冬の燃料代の削減について考えてます

こんにちは、トクイテンの豊吉です。

9月頭に定植した苗は順調に成長し、早いものだと花がつき始めました。楽しみです。またふるさと納税の受付も始まりました。1万円からやっていますのでぜひご予約ください。複数のサイトで受け付けているので「トクイテン ふるさと納税」などで検索してお申し込みください。

燃料代が高くなっている

さて、これから気温が下がっていくため冬の栽培の準備をしています。特に今頭を悩ませているのが暖房代です。暖房代はトマトだと費用の10%前後を占めており、しかもロシアの戦争によってこれが値上がりしていっています。

原油・A 重油の価格推移(平成 19 年1月~令和4年4月) - F4.燃油の輸入減少/価格高騰/品質劣化のリスクについて【燃油】https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/attach/pdf/risk_2022-7.pdf

トクイテンのハウスは20aというサイズで11月〜4月ごろまでできれば暖房を使いたいのですが、何も考えずに使っていると月の燃料代は40万円を超えます。

ハウスを建てる前は戦争が起きることまでは計画に入れていなかったのでなんとか対策をしなくてはなりません。(化学肥料もロシアの天然ガスを使って作られ、全量日本は輸入をしているので昨年は3割〜9割の値上がりがありました)

考えた対策

年間で200万円は使うことになるので、5年だと1000万円です。それを何割か削減できないかといくつか方法を考えました。

他にも堆肥の熱を使う、地下水を使うなども検討しましたが、色々な条件から上記のようなものに絞りました。

スーパーゴロン太 | 石村工業株式会社 https://ishimurakogyo.co.jp/products/super-goronta/

一旦は薪のストーブで考えています。上図のような農業用のストーブが60万円程度で売られており、そういったものを検討しています。自作してしまったり、中古のものだと数万円だと済むはずなのでそういうものも探しています。

熱を水に蓄熱する実験も実施

ストーブで作った熱はそのままハウスを温めるのと同時に水に蓄熱しておいて夜に使えるようにしようかと思ってます。

下記の研究(施設栽培の燃料消費を大幅に削減できる省エネルギー技術体系)では適切な断熱を施した上で、昼間のハウスの熱を水に蓄熱し、夜に放出することで最大7割の燃料代削減をしています。

施設栽培の燃料消費を大幅に削減できる省エネルギー技術体系 | 農研機構 https://www.naro.go.jp/project/results/4th_laboratory/warc/2020/warc20_s05.html

水に蓄熱するというのは単純ですが普通は場所を取りすぎるため家庭などでは採用されません。土地をたくさん使える農業ならではの方法で面白いと思いました。

試算してみるとトクイテンの2000平米のハウスだと約10トンのタンクが必要になります。これも中古を買うと結構安く作れそうです。

薪ストーブの燃料をどのように手に入れるか

どのようにも何も普通は薪は買うものですが、無料かそれに近い形で手に入れられないかと考えています

  • 近所の材木が余っているところ

  • 籾殻やおがくずを固めて燃料を作る(籾殻は無料で手に入りそう)

というような選択肢です。籾殻を固める機械は国内だと600万円程度、中国から輸入すれば数十万円程度で手に入りそうです。

籾殻を固めた燃料 https://www.amazon.co.jp/dp/B00HQZF8SQ

助言があればぜひお願いします

というわけで、今考えているのは

  1. 薪ストーブかボイラーを新品または中古で手にいれる

  2. 燃料を買って始めるが、その後無料または無料に近い形で手にいれる

  3. 昼の太陽熱やストーブの余った熱を水に蓄熱する

ということで、できれば中古のストーブまたはボイラー、知多市周辺で手に入る燃やせる燃料、水のタンク10トン分を探しているところです。

ぜひそういう情報があればほしいのと、他にハウスの暖房代削減でおすすめ情報があればいただきたいです。


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