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Brexit前ロンドン(+エディンバラ)で見つけた好きだったデザイン&戸惑ったデザイン

2018/09/04-10でロンドン&エディンバラに行ってきました。

滞在中に見つけた好きだったデザインと戸惑ったデザインをご紹介します。
(※デザインは広義でUIだけでなく体験や行動まで含まれてます。)

好きだったデザイン
1. 電源プラグの案内板
2. 横断歩道の警告文
3. お手洗い前のサイン

戸惑ったデザイン
1. スマートなトイレのフラッシュボタン
2. オシャレすぎる横断歩道

まとめ


好きだったデザイン

1. 電源プラグの案内板

LNER (London North Eastern Railway) で見つけた電源プラグの近くにあった案内板です。

Power up!
Plug in and grab some juice for your mobile, tablet or laptop.
No toasters or hairdryers please!

grab some juiceって表現が好きです。トースターやヘアドライヤーはやめでね、って言うのも茶目っ気があって思わずクスッとなりました。

ロンドンからエディンバラに向かっていたんですけど、なにせ4時間近く電車に乗りっ放し。その中で見つけたので和みました。

他の乗客も長距離移動がメインなのでこういうウィットの利いたもので顧客体験を少しだけでもよく出来るんだなと勉強になりました。


2. 横断歩道の警告文

ロンドンの街中でよく見た横断歩道です。

ちょっと影がww

←LOOK LEFT
LOOK RIGHT →
と道路に書かれていて自然とそちらの方向を確認してしまいました。

なかなか分かってはいても信号が変わったら歩き出してしまいがちですが、歩き出した時に下を見て思い出せる、という設計。


3. お手洗い前のサイン

エディンバラ城で見つけたサインです。

男性サインと女性サインがそれぞれトイレの方向を指差していて一目見てどちらか分かります。

上海Pudong空港も似たようなサインを使っていましたが、矢印や色を使っていたのでここまでシンプルに分かりやすいのは初めて見た気がします。思わず感嘆です。


戸惑ったデザイン

1. スマートなトイレのフラッシュボタン

KensingtonにあるDesign Museum内にありました。


一見出っ張りもなくてスマートで洗練されてて格好良いんですけど、あの、流すボタンは何処に、?

結局銀のパネルのどちらかを押すと流れました。反対側を押しても何も無かったので流すボタンだけの役割のようなのですが、なぜ二つに区切れているのか。。二つに区切れてるなら何処かしらに表記は書けなかったのか。。。

Product designの展示を見た後だったので戸惑いも一入でしたね。


2. オシャレすぎる横断歩道

Tate Modernの近くにあったオシャレな横断歩道です。

信号があるのと人が渡っていたので横断歩道だと分かりましたが、オシャレすぎる!

アート性では完璧なのかもしれないですがビックリしました。そもそもロンドンでは白黒の馴染みのあるzebra walkが一般的ではなさそう?両端の白い点々があれば良いのか、?

well-establishedなデザインから外れるとユーザーはこういう風に思うんだなと勉強になりました。


まとめ

基本的にはどこ行っても何を見ても一捻りオシャレなロンドン(+エディンバラ)。ただオシャレが行き過ぎると日常的にはちょっと困惑を生んでしまうかも?というのを体感しました。

読んでくださりありがとうございます。サポートいただいたお金はデザインの勉強に使いたいと思います。