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【Salesforce】【ゆるふわTips】参照関係のレコード数をフローで積み上げ集計する方法

地味に時々同じような相談が来る…。
でも依頼が来た時には対応方法覚えてない…。
だけど思い出したらすぐに対応できるんや…。
ってことがあったので、次に似たような依頼が来た時にすぐに対応できるようにゆるふわ手順書を残しておくことにしました🧙‍♂️
(…2024年はマジメな内容も書いていこうと思ってたり思ってなかったり)
本音を言うと、参照関係でも積み上げられるようにして欲しいです😢
次のTTTCでぶつけてみようかな…。


①数値項目を作成する

なにはともあれ、まずは項目を作成します!
今回の場合は、リードと取引先責任者に紐づいてる
「(すべての)キャンペーン数」
「(半年以内に作成された)キャンペーン数」
の2つをフローで計算するので、数値項目を2つ作成します✨

リードに紐づく(すべての)キャンペーン数を管理するための項目
リードに紐づく(半年以内に作成された)キャンペーン数を管理するための項目

②フローを構築する

つづいて、フローを構築していきます!
今回のフローは簡単めなので、フローに苦手意識がある方でも取っ付きやすいんじゃないかなと思います。ステップも4つしかないし!
なんかのイベントでも話したけど、フロー作成のコツは「どれだけ楽をするか」です✨難しく考えたら、そこで試合終了ですよ…。

ステップ1:紐づくすべてのレコードの取得

しょっぱな分岐(◇←この形のヤツ)させてますが、気にしなくて大丈夫。
キャンペーンメンバーの作成をトリガーにしているので、リードに紐づいてるのかな?取引先責任者に紐づいてるのかな?でルートを分岐させているだけです。

作成されたキャンペーンメンバーに、紐づくリードに、紐づいてるすべてのキャンペーンメンバーを取得

ステップ2:特定条件にマッチするレコードを抽出

コレクション検索条件を利用して、ステップ1で取得したキャンペーンメンバーの一覧から条件(半年以内に作成された)にマッチするレコードを抽出します。地味にコイツが便利✨最近のお気に入りですw

コレクション検索条件を使いこなしたら一人前ですよ🔰

ステップ3:変数に割り当て

実は…ステップ1~2で「(すべての)キャンペーン数」と「(半年以内に作成された)キャンペーン数」は取得できています。なので、すぐにリードに反映したいのですが、はやる気持ちを押さえていったん変数に値を割り当てます。(レコードの更新でも演算子指定できるようにして欲しい…。これもTTTC案件だな🤔)

変数に各レコード数を割り当て

ステップ4:リードレコードの更新

これで最後、各項目にステップ4で設定した変数を代入するだけ!
おしまい!簡単でしょ?

リードの更新!!!!!!!!

まとめ

参照関係のレコードの積み上げって意外に相談来るし、初見殺しな内容なので実現のハードル高そうに感じちゃうけど、意外と簡単に実現できるよ!
でも、下手をすると負荷がかかりやすい処理だと思うので、ちゃんと考えて実装しなきゃダメ!でも計測するのに便利なんだよね…悩む。
とりあえず、ゆるふわ手順書はこのnoteにまとめたから次からは秒で実装できる!えらい!👑✨