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現在のポケカについて

この記事では私が今のポケカに感じてる不満であったりをつらつらと書き連ねます。拙い表現、浅い知識、ネガティブな表現も含まれますがご配慮ください



今のポケカって金太郎飴

って感じててそこが私の不満部分です。どういう事かというと今ネットで検索出来る環境デッキのレシピはどれも似てるよね、って話です
「同じデッキでも細かいカードで全然違うじゃん!」
という意見も聞こえてきそうです。その意見ももっともです。しかし今回わたしが話したいのはデッキの

「システム」

の部分です

積むか対策するか

現在のデッキを回す構築はザックリ分けて3つに分かれると考えます

①雪道で相手だけ止めながら自分のデッキを回す構築
②雪道を剥がしつつ更に自分のデッキを回す構築
③ロスト型

①の構築の例でいうと雪道ミライドンやミュウvmax、ロスト・アルセウスギラティナなどが多いでしょうか
②はポケストップ型パオジアン、トドロクツキ、サーナイト、ルギアなどが多いと思います。総じて雪道が苦手なポケモンを主力とする場合がこちらに分類されます
③のロスト型はそのままです。なぜロストを別枠にしたかは後ほど記します
①、②で分類した事から分かるように現在のポケカ環境はこの雪道というパワーカードを「積むか、対策するか」でデッキを構築すると言っても過言ではないと思っています
雪道を出していくデッキはそのデッキの専用カードを採用している場合が多いです。ミライドンでいえばエレキジェネレーターやミライドンのタンデムユニット、ミュウで言えばゲノセクトのフュージョンシステムと森の封印石やウッウロボです

逆に雪道を剥がすデッキはスタジアムそのものでデッキを回す形が多いです。パオジアン・トドロクツキで言えばポケストップ、ルギアでいうとテーブルシティ、サーナイトはボウルタウンといった具合です。
ここでロスト型はなぜ別枠にしたかと言うとスタジアムや専用カードに極端に依存しなくてもデッキが回ると考えるからです。もちろんアクロマはほぼ採用必須ですがスタジアムを無理に採用しなくても入れ替え札でデッキが回り、ミラージュゲートを採用すればエネルギー加速も行える優秀なシステムです。しかし私はこの三つのシステムが主流になっている状況に不満を感じています。

環境を破壊した唯一無二のカード

縦引きで上手く噛み合った方が勝つ

ここまで紹介したシステムはほぼ全て縦引きでデッキを回すものです。縦引きとは山札を上から引いていって手札を補充&デッキを回していく事です。逆にピジョットのマッハサーチやオクタンのれんげきサーチは山札から特定のカードを引き抜く事ができるシステムになります。
現在のポケカ環境では特定のカードを引き抜く特性を持つポケモンはごく少数です。それはDレギュで猛威を奮った「うらこうさく」システムの反省があると思っています。
Dレギュでは進化した際にトレーナーズを一枚持ってこれるジメレオン、インテレオンまで進化すれば二枚まで山札から引き抜く事が出来る強力なカードが存在していました。
この頃は主力ポケモン+うらこうさくシステムで構築するデッキがプレイヤーによって幾多も考えられ、試合結果に名を残す事になります。その為うらこうさくがレギュ落ち→Eレギュになってから強力なサーチポケモンが収録されなくなったと考えます

親の顔より見たカード

◯枚引くか、◯枚まで引くか

うらこうさくシステムがレギュ落ちして無くなった事に対する賛否は分かれるでしょうがその後のシステムポケモン環境はマンネリ化します。

手札から進化させた時、一枚トラッシュした後、
などに◯枚引く
手札が◯枚になるように山札を引く。

このようなカードが多く収録されるようになるからです。そして似たようなテキストが多く収録されると悲しいかな、プレイヤーによって厳選されて使われるカードが定番化します。
◯枚引くならキルリア、◯まで引くならビーダルといった具合にです。強いカードがプレイヤーによって決まるとシステムの定番化が起こります。
そして縦引きシステムでの定番化が定着してしまうと試合展開も単調なものになります。単純に引きの良いプレイヤーが勝ち易くなりプレイヤーの上手さ、駆け引きの面白さが見えづらくなります。
現在のレギュではバトルVIPパスの存在もあってより序盤の試合展開の早さが勝敗に繋がります。要は山札を回した方が有利にたつのです。

まえばがなくなる位働くビーダル

結果→試合後の面白かった!が減った

ジムバに出てもそのように単調な試合展開をする事が多くなりました。そして試合後の会話も試合そのものに関する会話が減ります。

「序盤展開出来て強かったです」
「サイド落ちがきつかったです」
「終盤のナンジャモの返しの手札が強かったです」

会話してもだいたいこの辺です。「ダメカンの乗せ方がうまかった」とか、「あのカードが出てきたのは盲点でした」とかそんなのはありません。サーチ出来る手段が少ないのですからピン刺しカードで相手の意表をつく展開が少なくなったのです。デッキ構築のマンネリ化は試合のマンネリ化にも繋がっていると考えます。

こいつとツツジは雪道とずっ友



デッキを通して相手プレイヤーをみたい

ここまでネガティブよりな内容になりましたがうらこうさくのような強力なシステムを復活してくれ!とか少しも思いません。
けれども「たねポケモンを山札から一枚加える」とか「スタジアムを山札から直接出せる」とか、もう少し多彩なシステムポケモンがいても良いのではないでしょうか?
せっかく広いカードプールの中から60枚を悩みに悩んで試合に持ってくるのに山札の上から強いカードを引いた方が勝つのはあまりにも寂しいです。
相手プレイヤーが「あのデッキ対策に入れてるんだろうな」、「この場面で強いから採用してるんだろうな」、なんて感じれる瞬間がもう少し欲しいと今の環境では感じます

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