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最近ユーチューブを観ていて思ったことについて、の件。

この記事は日曜の夜にボケっとコーヒーを飲みながら、深く考えずにテレテレと書いている。
私は愛知県に住んでいる。地元のユーチューバーと言えば「東海オンエア」が有名である。そして愛知県在住のユーチューバーとして「きまぐれクック」も有名である。

そんな「きまぐれクック」が登録者1000万人を突破した。最初にそのサムネを観た時は「え?」という感じだった。最近動画を観ていなかったので、そんなに登録者が増えていることに気が付かなかったのだ。愛知県NO.1ユーチューバーは「きまぐれクック」だったのだ。

いつの間にそんな増えたの?と思ったので、1000万人達成記念の動画を観てみると、この1年で外国からの登録者が500万人増えたという事だった。

なるほど。確かに基本お魚をさばいている動画なので言語がわからなくてもそんなに影響がないのかもしれない。小気味良く料理を作っていく動画は言葉がわからなかったとしても楽しめるのだろう。スパイダーメーンこと「ヴァンビ」が日本人最速で1000万人突破したように「言葉の壁」を飛び越えたコンテンツは強いな~とあらためて感心する。

一方で昨年登録者を減らしてしまったユーチューバーもいる。その筆頭が「コムドット」だ。私はリーダーである「やまと」のことはわりと好きだ。(最近またおっさんずラブが放映されているので誤解のないように書いておくが、そっちの「好き」ではありません)彼の発言や考え方に感心や共感できる部分があるからである。

昨年、平成フラミンゴと揉めたことを発端に30万人くらい登録者を減らしてしまったコムドット。再生回数の減少も指摘されたり、ファミマで販売した「一番くじ」が大量に売れ残ったりと、彼らからしたら2023年は大変な一年だっただろう。

そんなコムドットだが、2024年1月に久しぶりの大型企画である「逆鬼ごっこ」をアップロードした。私は「ドロケイ」や前回の「逆鬼ごっこ」の動画が好きだったので、今回も楽しませてもらった。「やっぱり彼らはTVなんか出てるより、面白い企画を考えてユーチューブしている方がいいよなあ」と思った。

私と同じような感想を持った人が多いのかどうかはわからないが、最近は「コムドット」の動画再生数は持ち直している。

炎上して叩かれてはいる事もあるが、昨年主催のイベントは成功しているようだし「やまと」の写真集お渡し会も盛況だったようだ。最近は一般動画のほかに「メンバーシップ動画」の回数も増えている。コアなファンはちゃんとついてきているという事だろう。「ゆうま」や「あむぎり」も歌でデビューしているし、まるで「アイドル」のようである。

と、ここで私は「ああ、彼らはアイドルなのかもしれないな」と思ったのである。

彼らはYouTube発の「アイドル」なのだ。そう考えるとしっくりくる。コアなファンを確立し、そこからしっかりと収益が上がるビジネスモデルを構築する。まさに彼らが実行していることではないだろうか。

昨年、日本最強のアイドル事務所だった「ジャニーズ」が一瞬でこの世の中から消えた。大手事務所に所属することが必ずしも有利ではなくなった。その証拠に旧ジャニーズ所属タレントは続々と退所を表明しているし「辞めジャニ」タレントの露出も最近増えている。

2020年に「レペゼン地球」がどこの事務所にも所属せず、どこのレーベルとも契約していない無所属アーチストとして初めてドームを埋め尽くした。
音楽業界の常識を打ち破った瞬間だろう。

いま「コムドット」は「レペゼン地球」と同じように「アイドルの常識」を変えようとしているのではないだろうか。彼らにそんな大げさな思いは無いかもしれないけど、彼らの活動の結果としてそうなっても不思議では無いきがする。(あくまで個人の感想です)

昨年色々な炎上騒ぎが合ったコムドット。でも、友人や近しい人と喧嘩することは誰だってあることだと思うし、全国のファミマで売ればいくら何でも供給過多になると思う。(個人的にはリアルな景品ではなく、よくは知らないが、チビ悪魔みたいな彼らのキャラクターで景品をラインナップしていたらもっと販売は伸びたのではないかと思う)
やまと氏の「俺らがつぶされたら日本終わるぞ」といった発言はさすがに「勘違い」発言だとは思うが、若い頃の「勘違い」なんて誰だってある。むしろそうやって言い切れるくらい今まで頑張ってきたのだろうから、努力の成果としての「大いなる勘違い」を認めてあげてもいいのではないだろうか。

やまと氏の発言はよく炎上しているが、私たち昭和の男は、彼の熱い発言に共感する人もいると思う。

先述の「レペゼン地球」にしても、彼らのストレートなメッセージが込められた歌には、昭和の年代の男はどこか懐かしさを感じる人も多かったのではないだろうか。

昭和が良いと言っているわけではない。令和の時代と昭和の時代、どちらがいいかと言われれば、圧倒的に今の方が生きやすい時代だと思う。景気は昔の方がよかったのかもしれないが、多様な価値観が認められ、心の病も認知され、個人が尊重される今の方が、優しい時代だ。

優しい時代にも、熱い感情を暴力的にさらけ出す若者がいることが、オジサンとしては嬉しいのである。その熱さに癒されるオジサンもいるのだ。

コムドットがこの先10年経っても、固定ファンが一定数いて、彼らがその利益で十分商売ができていたとしたら、彼らは「アイドルの常識」を打ち破ったと言えるのではないだろうか。そして個人的には、それを証明してもらうまで、コムドットに頑張ってほしいと思っている。

今日はここまで。

引き続き、どうぞよろしく!


P・S DJ社長は大丈夫なの?


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