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観客が溢れる、インカレを目指して。

この度noteを始めます
高橋凌史です


東大ボート部の元漕手です
引退して2年が経ちます



デザインやグラフィックがちょっと得意です
話すのはちょっと苦手



新歓でポスター作ったり
対校戦Tシャツをデザインしたり


創作の力でボートを盛り上げています
ほんのちょっとだけ



いや、ひょっとすると違うかも
盛り上げている気になっているだけかも

ボクひとりが何か作ったところで


今日も昨日と同じように

戸田には朝日と共に活動する人がいて
街を歩く大勢はそんな世界を知らずいる


なにひとつ変わらないかもしれない

だけど、ボクが作ったものが
またまたそんな誰かに届いて

あっ、カッコいい

って感じてもらえる


そんなきっかけを作れたらいいな


突然の連絡 〜作戦会議の裏で〜

「インカレに向けてなにか作りたいなあと思っているんですが、制作に協力いただけませんか?」

始まりは、TwitterのDMでした。

山田龍偉さんとは、東大の新歓で「受験ありがとう」ポスターを作ったときに連絡をいただいたことがきっかけで知り合いました。

「喜んで!是非とも協力したいです」

二つ返事で了承。インカレを盛り上げるProjectがスタートしました。

山田「作る様子を公開したら、多くの人に知ってもらえると思うんですが。
  作戦会議はオープンな場でやりましょう!」

高橋「了解しました〜」

こんな軽いノリでいいんだっけ?って思いつつ、作戦会議の幕開けです!
6/17夜、Twitterのスペースで話しました。


実は、1回目の作戦会議の前、裏でのやりとりは本当にこれだけ笑
何を議題で話すか、Projectをやろう思った経緯について、特に会話は無し!


「インカレを盛り上げたい」

ボート部だからこそ、制作の力でボートを伝える経験がある2人だからこそ
この言葉で、大体の方向性が見えるのが面白いところです笑

とは言え、手ぶらで出席するのは流石に気が引けたので、
一応アイデアっぽいのを用意しまして、いざ!


(作戦会議の会話はアーカイブが残っています。自分自身の話し方が死ぬほど嫌いなので、正直聞かなくていいです。大体の内容はこの後書きます)



観戦に来る人は、レースを見に来ている訳ではない!?

高橋「スポーツ観戦に来る人は、何を目的に来ていると思いますか?」

作戦会議で、こんな質問を投げてみました。

今回ボクたちは、『インカレを盛り上げたい』と思っています。
『盛り上げる』を少し具体化すると『選手』と『観客』が浮かんできます


インカレを盛り上げる = 

01. 出場する選手が、より熱いレースをできる        
02. 見に来た観客が、より楽しく観戦できる


ボート競技はまだまだマイナーな部分があって、
2番目の「観客」を意識すると、


「もっと、戸田に人が来て欲しいよな〜」ってことになります。
(もちろん、レース自体を見やすく楽しくする工夫も必要でしょうけど。)


そこで、冒頭の「人がスポーツ観戦に行く目的は?」の話。


・その競技が、馴染みのあるスポーツだから。

(自分がやったことがあるスポーツで、競技の良さや面白さを理解している。野球、サッカーだと分かりやすいけど、必ずしも経験者が観戦に行くって訳じゃない。相撲は、観戦している人のほとんどが経験者な訳がないって思うな)


・同じ所属の選手が出場しているから。

(同じ大学の人が選手として出場する。自分と同じ市内の人が、オリンピック選手になったら、競技を知らなくても応援したいって気持ちになりそう。)


・知っている人、ファンが出場しているから。

(例えば、同じクラスの仲が良かった人が選手として出場していたら、競技のことを知らなくても見に行く理由になりそう。試合中もある特定チーム、個人選手を応援するために観戦ってするんじゃないか)


・その大会に関わりがあるから。

(ちょっと特殊かもしれないけど、チームのユニフォームを制作した人、会場を作った人とか。海の森を作った人の中にも、会場の建設に携わったことをきっかけにボートを知り、全日本を応援してくれた人がいそう。)


簡単にまとめると、

競技やチーム、選手個人と
見に来てくれる観客との接点を作ること

これが観客を増やすために大切な視点だと考えました。


単に、「ボートってかっこいいですよ〜」の告知は、応援してくれる人を増やす効果としては弱い、って考えです。


山田「確かに、全日本選手戦の決勝でも途中で帰っちゃう人が多かったんですよね〜。〇〇さんのレースが見たい!〇〇のチームのレースが見れればいい!って人が多くて、全部のレースを見てないんです。」


うん。まさにその通りです。


観客は、競技としてのレースの面白さを求める以上に、
個人的な誰かを応援したい気持ちがあって会場に足を運ぶのです!



2つのモザイクアートで、人を巻き込む

高橋「こんなアイデア考えて来たんですけど、紹介しますね!」
作戦会議の途中で、頭の片隅で考えていたアイデアを共有しました。


01. 戸田公園駅のペットボトルキャップアートでインカレ告知をする。

02.インカレ会場にフォトモザイクアートを作成する。



一つ目のキャップアートについて。

戸田公園駅では、ペットボトルのキャップを回収するために、エコキャップアートなるものをやっています。


こんな感じのやつです↓

画像1

引用:戸田市に住むと楽しいな!


「これのインカレver.を作ったらどうですか?」というアイデアです。


一番の狙いは、
『キャップアートに協力しすることで、インカレのと小さな接点を作る。』ってことです


ペットボトルのキャップを提供することが、インカレの告知アートの制作に貢献したことになる。

これだけで、インカレにちょっとだけ関わったっていう気持ちになりませんかね?


他にも、

・駅で宣伝することで、多くの人にインカレの存在を知ってもらえる。
・レース会場のの最寄り駅だから、気軽に行きやすい人たちに情報が届く。


普通の掲示用のポスターを作るよりも、こっちの方がちゃんと見てくれる広告になると思っています。

完成までのワクワク感や、でかでかとした掲示になって目立つからです。



因みに、SNSの宣伝としては、キャップアートが完成するまでをタイムラプスにして告知しようと思っています!




もう一つのアイデアは『フォトモザイク』
たくさんの写真を使って大きなアートを作るやつです。


考えているのは、

1.会場の入り口で、集めた写真を来場者に配る。
2.観客席にアートボード(写真を貼る場所)を設置する。
3. 写真を貼っていくとインカレを応援アートが完成!

という感じです。

写真が各大学から集めて、
写真の裏には、選手の名前と意気込みなんかが書いてある。


会場に来た人たちは、写真を見ることで、
少なくとも一人は出場する選手を知ることができます


応援したい選手を会場で作ることで、
見たいと思うレースができる仕掛けです。


フォトモザイクのボード自体が、

普段の練習風景や艇庫生活の様子を知ってもらう役割をするので、レース以外の大学ボートの姿を知ってもらえるきっかけが作れるんじゃないかなぁ

と期待しています。


以上がボクが思いついたインカレを盛り上げる企画です。

他にも、各大学にどんな選手がいて、その選手はどんな気持ちでインカレに臨んでいるのかを一つの場所で分かるようにしたい!などのSNS上の企画も作戦会議で話しました!



こんな企画、実現できるの?

モザイクアートでどんな完成図にするかの検討はこれからです...


駅のキャップアートは、運用しているところ(戸田公園駅?戸田市?どこかの団体?)に問い合わせて許可が取れるのか?ってところから。


フォトモザイクの方は、ボート協会や公園管理事務所の許可はもちろん、写真を集めるために各大学への連絡も必要だし、


そもそもフォトモザイクってどうやって作るんだ?
ってところもよく分からないです。


写真を現像するための費用もどうやって工面しようか。


色々な障壁があるように思います。



でも、


きっと、インカレをこれまで以上に盛り上げるため、

ボート競技を一人でも多くの人に知ってもらうために、


やる価値が十分ある企画だと思っています!


今後も進行を更新していくのでお楽しみに!!
インカレまで、あと81日。

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