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写べん!〜写真のお勉強の記録

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2018年2月にポートレート撮影に目覚めた私が、書籍、ネット、セミナーなどで学んだことを、記録していきます。
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記事一覧

#宣材写真 【真歩さん】 #3

#1と#2のつづき 今回解説するシーン・奥のソファのある半個室(自然光はなし) ・朝日(真昼?)と夕陽ライティング ↑カフェのホームページより シャンデリアやシェードランプ。薄暗い。 ISO800 1/160 F2.8 50mm 環境光だけで撮影したもの。ふつうに暗い。 環境光だけのものを現像で明るくしたもの↑ 影のエッジから硬い光がさしてるのがわかる。 現像でも成立しなくもないけど、お肌映りや間接照明の雰囲気をいかしたい。 撮影風景の動画より↑ うしろのランプが

#宣材写真 【真歩さん】 #2

#1からのつづき(#3まであります) 今回のライティングのテーマ・外からの自然光やカフェの照明の雰囲気を壊さずに ・ストロボでモデルさんのお肌や顔写りがきれいに出るように ・アクセサリーを使わないライティング(スピード感) ・現像ではなく現場のライティングでコントラストを追い込む ・ISOを上げることを躊躇しない(1600とか) ・夕陽や午前中の光を再現する 今回解説するシーン・窓際のカフェテーブル ・階段(オープンな内階段) 窓際のカフェテーブル ISO800 1/

#宣材写真 【真歩さん】 #1

今回のライティングのテーマ・外からの自然光やカフェの照明の雰囲気を壊さずに ・ストロボでモデルさんのお肌や顔写りがきれいに出るように ・アクセサリーを使わないライティング(スピード感) ・現像ではなく現場のライティングでコントラストを追い込む ・ISOを上げることを躊躇しない(1600とか) ・夕陽や午前中の光を再現する 自分的な課題・Capture Oneを使ったテザーに慣れる ・テザーでその場で絵を追い込んでいく ・新しいAF設定 シーンホームページで内装を確認して、

写べん#1 「光が柔らかい」の誤解

まえおき2018年のはじめに写真に目覚めて、YouTube見たり、本読んだり、写真教室行ったりしました。そこで学んだことを自分なりにメモしていこうと思います。 写真の勉強、略して「写べん」。 「柔らかい光」とは?写真教室に行くとだいたいドヤ顔で「光を柔らかくするには、点光源ではなく面光源にする」「光源の面積が大きければ大きいほど、光(影)は柔らかくなる」とか言われます。 で、同じ光源(ソフトボックスとか)であれば、被写体に近づければ近づけるほど、被写体に対して(←これ重要)

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写べん!#2 スキンレタッチについて

書籍、ネット問わず、スキンレタッチについて調べて、試している。 ほんの少しだが、明かりが見えてきたので、現段階での考察をメモとして残しておく。 最後は"美とは何か?問題"これは最終的な問題にして最大の問題だが、レタッチテクニックを極めたとて、結局は「何を美しいと思うか」という問題にぶち当たる。シミもそばかすもシワも目の下のクマも、小顔にもアンジェリーナジョリーみたいなくちびるにも、できたとしても、「それを美しいと思うか」という最終的にはその人の美意識が「そうするかどうか」を

Profoto A1 照射範囲比較

モデリングライトだけ A1の照射範囲の違い(5段階)A1の照射範囲のズーム機能は5段階ある。 5とりあえず一番広いやつ。 4 3 2 1 ドームディフューザーつけたとき ズームの設定はいちばん広角。 影の硬さは変わらず、照射範囲が広くなってる。光が回りやすくなるので、コントラストは下がりやすくなる。「影の硬さ」にはほとんど影響ない。 以下はProfotoの公式の説明 ドームディフューザーは、やわらかくコントラストの弱い光を作り出し、光を拡散させたい時にも役立

撮影後記

ご依頼での撮影。 反省点をメモ。 時間が短い。ライティングに時間かかる。 ボディペイントの撮影だった。 背中、二の腕、顔のペイントを同時に見せる。 モデルさんは素人の学生さん。 ポージングは限られてくる。 緑と赤のカラーライティング。 どのくらい被写体にカラーのせるか?そのバランス。置く場所も限られてるし。 そもそもB10用のカラーフィルターに赤と緑がなかったので、他のもので代用。 カラーフィルターつけて、ソフトボックス つけると、下に向けるとゆるゆるで外れてしまう。→プロ

永遠の探求

ネットで良い言葉見つけたので、メモしておく。 「コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、それを発見しつつあったときである。幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、断じて発見にあるのではない」 by ドストエフスキー 自分がなんのために写真やってるのか、途方にくれることがある。40年生きてて、今までのキャリアとまったく関係ない写真を趣味なのか自己実現なのか、それともメシの種にしたいのか、こじらせおじさん爆発で、迷走している。

手持ち花火 撮影メモ

手持ち花火撮影を初めてしたので、メモ。 手持ち花火をすること自体が、何年ぶりだろうか。20年? 写真撮ってなかったら、やらないだろうこと、いっぱいだなぁと改めて痛感。

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写真考〈撮りながら考えてることのメモ〉

上達上達を感じるのは楽しい。 上達したことで「見える」ものが変わるのも楽しい。 趣味ではない自分にとって写真を撮ることは趣味ではない。 仕事でもない。 人生で1つくらい「精一杯やった」「自分の能力の限界までチャレンジした」ということを残したい、そんな気持ちでやってる。 だから、時間もお金もおしまない。とにかく、方法はなんでもいいから写真が撮りたいし、写真のことを1mmでもいいから知りたい。 でも、学べば学ぶほど「地肩」の違いを感じさせられてしまう。どんなに練習してもイチ