昨日、stutsのライブを観てきた。
popsとかhiphopとか境目は本当にどうでもよくて、そこにあるのはただ本当にhiphop含めた音楽が好きという彼の感情だけで、それが本当にじんわり染みるライブだった。

もう少し余韻のなかにいたいな〜と思って、ライブに連れてってくれた恋人と一緒に居酒屋に行った。

カウンター関の右隣にはアプリで出会った男女ペア（100%そう、pairs使ってたから会話でわかるよこちとら）。

ライブの話をしたり、マヨネーズとかケチャップがが気持ち悪くて食べたくない話をしたりして、それなりに最初はいい時間だった。でもそんな楽しい時間に、唐突にエンドロールが流れた。

「ああ〜〜〜、俺もあるある言えるで。あのな、椎名林檎好きなやつは、椎名林檎が好きな自分が好きやねん！」

隣からでかいセリフが聞こえた。
終わった〜〜〜〜〜〜〜〜、と思った。
恋人は椎名林檎は好きだから。
「椎名林檎好きなやつ」くらいで終わったと思ってた。でも彼の口にチャックはできないから、ちょっと自分の声量を上げて、恋人の背中擦るくらいしかできなかった。

でも恋人はもう言われ慣れてるからね〜〜、と笑い流してくれてた。
流してくれる人で良かったなと思う。
これでブチギレて喧嘩始めてしまう人だったら、気持ちはわかるけど焦ってしまう。一緒に喧嘩するか〜〜！

とか思いながら別の話しよっかな〜と思ってたら、別の地雷をまた踏んできた。

「あ〜〜〜、それなら私もあります！POPEYE読んでる人私嫌いなんですよね、ゴニョゴニョ（忘れた）」

隣からまたでかいセリフが聞こえた。
うぜ〜〜〜〜〜〜〜〜、と思った。
僕は毎月POPEYE買って読んでるから。
「POPEYEよ」くらいでうぜ〜〜〜と思ってた。でも彼女の口にチャックはできないから、爆笑するしかできなかった。

2人仲良く1つずつ地雷を踏まれた。
ムカつくけど、想像の範疇ではあるし、まあ好き嫌いは人それぞれなので仕方ないよなと思う。

仕方ないよなと思うし、これは僕の好みの話だけど、
飲み会で仕事の話ばっかりして、いい年してスポーツメガネみたいなメガネをかけてて、エセ（っぽい）関西弁ばっかりつかって、アイコス使ってる多分28-29くらいのテレビ業界関連のお勤めのあなたもとっても嫌いである。
でも香ばしいから、「香ばしいな〜〜〜〜〜」と思って眺める分にはとっても大好きです。

拝啓、スポーツメガネアイコスおじさんへ

人の余韻を無意識に破壊して気分はいかがでしょうか！
人生は、嫌いではなくて好きで彩ったほうが楽しくて、嫌いと嫉妬で楽しむのは程々の方がいいと思います！
昨日は「ほどほどの嫌い」として楽しませてくれてありがとうございました！
素敵な人生を送ってください！
あと、居酒屋でもう会いたくのはないので、お通しアレルギーとお酒アレルギーとタバコアレルギーになってくれることを心の底から祈ってます！

敬具