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グスタフと東京二人旅

先日4歳になったばかりの我が子グスタフと二人で、父の日である6/21(日)から1泊で東京へ旅行してきた。

我が家のテレビは大半の時間がFire TVを映し出しており、そのスクリーンセーバーがグスタフの写真たちだ。そのため、その写真を見たグスタフが「また東京に行きたい」と言うことが増えてきた。
ようやく県を跨いだ移動も解禁となったこともあり、グスタフのお誕生日祝いと父の日のお祝い(グスタフと二人っきりで過ごせるなんて、これ以上のお祝いがあるだろうか)を兼ねて、東京へ行くことにしたのだ。観劇もしないのに東京に行くことがあろうとは、自分でも予想していなかった。

グスタフは、以下の記事に書いた通り、前回の上京で4回もベビーシッターさんに預けられたことが嫌だったようで、「今回はシッターさんに預けない?」と何度も訊いてきた。今回は実際に預けなかったのでよかったのであるが、次回以降の観劇上京には課題を残した形となった。

今回のホテルは、常宿とも云えるインターコンチネンタル東京ベイだ。

私がこのホテルを愛用するようになったのは、(劇場の民であればご賢察のことと思うが)四季劇場ができた1998年からだ。ホテルの開業は1995年なので、オープン3年目からずっとお世話になっている。
当時は関東在住だったため宿泊することは必ずしも多くなかったが、観劇の前後に、今はなきブルーベランダやなだ万などのレストランにはお世話になったものだ。

さらにこのホテルとの付き合いが深くなったのは、2012年にこちらのホテルで結婚披露宴を催させてもらってからだ。ちょうどその頃、ホテルが大幅にリニューアルし、以前にも増して美味しいレストランが揃ったことも大きい。
ホテルと云えば食事の美味しいレストランが多いものではあるが、その中でもインターコンチネンタル東京ベイの食事は安定・安心の美味しさだ。

それもあって、2014年から2017年の韓国在住中は、帰国したらよくこのホテルに泊まっていた。長いときは10連泊以上することもあった。まさに自分のセカンドホームであるかのような場所だ。

グスタフ自身もこのホテルの食事が大好きで、「また東京のあのホテルでご飯を食べたい」と言っていた。
ところが残念なことに、新型コロナウィルスの影響で、まだレストランがほぼ空いていないのだ。そのため、食事については不安を残してはいたが、それでもグスタフと二人であれば楽しめる、と判断して上京を決めた。

ホテルに入るときに検温とアルコール消毒があったのにはちょっとびっくりした。まだまだコロナウィルス警戒中なのだ。

宿泊はクラブフロアだ。
ひとまずクラブラウンジでチェックインを済ませつつ、アフタヌーンティーをいただく。グスタフの分ももらえるのだが、ラインアップ的に厳しそうだったので、一部をわたしから取り分けることとし、一人分だけいただいた。

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グスタフはりんごジュースがたいそう気に入ったようで、このときも3杯、翌日の朝食時にも3杯飲んでいた。本物のジュースは本当に美味しい。

ホテルのお部屋はシックな感じが素敵だ。
部屋に入ると何故かしらカーテンが空いておらず、これはこれで怪人でも潜んでいそうな素敵な雰囲気であった。マッサージチェアがあるのもうれしい。

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グスタフの希望もあり、このまま夜のクラブディナーまでホテルを出ない予定であったが、そこは気の変わりやすい4歳児。やっぱり日比谷公園に行くと言うので、もう草地広場は閉まっているな~、と思いながらも、タクシーで日比谷公園に向かった。

日比谷公園は、滑り台などの遊具がある草地広場は16時30分で閉まってしまう。だから思い切り遊ぶことはできなかったが、花壇や噴水を楽しんだ。
そして(ホテルでの軽い夕食が控えていたが)大好きな松本楼へ。
ここではマスクを入れるためのビニール袋まで提供され、さすがの対応であった。
松本楼には極めてお得かつ美味なお子様プレートがあるのだが、休日しか提供されていない。この日は日曜日だったので、グスタフはもちろんそれをいただいた。オレンジジュースが美味なのもまたうれしい。
今回は写真を撮りそびれたので、過去の写真をペタリ。

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美味しいものを美味しく食べるときのグスタフは本当に幸せそうだ。私も軽食とペリエをいただいた。

せっかく上京したのだからと、以前バーマジシャンを演らせていただいていた馴染みの蕎麦屋さんにも顔を出そうかどうか真剣に悩んだが、グスタフ連れでは先方も困るかもしれないと考え、思い止まった。次回のチャンスを待ちたいと思う。

ホテルに戻って一休みして、入浴を先に済ませた。
そしてふたたびクラブラウンジでディナー。本来、クラブディナーはビュッフェ形式なのであるが、新型コロナウィルスの影響で、こちらのホテルではまだビュッフェ形式の食事は提供されていない。
コース形式で出てくる軽食を、今回はグスタフの分もお願いして、美味しくいただいた。ただ、食事はかなり大人向けにアレンジされており、グスタフが食べられるものは限られたのが実情だ。

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それもあって、ホテルのお部屋に戻ってから、ルームサービスでグスタフ用にフルーツプレートをお願いした。
するとなんと、お誕生日おめでとうのメッセージプレートが付いてきた。グスタフは1歳から3歳まですべての誕生日をこちらのホテルでお祝いした。そのためか、記録が残っていたのであろう。
素晴らしい心遣いに感動した。グスタフも喜んでいた。

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最高級のキングサイズベッドで、グスタフと二人、幸せな眠りに就いた。

翌朝。
朝食は、これも本来はビュッフェスタイルなのであるが、今回は残念ながら固定メニューだ。グスタフには洋食、私には和食をお願いした。ここは私の方の和食写真をご紹介。

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いつもダラダラとつい同じものばかり食べてしまうビュッフェと比べ、とても新鮮で、そして美味しくいただいた。こういう朝食も素敵だ。
グスタフも、目玉焼きやウインナーなど、美味しく食べていたようだ。ここは正直、ビュッフェスタイルで好きなものを食べさせてあげたかったが、今回は仕方ない。

お部屋で休んで、チェックアウト。ありがとう、インターコンチ。

お台場に向かった。目指すはトイザらスだ。トイザらスは、私たちが住んでいる街のイオンモールに入っているため、しばしば行っている(緊急事態宣言中は閉店されていたが)。それでもやはり、慣れ親しんだ東京のトイザらスは懐かしく、楽しい。
残念ながら木製レールの遊び場は撤去されていたが、それでもグスタフは満喫したようだ。

お台場の食事はシズラーに限る。
シズラーと言えば豪華サラダバーであるが、実は前日の6/21まではコロナウィルス対策でクローズしており、私たちが訪れた6/22(月)から再開だったのだ。素晴らしいタイミングだ。
サラダバーの他にメインもお願いするが、サラダバー単品が高価格設定であることを考えると、メインのお値段は極めてお得だ。

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シズラーのステーキは、チェーン店のステーキの中ではダントツに美味しいと思う。もちろんステーキ専門店や高級店に行けば、これ以上のものを食べることは可能かもしれないが、このお値段でこんなに美味しいステーキを食べられる店を、私は他に知らない。
ソースのオススメはわさび醤油だ。ぜひ一度ご賞味いただきたい。

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グスタフはチーズバーガーだ。
彼の場合は、まだメインよりはサラダバーを堪能するスタイルだ。特にフルーツ全般、プチトマト、枝豆などを好んで食べる。デザートやアイスよりもフルーツだ。今回は、ドラゴンフルーツも経験した。非常に充実した食事時間になったと思う。

しかし新型コロナウィルスの影響で、サラダバーエリアに入る際にはマスクと手袋着用というのが(仕方ないこととはいえ)結構面倒であった。手袋はビニール製のものが備え付けられているが、毎回新しいものを使っていたら使いまわすように言われてしまった。
もっと自由にサラダバーを堪能できる日が再来することを願っているが、ひょっとしてこれがアフターコロナのニューノーマルになってしまうかもしれないと思うと、ちょっと気が沈むな。

アクアシティお台場を出たら、外は結構な風雨であった。駅までの道ではグスタフも転んでしまった。私の傘がちょうどひっくり返ってしまうタイミングであったので助けることができず、申し訳なかった。

そんなこんなで、東京駅に向かい、新幹線で帰った。
まるで東京食べ道楽ツアーのような記事になってしまった。東京まで行かずともこのくらいの食事はできるのかもしれないが、行きなれた場所でお味が保証されているものをいただく安心感は何物にも代えがたい。
ぜひまた東京に行き、ホテルと食事を満喫したいと思う。できれば観劇も。

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