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佐久間宣行「ずるい仕事術」を読んだ。

色々あってものすごく久しぶりの投稿になってしまった。
その事に関しても後日書いていきたい。

時間ができたので昔からゴッドタンなどの大好きな番組を手がけていて尊敬している佐久間宣行さんの「ずるい仕事術」を読めた。

読書自体も久しぶりだったがすごい読みやすく働いている業界に関わらず参考になるようなことが多かった。
何より業界で成功している人の言葉は取り入れておきたかった。

成功してる人特有の自慢話などもなく、純粋に面白かった。

見返す用に本の良かった部分や参考部分を要約していく。

仕事術

1.「楽しそう」をアピールする。
大きな声でも、大きなリアクションでもとにかく楽しそうに働く。その姿を周りにアピールする事でこの仕事がやりたかったという意思表示になる。つまらなくしてると仕事が回ってこなくなってしまう。

2.「まだ早い」をあざとく使う。
まだ自分の能力や自信足りておらずやりたい仕事を先送りする人が多い。しかしダメ元でもやりたいことをする事で大きな経験になるし、若い時の失敗は許される。

3.チャンスの為にはひたすら謝る。
絶対に謝らない病にかかってる人がたまにいるが、いっときの感情に流されずに仕事のやりやすさを優先し、チャンスを掴むほうがトータルで考えるとプラスになる。

4.「ホウレンソウ」を使い倒す。
報告・連絡・相談は徹底する。
これをする事で上司も不安にさせたり、文句も言わせない。また、上司の上司にも文句を言わせない。聞かれなくも、自分の仕事の状況をさらけ出す。そうすることで不審がられないし、無茶振りもされにくくなる。

5.「すぐやる人」が結局残る。
仕事は返事に限らず先延ばしせずすぐやる。そうすることでもう一度頼みたいと思われる。仕事を断ることになったとしてもすぐ反応があればまた頼みたいと思われる。

6.会議の方法。
会議に臨む前には1.想定質問を用意して何がきても答えられるようにする。2.必要になりそうな資料はあらかじめ用意。3.答えられるようにアイデアを持っていく。4.前回の会議に出たことは次の会議に持っていく。

会議後にはその日の会議の要点と次の会議に達成すべきこと、次回までに自分がやっておくことをGoogleカレンダーのメモ欄に書き留める。会議直後の5分にこれをするだけで全然成果が違う。

人間関係

1.メンツ地雷を踏んではいけない。
メンツを潰された時に人は他人を攻撃する。恥をかかされ、バカにされ、軽く扱われたときに。
何か意見するときはその人の意見を受け入れて、誉めつつ、意見する。

2.どんな人にも同じように接する。
相手によって態度を変えないことで恨みも買わず悪い評判を立てられない。将来的にみんなが協力してくれて未来の自分を救ってくれる。

3.「褒める」は最強のビジネススキル
人を褒めると相手の武器がわかる。褒めるを習慣化しないと褒められなくなる。

4.陰口
陰口が自分の耳に届いた時、それでも自分の意志を貫ける人がやりたい仕事に取り組める。陰口を言うといざという時人に信頼されない。自分のブランドも下がる。

5.付き合いの悪いヤツでいい
飲み会に誘われたりして人懐っこい人もいるが羨ましく思う必要はない。かわいい後輩よりも頼れる若手を目指す。周りと一定の距離を保ち自分の時間を確保する。仕事さえ誠実にこなしていれば人間関係で勝負する必要はない。

チーム

1.自分のキャラを理解する。
チームで活躍するには自分のキャラやスキルをメンバーに理解してもらう必要がある。自分の得意を知ってもらえば仕事を振られやすくなる。自分の得意がわからない人はそんなに努力してないのにやたら褒められるところに才能が隠されてる。

2.ちょっと無理する。
難しめの仕事にどんどん手を挙げる。やれるかどうか分からない仕事もとりあえずやってみる事で自分の得意、不得意をしることができる。これはできるだけ20代〜30代前半にやっておく。

3.イラついている実力者と組め
売れる人の特徴として「俺、こんなもんじゃねえぞ」という顔をしている人。偉そうでなく、態度は謙虚で性格がいい人。根っこの部分でお前らが俺の良さを分かってないだけだからなと苛立っている感じが伝わる人。そういう人と組むと爆発してチームとしてよくなる。

マネジメント

1.リーダーは誰より本気で働け。
リーダーが誰よりも本気で楽しそうに働くこと。ひたすら楽しい現場を見せるだけでみんなのモチベーションも上がり挫けかけた人もまた頑張れる。そうするとチームのレベルも上がる。

2.身内にこそ気を遣う。
自分は大事にされていると感じさせるのもリーダーの仕事。人は自分がいなければという存在価値を感じてこそパワーを出すので「君が○○してくれたおかげでこの結果になった」とフィードバックを使って労いをすることで嬉しい。

3.部下の仕事は引き取らない。
部下の仕事を簡単に引き取っていたら部下は伸びない。めんどくさくて時間がかかっても正解の方向性だけみせて本人に任せる。

企画術

1.企画書はラブレター
企画書を出すときはそれは誰が読むのかを考える。企画書の読者の知りたい事を優先して作る事で採用率を上げる事ができる。

2.反転法
世の中では受け入れられているけど自分は面白くないと思っていることや乗り気じゃないことなど違和感や感情を企画に活かす発送法。

3.いい失敗をする
仮説を踏まえて挑戦する。それで失敗するのは構わない。終わった後にどこが間違っていたのか検証する。

4.ダラダラ負け続けない。
ダラダラ失敗を続けていないで期間と目標値を設定する。この期間にこの結果を出すと決める。それでダメだったら潔くそのプロジェクトから撤退しよう。

5.インプットし続ける。
10年後に後悔したくなければインプットし続ける。最後は引き出しの数がものをいう。

メンタル

1.「メンタル」第一、「仕事」は第二。
心を壊してまでやる仕事はどこにもない。仕事には真剣になっても深刻になってはいけない。一度メンタルを崩すと一生戻らない事もある。

2.給料分働けば十分プロ。
死に物狂いで働いて武勇伝を語る人もいるがそれはある種の変人なので普通の人は真似してはいけない。やるべきことをやり給料分働けば十分。

3.期限を区切れば無敵になれる。
仕事の先が見えなくなり悩んだら期限を決めてゴールを設定し、そこまでは全力で努力してみる。迷ったらブレーキを踏むのではなく、アクセルを踏んでみる。駄目だったらどうせ辞めるの気持ちで走り抜ける。期限を区切れば腹もくくれる。






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