早いものであの衝撃の報道から1週間が経とうとしています。

先週7月13日の夜、陛下が生前退位の意向を示されている、という趣旨のニュースが日本中を飛び交いました。

皇室典範第4条には「天皇が報じたときは、皇嗣（天皇の跡継ぎ、次期天皇）が直ちに即位する。」 と規定されています。

つまり現在の皇室典範によれば、 天皇が崩御されるまでは天皇が変わることはない、・・・というのが今までの私たちの常識でした。

そんな中で「現在の陛下が存命なうちに天皇が変わるかも知れない」というのは200年ぶりぐらいの大ニュースです。

200年前に最後の退位（譲位）を行ったとされているのが第119代光格天皇。

現代の今上陛下の6代前の天皇であります。

しかし、翌日14日の朝には宮内庁のトップ2が「生前退位など、聞いていない。そんな事実はない」と否定。

そもそも陛下ご自身が公式に発表された訳ではないなど、今回の一連の報道にはよく分からない部分が目立ちます。

一部では陰謀論も囁かれているようですが、国民の中には、今回の退位騒動に対してモヤモヤや違和感を感じている方もいると思います。

ではその違和感の正体は何なのか。

私なりに纏めてみました。

http://blog.livedoor.jp/ryo_familiar/archives/4773770.html