ちょっと疲れたときにおすすめの本 5選!

こんばんは。
最近読んだ本でちょっと疲れた時によんで、さっぱりした気持ちになったり、面白かった5冊を紹介。

「ひと」 小野寺史宜

 2019年本屋大賞2位となった話題作。両親を無くし大学中退した主人公が、惣菜屋の最後のコロッケを譲ったことから始まる生活の変化。何気ない日々の中、頼りになる「ひと」がいなくなったと思っていた主人公だが、生きる、生活する中で色々な人との交流を通し成長していく。
 親元を離れ一人暮らしを始めた大学時代が重なり、懐かしい感情とあの時にしか抱けない感情を思い出した。初めてのアルバイト、知らない土地で知らない人との出会い、20年前の自分ってどうだったかなぁと思い返しながらあっという間に読了。本の面白さ、人との出会いの素敵さを改めて感じた1冊。


「声を出して笑っていただきたい本」西森洋一

 お笑い芸人モンスターエンジンの西森さんのエッセイ本。独特のセンスで日常の中で変だなと感じたことや独特の視点で日々考えた事を綴るエッセイ。
 元コンビのおいでやす小田の話、金属加工工場の父親とのやり取り、子供の話、漫才の話などなど幅広い日々の話。クスッと笑え元気がもらえる。


「ババァ、ノックしろよ!」宇多丸
 

 学生時代、彼女を家に連れてきた時に気になる母親の行動、言動。無駄にお茶やお菓子を持って来るなよ〜。
 小学校低学年のとき、母親に「コンドームってなに??」って純粋無垢な心で学校から帰って直ぐに聞いた甘酸っぱい思い出が蘇りました。その時の母の回答「薬を飲む時にあるオブラートみたいなものだよ」まちがっていない、、、のか??懐かしい甘酸っぱい思い出。


「1R1分34秒」町屋良平

 ボクシングはやったことがないけれども、この小説を読むことで疑似体験出来るような気持ちになった。若い頃の葛藤、心模様がボクシングの描写と共に描かれている。


「社会人大学 人見知り学部 卒業見込」若林正恭

皆さんご存知オードリーの若林さんの本。南海キャンディーズ、山ちゃんのエッセイにもつながる部分を感じた。スタバでうまく注文できない人一倍の劣等感。社会との距離感。そうだよねって共感できる部分が沢山。今現在は大成功している若林さんもこんな時代があったんだなぁと親近感を覚えた1冊。

以上、ちょっと疲れた時に笑ったり元気を貰えたりした本のご紹介でした。

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