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【播磨町】10月2週目のまちアド(10/6,7,8,9)

こんにちは。兵庫県で一番小さいまち播磨町のまちづくりアドバイザーの佐伯亮太です。10月2週目は緊急事態宣言も終わり、様々な会合が再開されました。民生児童委員協議会に参加したり、南部コミセンの自治会長会で福祉と防災の連携事業や社協の生活支援コーディネーターと企画している講座についてお話したりしました。あとは役場内部での打ち合わせが3つほど。


民生児童委員協議会に参加

 民生児童委員(正式には、民生委員・児童委員)ってご存知ですか?なんとなく聞いたことあるなーと思われる方が多いと思います。播磨町のホームページに詳細な内容があります。こちらから。ざっくりいうと、地域の見守りをされている方です。実は、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の公務員でもあり、播磨町に限らず全国各地にいらっしゃいます。
 今回は、播磨町で進めている防災と福祉の連携促進事業の現状について報告と、今後の流れ、播磨町での災害想定についてお話し、意見交換することを目的に参加してきました。

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 驚いたのは、民生児童委員協議会の会長が、「では始めましょうかー」と声をかけると、全員が動いて一気に会場準備が整ったこと。普段から、事務局だけで準備するのではなく、参加者全員で準備片付けをされているようです。約50名が参加されており、行政からの説明をみなさん熱心に聞かれていました。民生児童委員の皆さんには、2021年7月に要配慮者を対象にした悉皆調査をお願いしており、その報告も兼ねた会でした。
 世間一般には、なかなかなり手がいないと言われている民生児童委員ですが、イメージチェンジのために全国規模でこんな取り組みもされています。地域づくりにおいて、実は民生児童委員ってかなり大切な役割だと思っています。世間的には「福祉」的なイメージが付きがちですが、ホントは福祉に限らず、地域づくりの中心的な役割だと思っています。

南部コミセン自治会長会に参加

 こちらも防災と福祉の連携促進事業関連。民生児童委員の皆さんにお話した後は、自治会長や自主防災組織の代表の皆さんにも同じ話をしてまわっています。今回はその1回目。播磨町の南部コミセン地区の自治会長のみなさんに向けて、現在の取組状況等をお話し、意見交換しました。

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避難行動要支援者名簿って自治会に入ってない人も載ってるよね?その場合って自治会でどう対応したらいいの?」や「そもそも名簿に載ってないけど不安な人ってどうしたらいい?」など、かなり具体的な話題の意見交換になりました。この場には社協の生活支援コーディネーターにも参加してもらっており、日常の見守りの大切さについて話をしてもらっています。

防災と福祉の連携促進事業

 ちなみに、播磨町では2018年から県のモデル事業として、避難行動要支援者の避難をどうすすめるかについて自治会等と思考しています。その中で、そもそも避難行動要支援者だけではなく、地域の防災をどう考えるか、避難行動要支援者には福祉専門職がどう意識付けできるかがポイントでは?等の論点整理が進められています。職員の中では、積み木の図と言っていますが、複数のステークホルダーが協働しながらすすめるこの事業において、それぞれが何をやるかを整理していっています。詳細はこちらから御覧ください。

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今週の振り返り

 なかなかに福祉と防災一色な一週間でした。これまで役場の中だけで議論していたこと(言うなれば絵に描いた餅)を実行していく段階です。実行の段階でいろんな方からいろんな意見を頂いて、事業が強化されていきます。これがプロセスがなかなかに楽しいです。

 余談ですが、保育園に通う3歳の息子の運動会を初めて見に行きました。感染症対策もあり、20分程度でクラスごとに入れ替える会でした。なかなか人が集まりにくい時期に、保護者も入れての運動会の開催は、保育園の先生方がすごく大変だっただろうなと思います。運動会の様子を見ていると先生方のチームワークが息ピッタリでそちらに目が言ってしまいました。肝心の息子はというと、家とは違う表情でキリッとかけっこしてました。

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