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2023年の追憶

2023年総括

生きた証を残しておきたい。
そう思って残し始めた駄文ですが、今年はかなり色々あった1年だったのできっちりログを残しておきたいと思っています。2026-2027年くらいを生きている自分が見返したときに、こんなこともあったなと思うための駄文です。

1月
年明けて1時間くらい立った時、KARAがCDTVでミスターを歌っていた。それを見たあとに亀戸天満宮で初詣をしたところから始まった2023年。何をお願いしたかなんて忘れてしまったけれども、きっといい年になることを祈ったんだろう。
人生の大事な決断をした月でもあった。この決断は今でも後悔していないし、いい判断だったのではないかと思っている。BEEF IS WACKと壁に書かれているスタジオで撮影したことも思い出。
ちなみにBondeeが流行りだしたのもこの時期だった。あれは何だったんだろう。こういうアプリが生まれる度に、きっとclubhouseは思い出される。毎年M1の最下位が決まってしまう度にマヂラブが思い出されるように。数年後にチャンピオンになって帰ってくるのだろうか。
SLAM DUNKを見たのもこの時期である。漫画は5巻しか読んでいないのに、いきなり山王戦を見せられても、って思った。お陰で桜木花道とそれ以外のモブ、っていう構図で見ることになってしまった。すまん。金輪際バスケのボールには触らないので許してほしい。
ちなみに大学の最後のテストやレポートの時期でもあったので、カメラロールにはたくさんの参考文献の写真が残っている。人生のヒリヒリした瞬間として、ハイライトに残り続ける時間を過ごした。
世界は僕らに気づかないをみたのもこの時期。今年一番最初に見た映画だったけど、そのまま今年見てよかった映画1位になりそう。フィクションだけどノンフィクションのようで、作品として素晴らしかったのはもちろん。だけどこれを作品として消費してしまっている自分の暴力性にも目が向くような映画だった。bunkamuraが恋しい。

2月
誕生日の月。たくさんケーキをもらった。誕生日前後のイベントが多くて色々思い出す。誕生日の次の日は寺で座禅していた。その翌日は三茶で地元の友だちと飲んでいた、そのままその次の日は仕事。大変だった。
このタイミングで家にレコードをお迎えして、レコード集めが始まった。初めて聴いたのは4-5年前に買ったKingGnuのレコード。今年一年で50枚くらいのレコードをお迎えした。どれもお気に入り、と言いたいところだけど、積読ならぬ積盤になっているものもある。年末にかけてすべて聞き返そうと思っている。
いわしでバイトを始めたのも、この時期。これも良い判断だった。色々な感情を持っているけど、総じて楽しかった。
この時期にデカめのイベントのリリースがあった。けっこう大変だったけど、そのおかげで大事な友だちができた。このイベントには業務委託で半年関わっただけのお兄さんたちも来てくれてそれが嬉しかった。

3月
というわけでイベントに忙殺されていた。半分くらい記憶がないけど、楽しかったんだと思う。大事な友だちもできた。そんなイベントの大事な時期に、yogeeとyonawoのライブにいった。どっちも本当に最高だった。yogeeはsissouのアコギバージョンが、yonawoはtokyoの大合唱が、本当に最高だった。このときはこれが最後のyonawoだなんて思ってもなかったし、最後のみんなそろったyogeeだとも思っていなかった。
人生は永遠が続けばいいのにと思ったあとに、必ず永遠なんてないと無情にも突きつけてくるイベントがある。音楽と文学は残り続けるから、それがせめてもの救いである。大事なものはすべてアナログで残し続けたい。
イベントの大事な最中にライブに2日連続で途中抜けしてしまった。その罪滅ぼしも2割くらい込めて誕生日をお祝いした。今年見たケーキで一番でかかった。プロボクサーになる夢、諦めてないといいなと思う。
ちなみにマジギャルと遭遇したのもこの時期。カルチャーショックでした。
今年行った展示で一番良かったのは、この時期に行った展示。壁にスマホが大量に埋められていて、すべてのスマホでマッチングアプリが開かれていて自動でスワイプされる。マッチすると、下の階で子供が錬成されて、上の階のマッチングアプリの画面に成人した姿として転生する。これがループする。有機的に愛したいと強く思った。

4月
右往堂のライブを見るところから始まった。ずっとサブスクでしか聴いてなかったバンドを聞けて嬉しかった。小箱にいくのも久しぶりだったし、結構記憶に残っている。売れてほしい。
この時期に母親のお店がオープンした。ちょいちょい友達も来てくれていて嬉しい。人は何歳からでも挑戦できるっていう、地に足ついた教えをこの年で体現してくれるとは。末恐ろしい母親だなと思います。
野村訓市のバースデーイベントに行こうと思ったら、ただ飲んでO-EASTの前で写真取って帰ったのもいい思い出。
この月に出たユリイカが、今年読んだ雑誌の中で一番おもしろかった。

5月
5月はイベント目白押し。
コナンを見たところから5月が始まっていた。今年のコナンは例年見ないクオリティでかなり良かった。今年の終わりの方でもまだその話ししてたし、本当に良かったんだなと思っている。来年も期待。
逗子の野外シネマのイベントにもいった。友達の奥さんと初対面、結婚おめでとう。行ったはいいものの、寒すぎるし英語字幕で見にくいし席ないしで、5分くらいみて結局横浜で飲んだ。ただ逗子に飲みに行って、2軒目で横浜行った日。そういう日も割と好きである。
人生で初めて歌舞伎をみたのも5月。超よかった。音声ガイド必須です、もし行きたい人がいれば。
この時期にspotifyで一時的に、「あなたはこのアーティストを聴いている上位XX%です」が表示される機能が追加された。かなり好きだったのに気づいたらなくなっていた。
神宮で巨人戦もみた。結局今年は1回しかいけなかった。来年こそは何回も行きたい。
そして最後は毎年恒例森道。今年はチケット取り忘れのアクシデントで、1日目しかいけなかった。でも、アジカン見れたし奇妙礼太郎も見れたしよかった。土日は京都にいった。今年の最初で最後の京都、超楽しかったけどローテンションだった。楽しかったのは本当。陶芸やって作った器はピアス入れになった。どのテンションでも一緒に旅行してくれる友達がいてくれて本当に嬉しい。たまにあなたたちのわがままも叶えたいと思う。

6月
6月は詩集にハマっていた。たくさんの詩集を読んだ気がする。
チョコザップに通い出したのも思い出。体重計無料プレゼントっていわれたから入ったのに、まだもらえてない。どういうことなんだろう。汗臭すぎて2ヶ月くらいでやめた。
6月はいわしも会社もイベントがあった。どっちもすごく記憶に残っていて、2023年のハイライトの一部。この頃から文章が書きたくなってきた。
あと、カメラ本気で向き合おうかな??と思ったのもこの時期。結局色々考えて色々トライした結果、偶然から生まれる写真が一番好きだったので、このまま趣味の延長でやることにした。カメラ評判いいから、みんなのことたくさん撮りたいと思っている。
今年1番良かったラジオは6/2の霜降りのANN。鉄板だけど、本当に面白かった。今もちょいちょい聞き直したりしてる。まっすぐに、人にうんこと言わずに生きていきたい。

7月
今年の七夕はいわしにいた。唾奇と仕事をしたいというお願い事を書いたけれども、当分夢は叶わなさそう。いつか叶えられればいいけど、来世に期待してもいいかなと思っている。来世なんてないんですけどね。
結婚式も初イベントだった。そんな年になったのかと思うと同時に、みんなちゃんと大人の階段を登っているなと思う。
千葉に朝焼けを見に行くイベントだと思っていたら、冷蔵庫を運ぶイベントだったのもこの時期。学校の前に落ちていたヨーヨーが妙に記憶に残っている。
「君たちはどう生きるか」もこのあたりで見た。人生でジブリを見たことがなかったので、ほとんどのサンプリング元はわからなかったけれども、見てよかったと思った。割とネガティブな解釈をしていて、あまり解釈が他の人と一致しなかった。
7月の末には大きな出会いがあった。下半期はネガティブなことも多かったけれども、この出会いのお陰で総じてかなりプラスになった。キーワードは日本酒サングリア。
aftersunもこの頃見た気がする。今年見た映画でよかったランキング上位。個人的には、もう少し年を重ねて子供がいるときとかにもう一度見たいと思う。今の状態で見ても儚さも悲しさも優しさも全部摂取したけれども、ライフステージがかわったら、きっと感じることが変わっていると思う。

8月
仕事が忙しかった時期だったんだろうと思う。カメラロールも仕事ばっかり。
その中でも何個か大事なイベントがあった。
まずバービーみた。今年見た映画でも、トップ3に入るくらいよかった。男性こそ見るべきだと思ったし、シニカルさとメッセージ性と終わり方のバランスが本当によくできていて、純粋に作品として最高だった。
あとはPisutatioStudioのライブに行けたこと。真海子さんのライブはもちろんだけど、なによりCBSと%Cが最高だった。あの時聴いたGoodTimeは忘れないし、最後に流してくれた週末はソウルバンドも一生忘れないと思う。youtubeにあがっているライブ映像、盛りなしで50回くらいみて余韻を引き伸ばしている。

9月
アステロイド・シティを見るところから始まった。もう少しちゃんと向き合おうと思ったことを覚えている。
この頃に今年見たコンテンツで一番良かったものに出会った。それはLIGHTHOUSE。「周りがどうであれ好き。これしか愛の発言として意味がない。」これだけ胸に刻んで生きている。これは今年stutsのライブを見ても同じようなことを思った。
今泉監督が家にくるかもしれない、となったのもこの時。結局来なかったけどかなりワクワクした。
TOCCHIのアルバムが出たのもこの時期。耳引きちぎれるほど聴いた。
9月末から試練が訪れた。それだけできっと自分は思い出せるし、それ以上は特に書かない。が、色んな人に支えていただいたのでそれに関してはとにかく感謝をしている。
月末に花束のストリーミングが終わってしまうので、6回目くらいの視聴をした。変化を受け入れ続けるって難しいことだよなと常々思う。同時に何かを犠牲にした幸せは望んでないなと思う。賛否両論だと思うけど、個人的には結構好き。永遠に期待をするけれども永遠なんてないよなと思って落ち込むまでがワンセット。

10月
友達がアメリカに行くところから始まった。ニューヨークは西海岸じゃないんだ、という学びを得た。あのときは時間が立てばもっと悲しくなるのかなと思っていたけれども、飲みに誘えないな〜という感情だけが変わらず残り続けている。LINEとかいう便利なツールに感謝をしている。
w.a.uのライブに行った。Reina目当てだったけど、皆さんとっても最高だった。
鎌倉のコピーの展示にも行った。どこかゆるっと自分の中でコロナが続いていたけれども、終わりを意識するイベントの1つだったなと思う。あの日の記憶はかなりターニングポイントで、しっかりと愛を感じている。
友達の仕事も見に行った。すごいな〜〜と思った。浅い感想だ。差し入れでCD渡すのはかなり個人的にお気に入り。意思が強い人には自分の意思をぶつけるがベストエフォートだと思っている。
空いた時間はたくさんドラマをみた。見てなかった逃げ恥も、カルテットも、大豆田とわ子も、ごめんね青春も、東京ラブストーリーも。たくさんみた。カルテットが一番良かったなと思っている。「ゴミを捨てない人間は、ゴミからみてもゴミです」という別府さんのセリフが結構好きだったな。視点を無機物に与えるっていうアプローチはなんかこの数ヶ月で特に興味を持ったアプローチの1つだなと思う。うみべのストーブしかり。
ベストイベントは、TOCCHIのライブに行ったこと。久しぶりに生きていて良かったなと思ったし、こんな夜があるならもう少し生きていてもいいかなと思う。彼らに救われて生きている。自分の好きを信じていれば共通点が作れるし、目の前くらいは変えれるかもって。すごいよ。
このあたりから料理が圧倒的に上手になっていった。基本的に何でも作れるし、全部うまい。鰹節の偉大さに気づいた。同時に、なんでもごま油入れればいいと思っていた自分の愚かさにも気づく。あと豚は煮込めるだけ煮込んだほうがうまい。
月末には旅行にも行った。下田はやっぱり落ち着いていて好きな場所で、そんな場所で一緒に時間を過ごせて嬉しく思う。熱海は不倫の聖地だと思っているから、このカップルは不倫かどうかを考えるという本当にクソみたいな遊びを1人でやっていた。脳みそのなかは邪魔されないから。きっと誰かに自分たちもやられているんだろうけど。

11月
久しぶりの友達と飲むことから始まった。その子はまじでめっちゃご飯を残す。だから回ってくる。そんなところも含めて愛らしく思うけれども、朝4時に1口だけ手を付けたラーメンが回ってきたときだけは、1回なら殴ってもいいかなと思ったりもした。
この頃、空の美しさというかけがえないものに気づいた。このころ毎日空の写真を取っていた。毎回違う姿をしているのに、自然界にあるものでどの姿も一番美しくて、手が届かないものだなと強く思う。こんな話をすると「は??」というような顔をされることがほとんどなんだけど、スピってるわけでもなんでもなく本当にかなわんな〜〜と思っている。大事な人以外で、1人だけ話が通じるお姉さんがいた。そんな環境に感謝が止まらない。
中頃にstutsのライブを見た。少しだけ敬遠していた自分がいたけれども、そんな自分を往復ビンタするくらい素敵なライブだった。彼を見ていると、カテゴリー内/外の争いとか相対的な詳しさとかそんなもん関係なくて、ただ自分がその音楽が好きであればそれでいいんだなと強く感じる。今年の大きな収穫だし、行ってよかったなと思っている。フレシノの声が聞けたことが一番うれしかったかな。
ICECREAMFEVERも見た。ちゃんと川上未映子を読むようになった。屋外上映だったのでめちゃくちゃ寒かったのを覚えている。熱燗を求めていたけれども、普通にビールを飲んだような気もしている。
今年一番良かった漫画を読んだのもこの頃。別のnoteでコンテンツ類はまとめたいから、別のところで回収するけれども、この先も自分の興味の赴くままに本を愛せればいいなと思った。
11月の末はspotifyのまとめ。これに関しては言うこと無し!いい振り返りでした。

12月
母親の店でジャズのライブを見たところから始まった。おじさんたちが笑って楽器を弾いているのを見ると、こっちもうれしくなる。生まれた環境も含めて才能だと思う。でも一番の才能は後天的に身に着けたものにしか現れないとも思う。
首、見たのも12月。おもしろかった〜〜〜、最後のシーンが一番ミソだと思っているのと、人間時代を変えても結局しょうもないな〜〜とおもったりした。消化しきれていないような気もする。
12月に読んだtattavaが超良かったのも覚えている。流れ続けるインターネットの中で立ち止まるための紙媒体。とっても大事にしたいなと思っている。
中旬、山にも登った。初心者コースみたいなところに飽きて途中の分岐で別の道行ったら、木の根っこしかない整備されていない道にたどり着いて結構しんどかった。楽しかったけど。火気厳禁って書いてある山頂で、鍋焼きうどん作っていたおじさんがいた。銅像の裏みたいなところでこっそりやっていて、罪の意識はあるんだなと思った。でもあったかい手作りのものを食べたい気持ちはわかる。
今年のクリスマスはM1の思い出。うちらの学生時代の一幕(本当に一瞬だけ)を作ってくれたフースーヤが決勝に上がることをこっそり願っていたがその願いは叶わず。でも、あの仕組みは最高に良い仕組みだなと思った。決勝も文句なしのおもしろさだったし、結果も最高に嬉しかった。毎年面白さを感じていたけれども、なんか今年のM1はちょっと親近感のような感情も持ち合わせていた。きっと「令和ロマンは、わたしだけ密かに押している」と全国民が思っていると思うんだけど、それが彼らの人柄で魅力だよなと思う。ちなみに個人的にコロナが終わったなと思ったのは、くるまさんのコロナボケに対してケムリさんの「まだそれやってんの??」って言った時。あれでみんなで笑えているのが、過去として昇華したサインだったように感じる。

いろんな本。いろんな漫画。いろんな映画。いろんな音楽。いろんな雑誌。いろんなドラマ。
いろんなものに囲まれていた一年だったなと思います。
生きている環境自体はちょっと大変だったけど、総じてプラス。
振り返ると大事な人周りに増えた一年だったなと思う。大人数の人付き合いが苦手なので、なかなか群れに入っていくことが苦手。人と話すのは大好きなのに疎かにしてしまうだらしなさも持ち合わせているので、そうそうこんなに一年で大事な人が増えることはない。だからとってもいい一年だったなと思う。そして恵まれているなとも思う。

どう生きるかって難しくて、なかなか定まらないし、きっとこの先も定まらないんだろうと思うけれども、流れに乗って生きていこうかなと思っている。それも難しいけど。
人生めんどくせ〜〜〜、と思うと同時に、人生たのし〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と思う、そんな生活を送っていました。
きっと来年も半分くらいはナイーブでブルースなんだろうなと思います。
なのでそれを受け入れつつ、たまにあるサイコー!!のために生きていければと思います。

この1-2年くらい、過去に勝手に足を引っ張られていてなかなかがっつり前進しきれなかった気がするけれども、もうちょっと正直に来年は生きていければと思います。

良いお年を!

前です。


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