自転車で送り届け、駅前に自転車を止めて、帰りはダッシュで退社してお迎えに行った。
余談ながら、4月も5月も駅前の駐車場を月極契約していたのであるが、使ったのは両月とも1日のみだ。ずいぶん高い駐車料金になってしまった。

通常保育の1ヶ月半の間、グスタフには何も問題なく、体調を崩すことはなかった。一方、アマデは一度だけ呼び出しがあった。朝から機嫌が悪かった日ではあったが熱がなかったため預かってもらった日だ。しかし在園中にぐったりしてしまい、熱を測ってみたら39℃もあったとのことで、昼前に呼び出しの電話をもらったのだ。
グスタフを一緒に連れ帰ってしまってはアマデの病院に差し障りがあると判断し、アマデだけを連れ帰って病院に行った。原因は不明であったがおそらくは風邪とのことで、お薬を処方してもらった。午後になっても高熱が続き、機嫌もかなり悪かったため、座薬で熱を下げることにした。おかげで熱が下がってからは、アマデの状態も安定した。

実はこの間、それ以外にも二度、アマデが39℃の熱を出した。だがどちらも週末のことで、月曜日には熱が下がっていたので園に預かっていただいた。片方はおそらく知恵熱的なもの、もう一方は中耳炎であった。中耳炎の抗生物質はシャレでないくらいおなかが緩くなってしまってアマデにも辛い思いをさせたかもしれない。

しかしふたりが2ヶ月間も保育園に通って、呼び出し1回のみというのは上々の出来だったと思う。グスタフが1歳児のときは、園で発熱してそもそも預かってもらえないということが数え切れないほどあったが、今回はそのようなケースはゼロであったのも助かった。

さて、病気以外のもうひとつ、大きな問題は、雨だ。
私たちは車に乗らない(そもそも私は免許を持っていない)ので、雨の日にどうやって保育園に行くかというのが大きな課題であった。電車は、駅まで遠いし乗り換えもあるしで、選択肢にできるレベルではない。よって、事前の相談では、雨だったら潔くタクシーを使おうと決めていた。

しかし、幸か不幸か、最初に体験した雨が、小雨だったのだ。そこで私の判断で、二人にレインコートを着せることにして、私もレインコートを着て、お迎えに行った。行きではなくて帰りというのもよかった。思いのほか快適だったため、その次にやってきた小雨のお迎えもまた、レインコートでこなした。

そうこうするうちに、梅雨入りした。
そうなってくると、大雨の日も当然出てくる。これまたなぜかしら、朝は降っていなかった日の夕方に大雨になった日があった。そこでその日は、タクシーで迎えに行った。
当初の計画では、会社から電車で園の最寄り駅まで帰り、園まで歩いてタクシーを呼ぶ計画だったが、在宅勤務の場合は家からタクシーで往復することになる。つまりタクシー代が倍掛かるのだ。とはいえ、背に腹は代えられない。アプリでタクシーを呼び、往復したい旨を伝え、園舎に迎えに行っている間は待っていてもらい、タクシーでお迎えを完遂した。3,800円ほど掛かってしまった。

それもあり、当初は予定していなかったが、自転車用のレインカバーを前後席両方分、購入した。こういう買い物は愛妻にお任せしてしまって申し訳ないのだが、良いものを見つけてきてくれるので助かる。
初めて、送りの時間の雨の中、レインカバーで自転車に乗り、登園した。しかし想像以上の大雨で、やはりここまでの雨の時は自転車はやめた方がよいと改めて思った次第だ。事故率が格段に上がる気がする。

とまぁ、上述のように4回だけ雨の中を送り迎えしたわけだが、往復とも雨の日はなかった。
……というのは正確ではない。実は、朝から雨の日に、保育園を休ませたことがあるのだ。会社ルールでは、他の保育者がいない状態で未就学児がいる場合、在宅勤務は許されていない。なので、その日は仕事をしてはいけないのだが、そこはそれ、他の保育者(つまり愛妻)がいる時間に仕事をするシフトを取ることで、何とかルール内で家庭内保育を実施した。
これぞ働き方改革の神髄だと思う。

結果として、子どもの体調問題も雨問題も、何とか乗り越えてこの2ヶ月を終えることができた。次の正念場は、緊急事態宣言が解除され、わたしが会社に出社するようになったときにどうなるかだ。

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