「自販機サブスク」Coke ON Passがお得かどうかを冷静に考える。(4/12)
先週末に発表があり今日4/12から開始された、コカコーラ自動販売機でのサブスクプラン「Coke ON Pass」。
以前からCoke ONサービスを愛用してきた私ですので、このニュースを目にするや否や「すわ、サブスク!」と立ち上がったのですが、はたと我に返って座り直したのでした。
そもそものCoke ONサービスとは
私が愛用しているそもそもの「Coke ON」について簡単にまとめますと、以下のような感じ。
・対応自動販売機とスマホアプリを無線で簡単に接続
・その状態でドリンクを買うとスタンプ1個ゲット
・スタンプを15個集めるとドリンク1本タダ券ゲット
更に、このCoke ONで接続中に電子マネーが使える「Coke ON Pay」というキャッシュレスサービスもあります。
なので、PayPayやLINE Pay、楽天Payを使ってドリンクが購入可能なのです!
Coke ON Passとはなんぞや
この「Coke ONサービス」を充実させる新しい自販機サブスクモデルとして発表になったのが今回の「Coke ON Pass」なんですけれども、その特長は次の通り。
・月額2,700円の定額サービス(5月末まで半額キャンペーンあり)
・毎日1本、対象自販機で好きなドリンクがもらえる
この2つ。
なので、まず2,700円で「元を取る」にはどれぐらいドリンクを貰わないといけないかを計算してみますね。
・130円のドリンクなら21本以上でお得
・150円のドリンクなら18本以上でお得
なので、だいたい営業日数って20日ですから、出勤時に毎朝「ジョージア ジャパン クラフトマン」を1本貰えば十分お得になりそうな感じ。
私がCoke ON Passをやらない理由
で、まぁ、なんと言いますか、私は今回「見送った」わけです。
半額キャンペーン期間であったとしても!
以下、極めて私的ではありますが、Coke ONをここ数年ヘビーに使っている私が「Coke ON Passをやらない理由」をまとめます。
・テレワークで出勤しない日が多い:営業日数は20日でも、実際に出勤するのは10日に満たない感じが続いていますので、在宅の時にわざわざ自販機まで行く必要が出て来ちゃいます。もっと以前のように毎日出勤になれば、まだ考えるんですけどね・・・。
・会社によっては安価な自販機がある:オフィスによると思いますが、社内に設置された自販機って安価な設定がされている場合が多いですよね。例えばジョージアのショート缶だと90円、ジョージア ジャパン クラフトマンだと120円といった感じ。その場合、その金額で2,700円を評価する形になり、損益分岐点?が上がる事になります。
・スタンプが貰えなくなる:1本買う毎に貰えていたスタンプが、Coke ON Passだと貰えなくなるんです。まぁ、継続ボーナスとして月にスタンプ2個もらえるそうなんですが、たった2個ですし、しかも期間限定キャンペーンなんですよね。
・高いものを貰わないと損をした気になる:せっかく固定費を払うのであれば元を取りたいと思うのが人情というものですよね。なので「飲みたいものより単価の高いもの」をチョイスしがちになり、その結果・・・
・好きなものを好きなときに飲むという自由が失われてしまう気になってしまう!!!!!:まぁ、私がケチだからですけどもw
とまぁ、こんな感じ。わかっていただける人もおられるのではないでしょうか?
Coke ON Passは誰をターゲットにしているのか?
私には向いてなかった「Coke ON Pass」なんですが、一体そのターゲットはどこなんだろう?ということを考えてみます。
・2,700円にお得感を感じる人:ってどこまでいるんですかね・・・まとまった金額を払うという事でしたら、スーパーでケースで買った方が安いんですよね。まぁ、それを家から持ち運ぶのは嫌かもしれませんが。
・好きな時に自販機からゲットできる手軽さ:こっちに魅力を感じる人はいそうですが、それって今でもCoke ON Payでキャッシュレスで買えて満足してますし、Coke ON Payで楽天Payを使えば楽天スーパーポイントでドリンクが買えたり残金気にせず買えるので、むしろ利便性が高い気も。
・・・なんか、どっちにとっても中途半端なアピールに留まっている気がします。
ぶっちゃけ、自販機における最大の課題は「小銭が必要になる」という点だと思ってまして、Coke ON Payでそれがある程度のレベルで解決してしまっているので、サブスク化のメリットが薄くなっちゃってるよなぁ・・・という印象です。
色々書きましたが、引き続きCoke ON サービス自体は愛用していく所存です。こちらからは以上です。
【昨日のnoteはこちら】
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