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無気力を振り絞る。(5/10)

頭が薄らぼんやりとしている。

眠いのか、ダルいのかがよくわからないというか、きっとその両方なのだと推測するのだが、何しろ頭が薄らぼんやり状態なので判断がつかない。

これが夢心地なのであればそれもまた良しと言えなくもないが、別にラリっているわけでも無く、ハッスルした感じもない。
ああ、これは無気力なんだ、とここまで書いて気がついた。

今日は在宅勤務で、窓のない奥まったダイニングで日がなモニタを注視していた。勤務時間中は人並みにイライラしたり、悪態を吐いてみたり、まぁその、およそ職場で公衆の面前に晒し難い態度をとっていたような気もするが、それはそれとしても意識はハッキリとし、それなりに判断をし、比較的テキパキと処理をこなしていた。
それどころか、外部の商談に際してはとびきり社交的な感じをありったけ絞り出したりもした。

その反動もあるのかも知れない。
これで私が一人暮らしであったなら、ベッドに潜む奥の深い穴に際限無く落ち窪んでいくところだったろうが、幸いなことに家族が居るのでそうはならない。

それであっても、noteをしたためる時は、家族との団欒を離れ、己が心と白いスクリーンに向き合う必要がある。私は家族と距離を置き、一人になる。

かくして、ほぼインプットが無かった1日を振り返って、今日の「日記」を付ける時がやってきたのだ。
売れっ子作家でもあるまいに、逆さに振っても何も出てこない我が思考を前にして、最早振り絞るべきは無気力。

薄らぼんやりの向こうにある気だるい無気力は、無事noteにできただろうか。


【昨日のnoteはこちら】


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